La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

フラムクーシュ / タルト・フランベ

2021-11-22 17:10:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回はフラムクーシュ(Flammekueche)またはタルト・フランベ(Tarte flambée)と呼ばれる、アルザス風ピザ(タルト)を紹介します。


いろいろなレシピがあり、ピザ生地の様なイースト発酵させた生地を使うタイプのもの、BPや重曹を入れるものなどもありますが、今回作ったのは、発酵無しの卵も入らないシンプルな生地です。


フラムクーシュ
4人分位 (半量 2人分位)

【生地材料】
小麦粉 250g   (半量  125g)
塩 小さじ1    (半量  小さじ1/2)
植物油 25cc   (半量  12.5cc)
水 150cc  (半量  75cc)

※小麦粉はフランスのT55使用。(日本の中力粉に近いタイプですが、薄力粉か薄力粉+強力粉などでもいいです。

【具の材料】
クレーム・フレッシュ(サワークリーム)
150g    (半量 75g)
フロマージュ・ブラン(水切りヨーグルトでも可) 100g    (半量 50g)
塩 小さじ1/2    (半量 小さじ1/4)
ナツメグ 適宜   (半量 適宜)
胡椒 適宜   (半量 適宜)
玉ねぎ2〜3個    (半量1〜1.5個)
植物油(玉ねぎ炒め用)  
大さじ1位 (半量大さじ1/2)
ベーコン 200g   (半量 100g)

※ナツメグ、胡椒はお好みで。
お好みで、みじん切りにんにくと玉ねぎを合わせて炒めてもいいです。

1〜2人分の材料は、()内の分量を参考にしてください。

【作り方】
①ボールにふるった小麦粉、塩、植物油、水を入れ混ぜます。


②木べらなどでざっくり混ぜてから手でこねるとやりやすいです。手の腹で手前から押す感じでこねます。


③よく混ざったらまとめてラップに包み1時間以上寝かせます。


④玉ねぎを薄切りし、ベーコンを小さめの短冊形に切ります。


⑤玉ねぎを油で炒めます。しっとりして透明感が出るくらいまででOK。好みでもう少し炒めても可。


⑥ベーコンを炒めてザルなどで油を切ります。


⑦クレーム・フレッシュとフロマージュブランを合わせ、塩、ナツメグを加えて混ぜます。(ナツメグは後で具の上から軽く振っても可)


 寝かせた生地を、軽く小麦粉(打ち粉)をふった天板サイズのクッキングシート(ベーキングマットがあれば尚可)の上で、のし棒などで広げていきます。


⑨2-3mm位に伸ばし、はみ出たところを切り取ります。



⑩⑦を表面にぬり、炒めた玉ねぎ、ベーコンを乗せ、好みで胡椒を振りかけます。



 200〜210度位のオーブンで、15〜20分位焼きます。
(大きさやオーブンなどにより違いがあります)


ワインにもビールにも合います。
おつまみにもメインにもなりますし、小さめに作って、焼く前の状態で冷凍しておくと、時間のない時に焼くだけで一人分の食事にも♪


食事用ベーキング
★キッシュ

★チーズスフレ

ケーク・サレ

生地も発酵がないのですぐできて、材料も少ないので、気軽に出来ます。
是非作ってみてください☆


動画でわかりやすく。

それではまた☆



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いつもありがとうございます。

ぶどう酢の作り方 -Vinaigre de raisin

2021-11-17 17:05:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、自家製の果実酢、ぶどうのお酢を作ります。

以前、娘が小学校で習って来たぶどうジュースの作り方を紹介したのですが、その続きになります。


★ぶどうジュースの作り方

ぶどうジュースを娘が学校で作った日に、ボトルに入れて一部を持ち帰って来て、先生からこれをヴィネグル(酢)にする様に言われたとの事で…。

皮も種も入ったままの、濾す前の状態でした。



【材料】
葡萄 適宜

オプション
水+砂糖 適宜
(水大さじ4〜5杯に対し、砂糖小さじ1-2杯を溶かす)

【作り方】
①ぶどうをボールなどに入れ手で押しつぶす様にして絞る。

②熱湯で消毒した瓶などにそのまま注ぐ。


③実の部分が空気に触れない様、水または砂糖を少し溶かした水を適宜注ぐ。


④ガーゼやコットンなどの布で蓋をする。(輪ゴムなどで簡単に留められます)




⑤日光の当たらない影になる様な場所で保管します。目安は1.5〜2ヶ月位。温度などにより変わります。

⑥酢ができていたらザルなどに入れて濾します。ガーゼやサラシなどで搾っても可。




⑦瓶などに入れて蓋をして保存します。


果実の味が濃い、とても美味しいお酢が出来ます。

娘は先生から、瓶にそのまま(付属の)蓋をして、5〜6時間おきくらいに開けて空気を入れ替える…と教わったのですが、確かにそれだと2〜3週間くらいで出来るのですが、仕事に行ったり、寝ている時間を考えると無理なので、こちらのやり方をしています。

娘のクラスメイトが、蓋を長く閉めっぱなしにしてしまい、開けたら中身が全部飛び出し、天井まで飛んで大変な事になった様です…😨💦


美味しい酢が出来たので、ドレッシングを作って、とりあえずレタスにかけて試食してみました。




シンプルなフレンチドレッシングで。
子供達が味見したいとお皿を持っていき、凄い勢いで食べて、今まで食べたドレッシングでこれが1番好きと言っていました…。





自家製ビネガーで、ドレッシングを手作り…
★ドレッシングの作り方

まさか宿題(?)で、酢を作ることになるとは…という感じですが、なんだ、こんなに簡単なのか…と逆にびっくりしました。

よろしければ是非やってみてください。😉


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ざる ストレーナー


動画でわかりやすく☆

それではまた。



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ポム・ドーフィーヌ -Pommes Dauphines

2021-11-11 19:25:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、ポム・ドーフィーヌpommes dauphinesというじゃがいも料理を紹介します。

これは、シュー生地とじゃがいものピューレを合わせた料理で、肉料理などの付け合わせの定番です。

揚げたり、オーブン等で焼いたりして食べますが、本来の作り方は揚げて作ります。


ポム・ドーフィーヌ

⚫︎じゃがいものピューレ用
【材料】
じゃがいも 500g
バター 30g
牛乳 50〜75(ml)cc 
塩(じゃがいもを茹でる用)
塩 小さじ1/4〜1/2
胡椒 適宜
ナツメグ(あればお好みで)適宜

⚫︎シュー生地用
【材料】
無塩バター 90g
水(または牛乳) 200cc(ml)
卵 180g(目安は卵3〜4個位)
小麦粉 120g
塩 2g (自然塩で小さじ1/2位)

⚫︎その他
【材料】
手につける小麦粉 適宜(半カップ程度)
揚げ油 適宜

【作り方】
じゃがいものピューレを作ります。


シュー生地を作ります。


③ ①②を混ぜ合わせます。




④ 手に小麦粉をつけて③をボール状に丸めていきます。粉に直接ボールを入れてまぶしても可。
形はお好みで俵形にしたり、二つのスプーンで掬って形を整えて油に落とすなど、やりやすいようにやってみてください。


⑤ 植物油を180度位に熱し揚げていきます。色がはやく入りすぎたら、火力を少し弱めます。


⑥ クルクルひっくり返しながら揚げ、全面に色が付いたら取り出します。


⑦ 軽く塩を振ったり、ケチャップやマヨネーズ、ディップなどを添えて熱いうちにたべます。


★じゃがいものピューレ、作り方

★シュー生地、作り方

♡ポム・ドーフィーヌにつけると美味しいソース類♡↓

★自家製マヨネーズ作り方

★タルタルソース

★フロマージュ・ブランのディップソース

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出来上がりは本当にピューレとシューの中間という感じになります。


ピューレやシュー生地が余った時でもいいですし、是非気軽に作ってみてください♪


動画でわかりやすく☆
それではまた。


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いつもありがとうございます。

シュー生地 & シューケット

2021-11-04 19:35:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。


今回は、シュー生地 -pâte à choux の作り方の紹介とその生地でシューケット -chouquettes を作ります。

シュー生地は、ほとんど甘くなく、材料少なく気軽に作れて、お菓子にも料理にも使える生地なので、覚えておくと便利です。

シューケットはフランスの定番おやつ。大人も子供も大好きです。中に何も入れず、パールシュガー(あられ糖)をふりかけて焼いてあります。
パールシュガーはワッフルなどにかかっている粒の大きい砂糖です。


シュー生地 pâte à choux 

【材料】
無塩バター 90g
水(または牛乳) 200cc(ml)
※もしくは水+粉乳poudre de lait 20g
卵 180g(目安は卵3〜5個位)
小麦粉 120g
塩 2g (自然塩で小さじ1/2位)
砂糖 3~4g (小さじ1位)

※粉乳を使う場合は小麦粉と一緒に入れてください。

【作り方】
①卵を溶いて計っておきます。

②鍋にバター、水(または牛乳)、塩、砂糖を入れ沸騰してくるまで熱し、さっと混ぜます。(中火程度)




③鍋を火からおろし、小麦粉を一度に加え、混ぜます。


④よく混ざったら再び火にかけ、熱しながら混ぜます。
(鍋肌からスッと剥がれる感じになるまで)


⑤また火からおろし、混ぜながら少しずつ卵を加えていきます。しっかり混ざれば生地は完成。



続いてこの生地でシューケットを作ります。

シューケット
【材料】
シュー生地の材料 
卵黄 適宜
パールシュガー(あられ糖) 適宜

【作り方】
①絞り袋に口金(直径1〜1.5cm位のもの)をつけ、生地を入れます。


②天板に油を塗るかクッキングシートなどを敷き、口金部分をクルッと回すようにして絞っていきます。
(シュークリーム用などより小さく、直径3cm程度目安)




③指に水をつけ、飛び出たところをならしたりして形を整えます。


④表面に卵黄を塗ります。


⑤パールシュガーsucre perlé/sucre en grain を振り掛けます。


200度くらいに熱したオーブンで
30分位焼きます。最初15分位200度、その後175〜180度
くらいに下げて15分位焼くといいです。(オーブンや、分量により違いがあるので途中でよくみながら調節してください。)


出来上がり♪



⚫︎パールシュガー、ワッフルシュガー、あられ糖


⚫︎絞り袋 使い捨て
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⚫︎丸口金
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★絞り袋を使って、ラングドシャ

絞り袋が無ければポリ袋で代用出来ます。口金も無し。
微妙な形は取りづらいけど出来ますので、道具がなくてもやってみてください。


そこにマチの無いタイプを使ってね。
詳しくは動画でも説明しているのでよろしければどうぞ。(4:20秒辺りから)※下の方に動画貼ってあります。


シュー生地(パータシュー)は16世紀にカトリーヌ
・ド・メディシスに仕えていたポペリーニという
イタリア人の料理人により偶然発明されました。

その後少しずつ変化をしながら、時を経て、
アントナン・カレーム(1784-1833)という
フランス人パティシエにより現在のような
シュー生地が完成されました。

難しそうなイメージもありますが、気軽に
作れるので、是非作ってみてくださいね。


動画でわかりやすく☆


いつもありがとうございます。