【卓上四季】:難しいごみ捨て
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:難しいごみ捨て
英国人女性旅行家イザベラ・バードは、明治期の新潟のまちの清潔さに感銘を受けた。「よく掃き清められた街路を泥靴で歩くのは気がひける」と感じ、自身の地元エジンバラ市当局も見習うべきだと「日本奥地紀行」に記した
▼ごみを道端に捨てていた欧州に比べ、日本はごみ処理やリサイクルの先進地だった。江戸時代には、幕府が町人に家の前の街路の掃除を命じた。ごみを堆肥にして再利用する指導も行い、農村には捨てるべきごみがなかった(伊藤好一「江戸の夢の島」)▼残り:359文字 全文:577文字
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元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】 2022年04月18日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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