ちなみのちなみになりますが、子どもに大人気のポケモン映画で、「波動の勇者ルカリオ」ってのがあったのですが、もしやと思って調べたところ、そこで出てきた「オルドラン城」のモチーフは外観がこの「ノイシュヴァンシュタイン城」であり、内部の庭園は「リンダーホフ城」だそうです。
こんなことが分かっただけでも、ちょっとうれしい・・・。
では、どうして狂王がワーグナーなのかというと・・・
ワーグナーのオペラ作品の中に実は、白鳥の伝説のもととなった「ローエングリン」という作品があるのです。
狂王は自分が育った「白鳥台」のお城(本日の写真)にちなむ、「白鳥騎士ローエングリン」に憧れ、恋をしてしまい、15歳のときにワーグナーの作品である、この「ローエングリン」のオペラを初めて見て以来、きっとワーグナーにも恋をしてしまったのでしょう。
狂王は、王に即位すると、すぐさまワーグナーを宮廷に呼び寄せました。
一方ワーグナーといえば、僕は父F・コッポラの「地獄の黙示録」での、あのクレイジーな中佐のヘリコプター部隊を思い出します。
あのときのスピーカーから流された曲がワーグナーの「ニーベルングのゆびわ」の「ワルキューレの騎行」でしたよね。
ワルキューレは世界中の戦場から、地上の最強の兵士や勇士を、天界に連れてくる9人の女神たちです。
映画でのシーンと、ヘリコプターという空中を飛ぶ殺人機と、曲の馬の蹄の音と、中佐の狂気が、何かしら妙にマッチしていてとっても印象的でしたよね。
あれ以上に、音楽が効果的に使われた映画シーンを僕は知りません。
さて、ライプツィヒ生まれのワーグナー自身、その才能は素晴らしいと思いますが、人格的にはどうやらかなりすさんでおり、大変な自信家で、自分より優れているのはベートーヴェンだけだと公言したり、やれ嘘つきだの、ジコチューだの、金銭的にルーズだの、あまり褒め言葉は目にしません。
しかし、まあ一流の芸術家ですからね、そこらへんは大目に見ないと。
僕たち庶民のせせこましい決め事である倫理観や常識の枠内にはまりきらないからこそ、交響曲が生まれるのですから。
それにしても、どうもワーグナーに心酔するのは、ヒトラーといい、ニーチェといい、狂王といい、狂に縁があるというか・・・。
こんなことが分かっただけでも、ちょっとうれしい・・・。
では、どうして狂王がワーグナーなのかというと・・・
ワーグナーのオペラ作品の中に実は、白鳥の伝説のもととなった「ローエングリン」という作品があるのです。
狂王は自分が育った「白鳥台」のお城(本日の写真)にちなむ、「白鳥騎士ローエングリン」に憧れ、恋をしてしまい、15歳のときにワーグナーの作品である、この「ローエングリン」のオペラを初めて見て以来、きっとワーグナーにも恋をしてしまったのでしょう。
狂王は、王に即位すると、すぐさまワーグナーを宮廷に呼び寄せました。
一方ワーグナーといえば、僕は父F・コッポラの「地獄の黙示録」での、あのクレイジーな中佐のヘリコプター部隊を思い出します。
あのときのスピーカーから流された曲がワーグナーの「ニーベルングのゆびわ」の「ワルキューレの騎行」でしたよね。
ワルキューレは世界中の戦場から、地上の最強の兵士や勇士を、天界に連れてくる9人の女神たちです。
映画でのシーンと、ヘリコプターという空中を飛ぶ殺人機と、曲の馬の蹄の音と、中佐の狂気が、何かしら妙にマッチしていてとっても印象的でしたよね。
あれ以上に、音楽が効果的に使われた映画シーンを僕は知りません。
さて、ライプツィヒ生まれのワーグナー自身、その才能は素晴らしいと思いますが、人格的にはどうやらかなりすさんでおり、大変な自信家で、自分より優れているのはベートーヴェンだけだと公言したり、やれ嘘つきだの、ジコチューだの、金銭的にルーズだの、あまり褒め言葉は目にしません。
しかし、まあ一流の芸術家ですからね、そこらへんは大目に見ないと。
僕たち庶民のせせこましい決め事である倫理観や常識の枠内にはまりきらないからこそ、交響曲が生まれるのですから。
それにしても、どうもワーグナーに心酔するのは、ヒトラーといい、ニーチェといい、狂王といい、狂に縁があるというか・・・。