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●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」

2015年04月18日 00時00分51秒 | Weblog


東京新聞の記事【「菅氏と重なる」キャラウェイ氏とは 強権統治 沖縄反発招く】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041202000118.html)。

 「米軍政下の沖縄で最高責任者として強権的に振る舞ったと言われるキャラウェイ高等弁務官を引き合いに、菅氏の姿勢を批判・・・・・・人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じだった」。
 アベ様と最低の菅官房長官のコンビ。「法治国家」「民主国家」が聞いて呆れる、アベ様らによる「人治国家」。好き放題やっている。

   ●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
                              ・・・・・・なんという言い草!!

   『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
                         「ロコツな“沖縄イジメ”」

   『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
                         辺野古破壊を直ぐに停止すべき

   『●「いま」壊憲を議論できる、
          「主権在民」どころか「主権アベ様」な呆れた国

   『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・
          辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです

   『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
                 許されないというのが安倍政権の立場」

 「菅氏は翁長氏との会談後、キャラウェイ氏と同一視されたことを記者会見で問われると「私自身は上から目線でないと思う。十六年前に沖縄県知事と名護市長が同意して、知事から埋め立て承認も得た。日本は極めて民主国家だ」と反論」・・・・・・ニッポンは「民主国家」だそうです!? この「民」には沖縄県民は入っていないらしい。アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・・・・「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」。アベ「帝王」による沖縄イジメ、差別性の極み

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041202000118.html】。

「菅氏と重なる」キャラウェイ氏とは 強権統治 沖縄反発招く
2015年4月12日 朝刊

     ((左)米高等弁務官を務めたキャラウェイ氏(右)菅官房長官)

 翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事は菅義偉(すがよしひで)官房長官との初会談で、米軍政下の沖縄で最高責任者として強権的に振る舞ったと言われるキャラウェイ高等弁務官を引き合いに、菅氏の姿勢を批判した。キャラウェイ氏とはどんな人物だったのか。当時を知る沖縄の識者らに聞いた。(後藤孝好


 「キャラウェイ氏は本土ではほとんど知られていないでしょ。菅氏もピンと来なかったんじゃないかな」と言うのは、政治思想史に詳しい琉球大の比屋根照夫名誉教授(75)だ。

 キャラウェイ氏は米陸軍出身。一九六一年二月から六四年七月までの間、陸軍中将として司法、立法、行政の全権を掌握する高等弁務官を務めた。比屋根氏は「立法院の審議や企業の人事、教職員会の活動などに次々と介入した。人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じだった」と指摘する。

 キャラウェイ氏の強圧的な統治姿勢については、池田勇人首相(当時)がライシャワー駐日米大使(同)との会談で批判していたことが、公開された外交文書で明らかになっている。

 キャラウェイ氏が強権的な統治を明確に打ち出したのは、六三年三月の米軍将校クラブでの「自治神話論」演説だ。「琉球における自治は神話である」と断言して、住民の権利拡大を認めない姿勢を鮮明にした。

 地元紙の琉球新報は翌日、発言を一面に掲載して追及した。強権発動できるため帝王とされた高等弁務官への批判は、それまで抑えられており、異例の記事だったといえる。当時、琉球新報記者だった比屋根氏は「高等弁務官は銀行融資を止めるなどして、新聞社をつぶすこともできた。社内には緊張感が走ったが、見過ごせない発言だった」と振り返る。

 自治神話論を契機に、沖縄では米軍政への反発が強まり、住民自治や権利獲得の運動が一気に盛り上がった。キャラウェイ氏はその後、更迭に追い込まれ、知事に当たる主席の直接公選などが実現したほか、本土復帰運動も加速した。

 沖縄では権利を自らの手で一つ一つ積み上げて、住民自治を勝ち取ってきたからこそ、民主主義で尊重されるべき民意への期待は大きい

 琉球大の波平恒男教授(60)は「政府は沖縄の民意を無視して強権的な姿勢を取り続けている。翁長氏はキャラウェイ氏の自治神話論を持ち出して、沖縄では戦後七十年たっても、自治が認められていないと訴えた」と指摘する。

 菅氏は翁長氏との会談後、キャラウェイ氏と同一視されたことを記者会見で問われると「私自身は上から目線でないと思う。十六年前に沖縄県知事と名護市長が同意して、知事から埋め立て承認も得た。日本は極めて民主国家だ」と反論した。
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●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」

2015年04月17日 00時00分03秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015040302000122.html)。
東京新聞の記事【沖縄知事「上から目線の『粛々』 怒り増幅」 初会談、平行線に】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015040602000123.html)。

 「▼菅官房長官が明日から沖縄を訪問して、知事とも会うという。この国の民主主義を虚(うつ)ろにせぬために、まず沖縄の声を謙虚に聞いてほしい」。
 残念ながら、「右耳から左耳」でした。沖縄から逃げるように去る、最低の菅官房長官。

   『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・辺野古破壊「続行を」、
                                「強硬論次々」だそうです


 上から目線で、「粛々」と、「力のある者が、自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板だ」。アベ様らは「空虚な看板」をたくさんお持ちだ。

     原子力明るい未来のエネルギー
     「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。
     「国民には丁寧に説明をしていく
     「最高の責任者は私だ。・・・・・・私たちは選挙で国民の審判を受ける

・・・・・・虚しい、空しい。

 「翁長氏は、菅氏が繰り返す「粛々」という発言に対し、米統治下にあった一九六〇年代の沖縄の最高責任者を引き合いに「キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる」と指摘。「琉球における自治は神話」と公言して住民の反発を招いた人物で、翁長氏は「粛々という言葉には問答無用という姿勢が感じられる。上から目線の粛々という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて怒りは増幅される。絶対に建設することができないという確信を持っている」と訴えた」・・・・・・そうです。
 さらに、asahi.comの記事【攻めた翁長氏「政治の堕落ではないか」 菅長官と応酬】(http://www.asahi.com/articles/ASH455DVZH45UTFK003.html?iref=comtop_6_02)によると、「翁長氏は口を極めて反論・・・・・・辺野古移設を「唯一の解決策」とする菅氏に徹底的に反論・・・・・・「普天間も含めて基地は全て強制接収された。普天間は危険だから、危険除去のために沖縄が(辺野古で)負担しろと。こういう話がされること自体が、日本の政治の堕落ではないか」。70年前の沖縄戦で奪われた土地を返してもらうために、なぜ沖縄が基地を提供するのか、と問いかけた」・・・・・・そうです。
 「地域住民ごときが文句を言うのは許されないというのが安倍政権の立場」。翁長さんには何とか辺野古破壊を止める妙手を考え出してもらいたい。「政治の堕落」のなか、以下の記事は、少し救われる気にさせてくれる記事。・・・・・・【沖縄知事と官房長官の会談、元知事2人はどうみたか?】(http://www.asahi.com/articles/ASH446F2GH44TPOB00C.html?iref=comtop_list_pol_n01)の記事によると、「■大田昌秀氏「政府と地方自治体は対等」・・・・・・「どこに基地を置くかは国が決める」という姿勢は、明治政府が琉球王国を解体した琉球処分」の時と何も変わっていない・・・・・・最近、長野や愛知の市村議会が辺野古移設を進める政府に対し「地方自治を侵害しかねない」とする請願や陳情を採択した。れしかった」。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015040302000122.html

【コラム】
筆洗
2015年4月3日

 力のある者が、自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板だ。だから本当の民主主義の国は、異論を尊重し、権力の乱用から国民を守るよう多様な手だてを講じている▼わが国の「行政不服審査制度」もその一つだ。政府や自治体によって権利が侵された場合、国民が行政を相手に裁判をするのは、時間もカネもかかり、泣き寝入りになりかねない。そうならぬよう無料で素早く国民を救済するためにつくられた制度である▼行政不服審査制度は昨年、半世紀ぶりに刷新されたが、その眼目は「公正性と使いやすさの向上、国民の救済手段充実・拡大」だという。まことに結構なことだが、どうもこの制度は政府にとってすこぶる使いやすい道具らしい▼沖縄県知事は普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、サンゴ礁が傷つけられている恐れがあるから、作業を中断するよう指示を出した。これに対抗して政府が使ったのが、行政不服審査制度。防衛省沖縄防衛局の不服申し立てを受けて農相が作業の継続を認めたのだ▼権力の乱用で国民が泣き寝入りを強いられぬようにするための救済制度を、政府が自らの意を押し通すために使う。それは制度の精神にかなうものなのか▼菅官房長官が明日から沖縄を訪問して、知事とも会うという。この国の民主主義を虚(うつ)ろにせぬために、まず沖縄の声を謙虚に聞いてほしい
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015040602000123.html

沖縄知事「上から目線の『粛々』 怒り増幅」 初会談、平行線に
2015年4月6日 朝刊

     (会談に臨む沖縄県の翁長雄志知事(左)と菅官房長官
       =5日午前、那覇市内のホテルで)

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設をめぐり、菅義偉(すがよしひで)官房長官と翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事は五日、那覇市のホテルで会談した。二人の会談は翁長氏の就任後初。菅氏が基地建設を推進する政府方針を伝えたのに対し、翁長氏は県民の反対で建設は不可能として計画の断念を求め、平行線に終わった。対話の継続では一致した。 

 菅氏は会談で「日米同盟と抑止力の維持や、普天間飛行場の危険性除去を考えたとき、辺野古移設は唯一の解決策だ」と強調。「移設の断念は普天間の固定化につながる。法令に基づき粛々と進める」と工事を継続する考えを示した。

 翁長氏は、新基地賛成の仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事を破って初当選した昨年十一月の知事選に関し「辺野古基地に反対という沖縄県民の圧倒的な考えが示された」と反論した。

 翁長氏は、菅氏が繰り返す「粛々」という発言に対し、米統治下にあった一九六〇年代の沖縄の最高責任者を引き合いに「キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる」と指摘。「琉球における自治は神話」と公言して住民の反発を招いた人物で、翁長氏は「粛々という言葉には問答無用という姿勢が感じられる。上から目線の粛々という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて怒りは増幅される。絶対に建設することができないという確信を持っている」と訴えた。

 普天間飛行場の危険性除去をめぐっても「戦争が終わって、強制接収されて普天間飛行場も含めて基地に変わった。普天間は世界一危険だから、除去のために沖縄で負担しろということ自体、政治の堕落」と主張した。

 会談は約一時間行われ、翁長氏は安倍晋三首相との面談を要請。菅氏は検討する考えを示した。終了後、菅氏は記者団に「話し合いを進めていく第一歩になった」と評価。翁長氏は「(新基地反対の)姿勢を貫いていきたい」と述べた。
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