コーヒー屋さんのマスター日記

自家焙煎コーヒー専門店での出来事やマスターの趣味・生活日記

あらァ~、晴れてしまった

2008-08-12 14:16:00 | 日記
今日は、ブログ用画像・掲示物処理を
手伝わせて頂いているクライアントさんが
来店するとの事なので、
その前に、受注豆と在庫薄の豆の焙煎を
開店と同時に始める。

焙煎を始めた時は曇り空だったため、
外からの光量が少なめで焙煎しやすかったのだが、
今の時間は、すっかり晴天になり、明る過ぎ
煎り上がり途中の豆の色が分かり辛い。
あと一種類を焙煎して、残りは日没後にまわす事に・・

何故、明るいと焙煎しにくいのか?
明るさが日光の加減でマチマチなので、
テストスプーン内の豆の色が同じに見えない。
日没後の焙煎では、光は電球光のみなので、
いつも同じ光量で色合いが分かりやすい。
このような理由で、日中、特に晴天時は焙煎が難しくなる。
(私はですがね・・)

うちの店では、できるだけ日没後に焙煎をしている。
急ぎの場合は仕方がないのだが、
この時は、日没後の場合に比べ、
神経を2倍は使って、色合いに注意しながら焙煎をする。
夏場は、煎り上がった豆の冷却に時間が掛かるので、
その間に余熱で火が入る分も計算する。

安定した焙煎豆を煎り上げるのには、
意外と神経を使う。
豆自体の水分の含有量なども、
麻袋が替わると同銘柄でも違っていたり・・
だから、焙煎は面白いのですがね。
完全には機械化できず、
焙煎者の経験や知識・理論が必要ですので・・