【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:蓮舫さん、自分とこのボスでしょ。なんで、そこまでして虐めるんだよ。
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:蓮舫さん、自分とこのボスでしょ。なんで、そこまでして虐めるんだよ。
『なぜ同じ党の仲間であり、幹部経験者でもあるのに、こんな投稿をツイッターでされるのですか? やめませんか』(泉健太・立憲民主党代表)
そうだ、そういうことはやめろよ、蓮舫。
あ、呼び捨てしちゃった。ヤベェヤベェ。
でもさ、今回の蓮舫さんのやり方について、あたしも嫌な感じがした。
<picture></picture>
蓮舫参院議員(C)日刊ゲンダイ
なんのことかというとですね。泉さんは10日、両院議員懇談会で、仲間から(蓮舫さんもその中心人物)突き上げをくらった。そして、
「立憲民主党は政権を目指していく政党なので150議席は必達目標だ。それができなければ辞任するのは自分なりの覚悟だ」と発言した。
今の立憲がそんなに議席取れる? とか意地悪な人もたくさんいたけど、野党を応援しているあたしは、
「そのやる気は大事」
と思った。
しかし、そのことがニュースでさんざん報じられると、泉さんはツイッターで、できなかったら辞任ということではない、と気弱なことをいいだした。それに対し蓮舫さんが、「こういう弁明はどうなの?」とネチネチ追い討ちをかけたんだ。
自分とこのボスでしょ。なんで、そこまでして虐めるんだよ。
あんたらが追い詰めなきゃならんのは、自民党。それが満足にできてないのに、なんで仲間を打つんだよ。
思い返せば2016年の民進党の代表選、蓮舫氏と争ったのは、前原誠司氏と玉木雄一郎氏だった。
その最中、涙ぐんだ玉木さんに向かって、蓮舫さんが、
「玉木くん、男が泣くな」
とのたまった。
これはあたしの感想だが、それから蓮舫さんと一緒に代表選に出て、「君」づけでカツをいれられた玉木くんと前原くんが、とても小粒に見えるようになった。
こういうの、さげまん効果っていうんじゃね? そう密かに、実は思ってる。
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載・「室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」」】 2023年05月19日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます