【日曜報道 THE PRIME】:櫻井よしこ氏と橋下徹氏が言い合いに「橋下さんは戦後体制の申し子」「櫻井さんは威勢良すぎ。日本国家滅ぼす」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日曜報道 THE PRIME】:櫻井よしこ氏と橋下徹氏が言い合いに「橋下さんは戦後体制の申し子」「櫻井さんは威勢良すぎ。日本国家滅ぼす」
前大阪市長の橋下徹氏とジャーナリストの櫻井よしこ氏が19日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。中国によるスパイ気球が日本に飛来してきた場合に、撃墜可能かの議論で、言い合いになった。
■【写真】米国で撃墜され、落下する中国の偵察用とみられる気球
気球撃墜に対して、武器使用が可能かということについて、櫻井氏は「本来は法改正してからやるべきだが、間に合わないからこのような解釈の変更をしたと思う」と主張。それに対して、橋下氏は「ちょっと待て!今は有事か」と応戦。「必要であれば撃墜すべきだが、法解釈でやるのは違う。日本はアメリカとは違う。平時においてはルール化するというのが日本の法体系。警察でも自衛隊でもそう。ただ有事のときにまで細かいルールに従わなければいけないというのはおかしい。でも今の平時のときには法改正ですべき」と話した。<button class="sc-kxWrTZ dfffwL" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-kxWrTZ dfffwL" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button>
櫻井よしこ氏(左、2013年撮影)と橋下徹氏(2015年撮影)((C)デイリースポーツ)
櫻井氏は、「(現在は)有事という体制で政策をやらなきゃいけない」「間に合うかどうかの瀬戸際。国民の生命を守るために、国土を守るためにどういうメッセージを中国に送るかが大事。絶対に日本に手を出してはいけませんよ」と現在が有事という立場から法解釈で撃墜可能という立場を取った。
対して橋下氏は「時間をかけてでもルール化するのが法治国家なんですよ。運用でやってしまうことを認めたら、そのほかのことも全部運用でやれてしまうことになる」とあくまでも法改正後の武器使用という持論を展開した。
これに対して、櫻井氏は「橋下さんがおっしゃるのはね、彼は戦後体制の申し子なんです。戦後、GHQがつくった憲法の中にどっぷり染まっている」と述べた。橋下氏が「櫻井さんは戦前生まれなんですか?」とヒートアップすると、櫻井氏は「日本が通常の国家になることを拒否している」「あなたの言い分はね、そういうふうなメッセージになっているの」と応じた。
橋下氏は、「戦後生まれだからっていうのはそこは決めつけです。そこは違う。法治国家としてはこうあるべきだと言っている。櫻井さんはイケイケどんどんで威勢が良すぎます。日本国家を滅ぼしてしまう」とコメント。櫻井氏は「緊急事態だと私は思った方がいい」と話した。
元稿:デイリースポーツ新聞社 主要ニュース 社会 【話題・フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」】 2023年02月19日 08:56:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。