医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美心倒悪 20

2008年12月11日 07時59分51秒 | Weblog
 うらみ骨髄の3宗教、最近ではそこにヒンドゥーも合い交えてしまい、これからどういう決着が待ち受けるのでしょうか?

 メシアが訪れない限り、世界に平和はもたらされないのでしょうか?

 果たしてオバマさんの出現は、地球の歴史にどんな意味を残すのでしょうか?

 オバマさんの真価が問われるのは、経済はもちろんなのですが、しかしむしろこっち、つまり世界の紛争だとか貧富の差にもたらす、一国主義から「チェンジ」したアメリカの果たす役割じゃないでしょうか?

 と僕はひそかに期待しているのですが、みなさまはどうですか?

 殺し合い、奪い合うような宗教は美しいのだろうか?

 彼の美しき演説を聴く限り、彼の魂にはまだ今のところは、美しく高邁な心と力が宿っていると信じたいし期待します。

 オバマさんが選ばれたということは、想像を絶するような果てしなく重い歯車が、今、アメリカでようやくガッシ~ンと、ひとつ動きはじめたということです。

 その歴史的瞬間に僕たちは立ち会いました。

 やはりアメリカは巨悪をも内包するけれども、懐は深く、自由や進取の気勢、開拓精神には感服すべきところがあります。

 日本では悲しいかな、改革という号令ばかりはかかっても、今回のアメリカほどまでに革新されることはありません。

 道路特定財源の一般財源化ひとつにしたって・・・呆れてものもいえぬ。

 では日本人の僕たちに何ができるのでしょうか?

 まず一人ひとりが考えてみることから始めてみませんか?

 差別という大きな壁を壊し、これから歯車が連動して動き、世界が幸せや平和に向かって動き出せば、なんて素晴らしいことでしょうか?

 とにかく水の濃い薄いをもう少しなめらかにすべく、貧困問題は世界を挙げて取り組まねばなりません。

 生まれた子どもに貧困の責任はありませんし、子どもの美しき笑顔は世界の共通の財産です。

 その美しき魂に期待したい、新たな世界的指導者が、白人至上主義者だとか、武器戦争屋、銃製造業者やマフィアによって暗殺されないことを心から祈ります。

 アメリカは国を挙げて、命がけで彼を守ってください。

 オバマ大統領よ、まずはエルサレムに飛んでください。

-終わり-

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