La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

南仏日記18  海にお別れ

2008-10-21 21:20:40 | 南仏日記
滞在最終日。
いい天気です。



すっかり馴染んでしまって、帰りたくない思いの中、レジデンスを離れ、車を走らせながら海にお別れ。またそう遠くない日にね、と言いながら…。








またも12時間の長い旅。夜中に帰り着き、ぐったりして、そのまますぐ就寝…。
翌日お昼に、マルシェで買った南仏の惣菜を食べながら、自分達の今の現実と今までの日々がうまく繋がらないような感じがしていました。



一足遅れの私達の夏のヴァカンスでした。



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南仏日記17 マルシェで買い物

2008-10-20 00:34:21 | 南仏日記
前の週にも行ったマルシェに行きました。

前回も買った惣菜屋のマダムとおしゃべりし、食べたことのない南仏のお惣菜を購入。





左のこのパニスが気になって購入。ソッカと同じひよこ豆の粉で出来ています。



ナスの重ね焼きプロヴァンス風も買いました。

またまたいろいろ試食させてもらって、マダムに質問攻め…。

もうここを去るのでお別れを言うと、『またいつでも会いに来てね。私はいつでもここにいるから。』って行ってくれたけれど、そう簡単にこられる距離ではありません(笑)。

別のお店でお土産用の乾燥ソーセージを買うことにしました。



鴨入り、猪入り、周りに粒胡椒がたくさんついたもの、イチジク入りのものを買いました。ここでもお店のムッシューといろいろおしゃべりして試食もたくさんさせてくれました。購入後袋に茸入りソーセージを一本投げ込んでこれおまけね。と言って笑っていたムッシュー、どうもありがとう…。

その後夫がマルシェの近くで、鶏を焼いているお店を発見。



丸ごとは多いので、二切れ購入…。

パン屋でバゲットを買い、いろいろ他のお菓子やパンもチェック。





やはりこの地方独特のものが多いです。




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南仏日記16 グラースの香水工場

2008-10-19 19:06:12 | 南仏日記
グラース≪Grasse≫の香水工場を見学しに行きました。
ここは別名『香水の街』といわれている所で、あちこちに香水工場、香水の店、香水博物館などがあり、世界的に活躍する調香師の多くがこのまちの出身で、フランス産香水の3分の2がこのまちで作られているそう。











香水がこんな機械で、こんな風に作られているなんて知りませんでした。
香水調合師になるには、まず7年も勉強しなければならないとか。


一本の香水を作るのに膨大な量の花が必要なのだそう。



これは調香用の机。


見学の後は、いろいろな香りを試し、オー・ド・トワレをいくつか購入。
こんなにも様々な香りがあること自体に驚きます。



香りは質が高く、よく香水の香りで気持ちが悪くなったことのある私ですが、少しも嫌になりません。それどころかいつまでも気持ちのよい香りでした。



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南仏日記15 サン・ポール・ド・ヴァンス

2008-10-19 01:58:32 | 南仏日記
サン・ポール・ド・ヴァンスへ行きました。
旧市街をゆっくり散歩しました。

細い入り組んだ道は少々歩きづらいのですが、小さなかわいらしい店、ギャラリーなどが並んでいて目を楽しませてくれます。














山あいの眺めも素敵です。



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南仏日記14 海を見ながら

2008-10-18 10:20:29 | 南仏日記
食事の後は義母の泊まっているお部屋のベランダで少し休憩。



その後は泳ぐ海で義母と夫を眺めつつ、息子と海岸でお昼寝。
泳ぐには寒いんじゃ…と思うのだけれど、泳いでいる人は結構います。






ちなみに夫は毎朝海で泳いでいて、部屋の窓からもその様子が見えるので、滞在中私はいつも部屋から見ていました。



呼べば聞こえる距離…。



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南仏日記13 ホテルのブランチ・ビュッフェ

2008-10-17 19:13:55 | 南仏日記
義母が泊まっていたホテルのブランチに行きました。
プールの脇の席が予約されてました。







済んだブルーの空間。


お料理もデセールも、たくさん並んでいます。





前菜だけでも、お皿一杯…。



南仏らしいものが多く、どれも美味しかったです。



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南仏日記12 カンヌ、パティスリー

2008-10-17 02:19:39 | 南仏日記
以前行ったパティスリーに再び寄ってみると、内装が秋色に模様替えされていました。









マカロンを選んでいると、前回対応してくれた店員さんが私たちのことを覚えていてくれて、「お好きなマカロンおひとつずつどうぞ。」と言ってくれたので、お言葉に甘えてひとつずつ選んでほおばりながら、持ち帰り用のマカロンとガトーを購入。
今回は甘いマカロンいくつかに、フォアグラやタプナード、アンショワイヤードなどの塩味のマカロンも買ってみました。



これが塩味のマカロン。
私たちとしては、『やっぱり普通に甘いマカロンのほうがいいね。』との感想(笑)。でもイベントとかで使ったら盛り上がりそう。


ガトーは、エクレールとミルフォイユ。





定番のお菓子ですが、エクレールは柑橘系のフレーバー、ミルフォイユはキャラメル味です。



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南仏日記11 カンヌ、お惣菜屋さん

2008-10-16 20:23:42 | 南仏日記
カンヌの通りをぶらぶら散歩お惣菜やさんを見て周りました。
南仏ならではのものも多くて、見入ってしまいます。














ソッカが食べてみたくて探したのですが、見つかりません。
ニース名物だからかな…と思ったらブーランジュリーの看板にソッカの文字を発見。



これが買ってきたソッカ。
ヒヨコ豆の粉でつくったガレットです。



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南仏日記10 カンヌ、砂浜のレストラン

2008-10-16 01:34:30 | 南仏日記
カンヌで週末だけやってきた義母と合流し、海岸にあるレストランへ食事に行きました。義母はもう何十年もコートダジュールに通い詰めていて、カンヌにも詳しく、ここは彼女のお気に入りだそう。





こんな風に砂浜に面しています。







目の前のビーチを眺めながら…。



デザートはタルト・タタン。お目当てのトロペジェンヌは売り切れでした。

穏やかで明るい午後のひと時でした。



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南仏日記9 ヴァンスへ

2008-10-12 18:39:31 | 南仏日記
ずっと持ち続けていた夢、ヴァンスのマチスの教会へ行くこと。
マチスが病気療養の時、世話をしてくれた修道女のジャック・マリーへの感謝の気持ちとして、このヴァンスのロザリオ礼拝堂の装飾をしました。





もう15年以上も前に、初めてこの礼拝堂の写真を見たときから、いつか見に行きたいと思っていました。数年前にパリに語学の勉強をしにきた頃、学校の後や休みの日に毎日図書館に通っていました。マチスの画集を机の端に積み上げて、勉強が終わると画集をめくりながら一息つくのが楽しみでした。特にこの礼拝堂の写真から発せられる色と光が、悩みも孤独も忘れさせてくれるのでした。

そんなに見たければもっと早く、いつでも行けただろうと思われるでしょうが、なぜかどうしても『今行くべきではない』、という感覚に遮られながら、簡単に行ってはいけない聖域のように感じながらそのままになっていたのです。

今回南仏に行くことになって、何とヴァンスに夫と子供とくることになるとは、昔の自分には想像もできなかったことです。

教会の中に入ったときの感動は、うまく表現することができませんが、光にあふれていて、懐かしくすらあり、時間を忘れました。中の写真は撮ることが禁止されているのでありません。でもなんだか直接見て感じたフィルターを通して何か残したいなと思っていると、夫がメモ帳とボールペンを取り出し、スケッチしたら?と言って渡してきました。それでそのまま礼拝堂でスケッチをしました。

修道女の方が人々に教会とマチスの作品の説明をしていて、その後個人的にいくつか質問をしにいったのですが、彼女は息子を見て『なんて名前なの?』と尋ね、『アダムです。』と答えると嬉しそうに『大地の王様の名前ね。』と言って息子の頭を何度も撫でてくれました。帰り際にも出入り口のところで見送ってくれました。

もっと昔に、一人で来ていたらこんな風にはならなかったのだろうな、と心から感じました。



教会の脇からの眺めです。



教会で買った写真と解説の載ったパンフレットと、ポストカードと、スケッチ。



その後ヴァンスの街を歩いて、小さなカテドラルへ行きました。



ここにはシャガールの壁画があることで有名です。



この聖堂の中でキリスト磔刑の立像の展示エクスポジションをやっていました。
とても印象的なものでした。
キリストの苦しみ、死刑の宣告を受けたイエス、十字架にかけられるイエス、キリストの降架図などの場面の立像の展示です。

受付のマダムの詳しい説明のおかげで、ますます興味深かったです。

その後は、静かなヴァンスの街を、しばらく歩いてから帰りました。



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