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シャーロック・ホームズの愉しみ

2011年09月22日 | ミステリ
ホームズについてもう一つ、今月の平凡社新書の新刊です。
「シャーロック・ホームズの愉しみ」植村昌夫著

翻訳blog
内容については著者ご本人のブログで詳しいことがわかります。

ホームズの正典については各社から様々な訳者で出ていますが、
植村昌夫氏は「やはり延原謙氏のもの(新潮文庫)がベストだと言わざるを得ない(遺憾ながら)」
と書いておられます。

延原謙ファンとしては嬉しいのですが、最後の(遺憾ながら)にちょっとひっかります。
長年誤訳されてきた語句を正しい意味に直したうえで訳し直したい、
ということなのでしょうか。
ぜひ期待したいところです。
もし実現したら詳注版をうたった「ちくま文庫版」を凌駕するようなものになるんでしょうか。
ちくま文庫版は解説はともかく、翻訳文体がちょっと…でしたので。

六つのナポレオンについての拙ブログ
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