La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

ソーシス・ド・トゥールーズ ≪saucisse de Toulouse≫

2008-08-31 05:41:16 | 料理
今朝買ったソーシス・ド・トゥールーズを早速グリエしてみました。
このところシャルキュトリー系が続いてますが…。

歯ごたえもよく、スパイスも効いていて、おいしかったです。
レンズマメのハーブ煮と、にんじんとオニオン・ブランシュのグラッセを付け合せにしました。

ソーシス・ド・トゥールーズは、「ナツメグを加えた詰め物を、豚腸に詰めたもの」で、これを使った、トゥールーズ風の『カスレ』(白インゲン豆と鴨やヒツジ、ソーセージなどの肉類を煮込んだ料理)は、トゥールーズの郷土料理として有名ですね。




夫に「今日、マルシェでソーシソン・ド・トゥールーズを買ったよ。」と言ったら、「えっ、ソーシス・ド・トゥールーズのこと?」と言われ、「どこが違うの?」と聞くと、「ソーシスはだいたい加熱してないもので、ソーシソンは燻製させたり乾燥させてあるものだよ。」とのこと。辞書で調べてもそうなってました。
ソーシス・ド・トゥールーズは生ソーセージだからソーシス。

ごちゃごちゃになっていた私…。前回の記事に間違えて書いてました。直しておきました。すみませんでした。

今度お店で、他のソーシスも良く見ておきます。



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マルシェのシャルキュトリー

2008-08-30 20:32:47 | フランス食材
今日は土曜日なので、マルシェには人がいっぱい…。
目当てのシャルキュトリー≪Charcutrie≫へ直行しました。シャルキュトリーとは、豚肉加工品を扱う店のことです。私の行ったこのお店は、肉屋惣菜も売ってます。
すごい行列です。でも今日はどうしてもここで買いたかったので、並ぶことにしました。待っている間に、ショーケースの中を観察…。見れば見るほど種類がありすぎて、訳がわからなくなってきます。





フランスにはハムやソーセージなどの加工品だけでも、恐ろしく種類があります。夫はよく『全種類食べようと思ったら一生かかる』、と言っています。

豚肉も様々な部位が並んでいます。
子豚が丸ごと他のお肉の間に置かれています。見えるかな。



パテやらリエットもいろいろあります。大きな太いソーシソンは、薄く輪切りにしてもらって買います。



肉類だけでなくお惣菜も豊富です。






列に並んでいる間、母親と一緒に待っている女の子が泣き出し、お店のマダムが、小さなソーセージを焼いたものを楊枝に刺して、女の子にあげていました。女の子は嬉しそうにソーセージをほおばってにこにこ…。周りで待っている人たちもつられて笑っていました。


今日は豚のほほ肉と、ソーシス・ド・トゥールーズ≪Saucisse de Toulouse≫、というトゥールーズ発祥の生ソーセージを買いました。





このソーシス、かなり大きいです。



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ブーダン・ブラン ≪boudin blanc≫

2008-08-30 11:39:24 | 料理


昨日の夕食は、ブーダン・ブランでした。ジャガイモのピュレと一緒に…。

先日紹介したブーダン・ノワールという黒いブーダンとは反対の白いブーダン。こちらは、鶏や子牛、豚などの白い肉、または魚と、クリーム、卵、小麦粉や生パン粉などを入れ、ソーセージ状の腸詰めにしたものです。同じブーダンと名が付いても、ブーダン・ノワールとは中身がまったく違うので、味もまったく異なります。
癖がなく、まろやかで食べやすいので、ブーダン・ノワールは苦手でも、ブーダン・ブランは食べられるという人も結構います。

こちらも、りんごやジャガイモなどと、あわせることが多いです。

ノエル(クリスマス)にも、よく出されます。



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エデンのフランス家庭料理講座5 -豚肉のディアブル風

2008-08-29 22:56:51 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine


Les cours de cuisine francaise5 ≪Porc au diable≫

フランス家庭料理講座、今回は豚肉のディアブル風です。この料理は日本でも、悪魔風、小悪魔風などと呼ばれ、ソースにマスタードをたっぷり使っていることが特徴です。粒マスタードは、たくさん使っても、辛味はさほど強くないので、誰にでも食べられます。

材料 (2人分)

豚肉  (肩ロース、ひれなど)  2枚 
小麦粉  適宜
卵黄   一個分
粒マスタード  大さじ1
パン粉   大さじ1
にんにく  1かけ
粉チーズ  小さじ1 
香草    適宜
塩、こしょう  少々
油       大さじ2


作り方

① 豚肉に塩、こしょうし、小麦粉を両面に付けておきます。



② フライパンに油大さじ1を熱し、①を両面焼き色をつけて焼き、耐熱容器に取っておきます。



③ フライパンに油大さじ1を熱し、にんにくの摩り下ろし、パン粉を色づくまで炒め、取り出して香草みじん切り、粉チーズとあわせておきます。



④ マスタードと卵黄を混ぜたものを②の表面に塗り、③をふりかけ、200℃位のオーブンで、5~10分焼きます。



取り出したらすぐに、お皿に盛り付けましょう。




鶏肉や切り身の魚でもおいしくできます。いろいろ作ってみてくださいね。

Bon appetit!


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今日のキッシュ

2008-08-29 05:04:12 | 料理
今日のキッシュは、クリームの代わりに、フロマージュブランを入れています。





爽やかな味わいに…。


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ラディッシュで浅漬け

2008-08-29 00:00:46 | 料理


マミー(義祖母)からもらったこのラディッシュ。
先日、彼女の家に遊びに行った際、「庭のハーブが欲しいんだけど。」と言ったら、ついでにこのラディッシュを掘り起こし、「これも持って行きなさい。」と渡されたもの。
いまいち使い道が思いつかないな…。
前にもらった時は、スープに入れてみたけれど、今回は『ビニール袋に塩と一緒に入れて、しばらく置いてから食べるとおいしい』とのことだったので、そうすることに…。それって単に浅漬けのこと?フランス人も浅漬けするのね…、と思いつつ言われたとおりにやってみました。

  

おいしいけれど、これだけだとつまらない感じがするので、さっと洗って水気を絞り、白ワインビネガーと砂糖と香草でマリネしてみました。
独特の辛味が中和されていい感じに仕上がりました。



おつまみにも良さそう。



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タルト・オ・フレーズ ≪tarte aux fraises≫

2008-08-28 23:00:38 | お菓子


夫からのお土産のタルト・オ・フレーズ。職場のです。イチゴがびっしりで、かなり大きい…。フランスではどこのブーランジュリーやパティスリーでも売られています。ケーキというと、こういうタルト系が主流です。ちなみに小型のタルトはタルトレットといいます。



さっぱりした甘さで、いくらでも食べられます。



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ブーダン・ノワール ≪boudin noir≫

2008-08-28 12:42:59 | フランス食材


昨日の夕食は、ブーダン・ノワール。

『豚の血のソーセージ』、…と聞くとちょっと引いてしまいそうですが、フランスではとても一般的な食材です。

豚の血、酢、スライスして炒め、溶かした玉ねぎ、豚の脂肪、白ワイン、香辛料、クリームなどが腸詰めされています。

その名の通り『ノワール(黒)』です。柔らかくてナイフで切るとぽろぽろ崩れていきます。舌の中でとろける感じ…。

りんごやジャガイモなどと、あわせることが多いです。

昨日は、グリエして、豆類と一緒に食べましたが、とても合いました。



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エデンのフランス菓子講座5 -カトル・カール

2008-08-28 02:33:15 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie


Les cours de patisserie d'Eden5  ≪quatre-quarts≫


今回はカトルカールを作ります。『1/4が4つ』と言う意味のフランスの伝統菓子で、バター、砂糖、卵、小麦粉を同量ずつ入れて作ります。

平たくどっしりした仕上がりです。本来ベーキングパウダーは入れませんが、少し入れるとふんわり目の仕上がりになります。

大量に作るときは、卵の大きさによって、分量に、かなり違いが出てしまうので、卵は量って入れましょう。

材料

バター  200g
砂糖   200g
卵    4個、または200g
小麦粉  200g


作り方

① バターを室温に戻し、小麦粉はふるっておきます。形にバターを塗り、小麦粉を振って、はたいておきます。オーブンは170℃に温めておきます。



② バターに砂糖を白っぽくなるまですり混ぜます。



③ 卵を1個ずつ(少量ずつ)加えながら、混ぜていきます。



④ 小麦粉を加えて混ぜます。混ぜすぎないこと。



⑤ 型に入れ、オーブンで30分前後焼きます。



⑥ 型から出して冷まして、出来上がりです。



次の日も味が馴染んでおいしいです。朝食にもどうぞ。



Bon appetit



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今日のマルシェ

2008-08-27 19:51:38 | フランス食材


今朝はマルシェの中のいつもの八百屋へ行きました。
必要に迫られているものはないけれど、何かめぼしいものはあるかな…。
いつもの店員さんが「今日はコンコンブルがお買い得よ。」と言うので、見ると、スーパーのよりきれいで大きいきゅうりが、いつもよりかなり安いので、買うことに…。それから「これもおすすめよ。」と言うので『オニオン・ブランシュ』という茎付きの白玉ねぎも一束購入。これ、炒め物に入れると香りが出ておいしいのです。茎も入れます。

帰りがけに、日本の大根が売られているのを発見。(写真中央)たまに大型のスーパーなどでも見かけます。フランス人は普段どうやって食べているのでしょう。






買ってきたきゅうり、50センチ近くあります。


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