[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
// (2023年11月27日[月])
衝撃の告白から数週間、その結果は…?
『●馳浩知事(当時のカネ色の五つの輪・招致推進本部長)…アベ様から
《「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」》と…』
『●アベ様「官房機密費もあるから」…馳浩石川県知事殿、どの辺に「誤解を
生じかねない」「事実誤認がある」のでしょうね? 撤回でお終い?』
『●税金で立派な賄賂…【こちら特報部/得意満面の「手柄話」のはずが…
馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ】』
『●1冊20万円「想い出アルバム」…ヤミ金現ナマ金庫から、アベ様の指示の
下、すがっちがポンッと官房機密費を出した模様、当然、領収書は無し…』
『●《ヤミ金》で賄賂、税金で《事実上の買収工作》《袖の下》…一体どこが
「フェアプレー」? すがっちを証人喚問すべし、アベ様も功労章返上を!』
カネ色の五つの輪…一体どこが「フェアプレー」? すがっちを証人喚問すべし、アベ様も功労章の返上を!
岸本拓也・宮畑譲両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「想い出アルバム作戦」馳浩氏を五輪招致に猛進させた3人の「元首相」 ブログに書いちゃった工作の実態】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/292098?rct=tokuhou)によると、《東京五輪の招致活動で、官房機密費(内閣官房報償費)を使って国際オリンピック委員会(IOC)委員に高価なアルバムを渡したとした馳浩・石川県知事の発言。内容を裏付けるようなブログも発掘され、ベールに包まれた五輪招致の実態に注目が集まっている。コロナ禍で国論を二分する中で強行された東京五輪の原点に、何があったのか。(岸本拓也、宮畑譲)》
《いい仕事をした》! Good job! 正直者。
日刊ゲンダイのコラム【適菜収「それでもバカとは戦え」/馳浩が暴露した「黒幕の名前」と五輪招致の裏 国会でカネの流れを解明すべきだ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/332465)。《石川県知事の馳浩がいい仕事をした。東京五輪招致に関する黒幕の名前をポロッと漏らしてしまったのだ。馳は講演で、2013年に招致が決まった東京五輪をめぐり、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)の委員約100人に対し、内閣官房報償費(機密費)で贈答品を…》。
文科相の系譜が酷いんですよねぇ。《下村博文、馳浩、松野博一、林芳正、柴山昌彦、萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の指定席》。酷い面子だなぁ。以下の日刊ゲンダイの記事の頃、当時の馳浩文科相は、平気で嘘をつける文科相だった訳です。それに、元〝スポーツマン〟(レスリングはスポーツなのですが、プロレスはねぇ??)なんでしょ? キシダメ首相の口癖「適材適所」に倣えば、当時から「不適材不適所」だったんですね。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/五輪招致での贈答品発言「馳の墓穴」に厳しい処置を】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202311250000089.html)によると、《小沢一郎もX(旧ツイッター)で「悪いことをしても黙っていれば、そのうちみんな忘れてばれない。そういうこと。この知事は元文科大臣であり、それ以前に元高校教諭である。恥ずかしくないのか。子供たちへの悪影響は計り知れない。全てを話すべきではないか」と訴えた。 ★馳は政治的基礎能力が欠けている議員の典型だ。機密費は機密のままでいればそれまでだが、ここまで解説した後にだんまりを決め込んでも、それで済むものではない。機密費は不透明さが付きまとうが、IOCを巻き込んだ国際疑獄の暴露でしかない。馳には自民党も厳しい処置をすべきだ。それがないと、万博や冬季五輪などの国際大会招致には機密費の賄賂が動くと世界中で言われ続ける。うやむやにしてはならない》。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/292098?rct=tokuhou】
こちら特報部
「想い出アルバム作戦」馳浩氏を五輪招致に猛進させた3人の「元首相」 ブログに書いちゃった工作の実態
2023年11月25日 12時00分
東京五輪の招致活動で、官房機密費(内閣官房報償費)を使って国際オリンピック委員会(IOC)委員に高価なアルバムを渡したとした馳浩・石川県知事の発言。内容を裏付けるようなブログも発掘され、ベールに包まれた五輪招致の実態に注目が集まっている。コロナ禍で国論を二分する中で強行された東京五輪の原点に、何があったのか。(岸本拓也、宮畑譲)
◆菅義偉氏「安倍総理も(招致成功を)強く望んでいる」
「五輪全体は汚職まみれだったが、誘致も金まみれだったのか調べないと」
(馳浩知事のブログ「はせ日記」。2013年4月1日の
記事に「想い出アルバム作戦」の記述がある)
立憲民主党の安住淳国対委員長は21日、記者団にこう語り、馳氏を参考人招致する必要性に言及。翌22日の衆院予算委員会では立民の山岡達丸議員が、馳氏の発言が過去のブログ「はせ日記」と符合しているとし、「IOCの倫理規定違反が疑われる行為。官房機密費が使われていたとすれば大変な話だ」と指摘した。
馳氏は2013年3月に自民党の「招致推進本部」本部長に就き、活動内容を日々ブログに書いていた。立民がやり玉に挙げたのが13年4月1日の記述。「15時20分、官邸へ。菅官房長官に、五輪招致本部の活動方針を報告し、ご理解いただく」と記し、「想(おも)い出アルバム作戦」などと方針を列挙した。
馳氏は今月17日に都内の講演で、105人のIOC委員全員の選手時代の写真をまとめたアルバムを土産用に作ったとし、「官房機密費を使った。1冊20万円する」と明かした。その後撤回したが、「アルバム作戦」は講演での発言に沿う。機密費を扱うのは官房長官で、当時その任にあった菅義偉氏に報告することも違和感はない。菅氏から「安倍総理も強く望んでいることだから、政府と党が連携して、しっかりと招致を勝ち取れるように、お願いします!」とハッパを掛けられたとも記されていた。
◆猪瀬直樹元都知事にブログの記載をお尋ねしたが
ブログには「ともだち作戦」という言葉も。馳氏の発言からは判然としないが、猪瀬直樹氏の都知事時代の都庁ホームページ「知事の部屋」には、13年1月に「重要なのは友達作戦と絆作戦」との記述がある。招致委員会評議会で「友達作戦とは、国家として、民間会社の人の取引関係も含めてIOC委員に迫っていって、1票ずつ獲得していく。国家総力戦だ」とげきを飛ばしたという。
(2013年9月、夏季五輪の東京開催が決まり、都民報告会で
くす玉を割る猪瀬直樹東京都知事(当時)ら)
「絆作戦は、それぞれのスポーツ組織を通じてIOC委員に働きかける」とも書かれている。猪瀬氏の事務所にどんな作戦だったのか質問したが、期限までに返答はなかった。
ブログには、アルバムを作ったとみられる事業者とのやりとりもある。馳氏は22日の記者会見で「ブログに書いてあることは事実」と認めた。あらためて真意を聞こうと石川県知事室に問い合わせたが、「五輪招致に関する個別取材は受けていない」と回答。菅氏の事務所にもブログ内容の確認を求めたが、「ご質問の件は承知しておりません。馳氏は発言を撤回されたと聞いております」という答えだった。
◆安倍政権、機密費計86億円超を費消
馳氏はなぜ自民党の推進役を担ったのか。政治ジャーナリストの泉宏氏は「レスラーとしての知名度などを森喜朗氏や安倍晋三氏、菅氏らに買われて馳氏は招致活動にまい進した。ブログの内容を見ても、機密費で懐柔作戦をしたというのは真実味がある」と話す。
「菅氏が官房長官在任中に使った機密費は計86億円超。実現は難しいが、もし馳氏が証人喚問されたら、菅氏も対象となる。疑惑があった『桜を見る会』の支出も再燃する。ポスト岸田を狙う菅氏に打撃で、岸田文雄首相を利するだろう」
◆自民党の「実働部隊」として世界を奔走
馳氏のブログをたどると、精力的に招致活動に関わっていた様子がうかがえる。
(オリンピックのシンボル)
問題の記載があった13年は開催地が決定される年。3月にIOCの評価委員が最終候補の東京、マドリード、イスタンブールの3都市を視察するなど、招致レースはまさにヤマ場にさしかかっていた。ブログによれば馳氏は4月にペルー、5月にロシアのサンクトペテルブルク、8月にモスクワを訪問。9月に東京開催が決まるまで、各地でスポーツ団体の要人と面会するなどの様子をつづっていた。
長野冬季五輪招致に関わった元日本オリンピック委員会(JOC)参事で五輪アナリストの春日良一氏は党の推進本部について、「政治がスポーツに入ってくるのは好ましくないが、東京五輪では国を挙げて招致を行った。それにしても、自民党内の実動部隊が活動をするというのは異例だと言える」と振り返る。
◆「現在の倫理規定ではアルバムはアウト」でも当時は
当時の開催地決定方法は現在と異なり、IOCの委員が複数候補地の中から1人1票を投じて決めていた。春日氏は「『ともだち作戦』には、東京に好意を持つ仲のよい委員を一人でもつくって投票してもらおうという意図があったのだろう」と推測した上で、「元々、スポーツ界で外国と交流する際には、友情を示すという意味合いで、お土産を贈るという慣習・文化もある」と話す。
IOCは倫理規定で五輪関係者への贈り物の授受を禁じている。一方で、当時の招致ルールでは、高額でない慣習的な範囲での贈り物は認められていた。
(2021年8月、東京五輪の閉会式で国立競技場から打ち
上げられた花火=東京都渋谷区の展望施設「渋谷スカイ」から)
「現在の倫理規定では、1冊20万円のアルバムを贈ればアウトだ。ただ、東京五輪の招致活動は、本格的に規範が厳しくなる前のことで、以前の風潮が残っていた」と春日氏。馳氏の発言の内容は、高額な贈答品や接待が横行した時代の名残だったのではないか、との見立てだ。
◆2016年招致に失敗し「なりふり構わず」に
東京五輪招致を巡っては、招致委員会と契約を結んだシンガポールのコンサルタント会社がIOC元委員の息子に多額の金を流したことが取り沙汰された。この件では、フランス司法当局がJOCの竹田恒和元会長から聴取している。
五輪に詳しいフリージャーナリスト・後藤逸郎氏は「16年の五輪招致失敗後、なりふり構わずに招致することとなった日本の政治とIOCと折り合うところはお金だ。馳氏がアルバムを配っていても、さもありなんという感覚はある」と嘆く。
◆「政府主導でいろんなことが行われた可能性」
スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏も馳氏の発言を「政府主導の招致活動で、いろんなことが行われた可能性を示唆している」と注目する。
谷口氏は、16年の五輪招致失敗後、招致活動の主導が東京都や招致委から政府に変わったとみている。当時首相だった安倍氏と森氏がその中心で、馳氏は森氏の誘いで政界入りしたことはよく知られている。「延期を決めたバッハ会長との電話会談の席に2人が出席し、実質的に安倍氏が仕切ったことは象徴的だった。森—安倍ラインで招致を進め、馳氏はその一翼を担ったと言える。官房機密費が使われたのであれば、政府主導の何よりの証拠だ」
高価なアルバムを渡すことももちろん問題だが、谷口氏はあくまで表面的なことに過ぎないと説く。
「アルバムが機密費で作られたのであれば、馳氏の個人プレーであるわけがない。政府が東京五輪の招致で何を行ったのか、馳氏の背景に何があったのかを追及していく必要がある。その意味で、馳氏の発言やブログは大事な手掛かりを提供してくれた」
◆デスクメモ
次の五輪まで1年を切っても、新たな問題が出てくる東京五輪。招致決定後も国立競技場のデザインやエンブレム、コロナ禍の聖火リレー、女性蔑視発言などで混乱が続いた。今も汚職と談合の公判が係争中。どれだけの無理を重ねていたのか。札幌招致に教訓は生かされているのか。(本)
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[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]
(2023年12月15日[金])
キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》? 党全体の組織的問題。さらには、ノルマを超えたおカネを上納せずに、中抜き。さすが、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党の議員たち。パー券を無理やり購入させられた皆さん、お気の毒に。せっせとため込んだ《裏金》は、一体どこに使われていたのでしょうね?
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/自民党を解党し、ゼロからリセットする覚悟が国民には必要だ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333275)によると、《自民党の政治家はやたら天下国家を語りたがる。国家安全保障がどうの、自由で開かれたインド太平洋戦略がこうの。経済成長なくして分配なしだの、グローバル人材の育成だの。はたまたそれらの財源は今を生きる世代全員で分かち合うべきだのうんぬんと。いずれも重要なテーマであることは間…》。
『●どういう神経? ウルトラ差別主義者な財務相・副首相が大量密集
《カネ集めパーティ》の強欲。《夜の街》は御控えになっているのか?』
『●《派閥というより党としての脱税指南があったのではないかと疑いたく
なる。それでいて議員の給料を上げる法律は通す厚顔ぶり》(政界地獄耳)』
『●パー券キックバック疑惑…カルト協会とヅボヅボな「利権」党の政治資金
収支報告書への支出記載無しのキックバック、議員の受領記載無しの裏金』
『●キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書
不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》?』
『●パー券キックバック・裏金疑惑…いつまで《自民党内はまだ人ごとの
よう》でいられるか? 西村経産相「膿を出さなければいけない」って…』
かつてアベ様が存命の際、すがっちに対して抱いた疑問 ――― 「前川喜平さんに向かって「地位に恋々としがみつく」と言った最低の官房長官殿は、いまなぜ、アベ様に向かって「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?」
いま、なぜキシダメ首相らにも同じことを言わないのか? アベ様派閣僚・ズボズボ党要職らを辞めさせれば、罪は消えるのか? 任命したのは何方か?
『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?』
《森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任…首相は「国民の信頼を
揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。
行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」
とした上で…。山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。
そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。
ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、
「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。
自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばない
といけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員
だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた》
『●キシダメ首相は「任命責任」があると言いつつ、決して「責任」をとる
ことはない…「適材適所」と繰り返すが、前川喜平さん「不適材不適所」』
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312120000026.html#goog_rewarded)。《安倍1強といわれた安倍派の栄華の裏は、元首相・安倍晋三のカリスマにすがったタカ派ビジネスだったことがわかる。全貌は計り知れないが安倍門下生の、既にキックバック報道がされている安倍派幹部、座長の元文科相・塩谷立、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、党政調会長・萩生田光一、党国対委員長・高木毅、党参院幹事長・世耕弘成は国会内外で問題を問われても目を泳がせながら捜査中だとか、のらりくらりと不誠実な対応だ》。
多くの「利権」「裏金」議員は不誠実過ぎやしまいか。醜態をさらした《谷川弥一の顔つきからわかるのは、反省などかけらもなく、長崎の知り合い曰くまるで「五島のヤクザ」かと思うほど居直っていること、今もって相当に思い上がっている》(狙撃兵)。ちなみに、この御方、(あ~、またしても文科(副)大臣かよ ➙ 文科相の系譜)《推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区)が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった》(アサヒコム)。
横領、背任、脱税、贈収賄の罪に問えないのならば、せめて不記載罪で「利権」「裏金」党議員には5年の「公民権停止」を。(政界地獄耳》《引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か》…「盛者必衰の理」のアベ様派と地位に恋々としがみつくキシダメ首相。
長周新聞のコラム【盛者必衰の理/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/28472)によると、《どこからどんな風が吹いたのか、にわかに東京地検特捜部が安倍派の裏金問題を突っつき始めて自民党最大派閥が揺れている。「盛者必衰の理(ことわり)」とはこのことなのか、どんなに勢いがあって盛んな者でも必ず衰えるもので、永遠不変の天下などこの世には存在しない。安倍派とて登り詰めたらてっぺんで、そこから落ちぶれていく様は実に哀れなものである》。
【<岸田の標的、安倍派99人>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】
(https://www.youtube.com/watch?v=m3_ksInA94U)
《デモクラシータイムス》
<気になるニュース>
・国会閉会、パー券強制捜査へ 安倍派一掃? 岸田自民共倒れ?
・防衛増税25年見送り、オスプレイもポンコツ武器は安倍の残骸
・万博運営費も1000億上振れ、結局いくら? 負担は誰が
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・どさくさに 保険証廃止発表、ライドシェアも年度中に「アリの一穴」
・どさくさに 国立大学法人法こそっと通過へ
・実質賃金低下19カ月連続、岸田賃上げ減税政策の欺瞞
・江東区長選 自公が都民ファに相乗りで、自民は小池に恩を売る
・トヨタ、週刊ダイヤモンドを名誉棄損で訴えた!?
・もうたくさんだ! パレスチナ休戦に米国また拒否権
(2023年12月13日 生配信)
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312120000026.html#goog_rewarded】
コラム
政界地獄耳
2023年12月12日7時16分
引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か
★安倍1強といわれた安倍派の栄華の裏は、元首相・安倍晋三のカリスマにすがったタカ派ビジネスだったことがわかる。全貌は計り知れないが安倍門下生の、既にキックバック報道がされている安倍派幹部、座長の元文科相・塩谷立、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、党政調会長・萩生田光一、党国対委員長・高木毅、党参院幹事長・世耕弘成は国会内外で問題を問われても目を泳がせながら捜査中だとか、のらりくらりと不誠実な対応だ。
★世耕は9日、記者団に「説明責任をいつかは果たしたい」「私自身は職責を全うしたい」と都合のいい理屈を並べ立てた。10日、塩谷も「当面、座長にとどまり派閥運営を担う意向」とした。西村も11日の参院本会議で「適正に対応を行った上で、どこかのタイミングで説明責任を果たしたい」。誰もが責任、反省を口にするが「国民に迷惑をかけた。辞任したい」とは言わない。萩生田は同日、「人事は総理の専権事項でありますけれども、出処進退については自分で決めたいと思っている」というが、辞めるわけでもない。ポストにしがみついていると言われても仕方がない。
★そこで思い出すのが先に亡くなった前衆院議長・細田博之だ。細田は安倍派を仕切っていた頃にあったとされる、女性記者へのセクハラや旧統一教会との関係についてのらりくらりとかわし続け、議長就任後は幾度も体調を壊して入退院を繰り返したものの、次期衆院選への出馬への強い意向を示していた。思いはかなわなかったが、安倍派議員の往生際の悪さは派閥の伝統か。安倍派についてはかなりの証拠固めが進んでいるため、他派閥の報道が少ないが、自民党は内閣改造で乗り切れるのか。日本維新の会や立憲民主党にも同様のケースがあるのではないかと言われ始めている。今こそ30年前の政治改革関連法案再改正の時ではないか。(K)※敬称略
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【https://www.chosyu-journal.jp/column/28472】
盛者必衰の理
コラム 狙撃兵
2023年12月13日
どこからどんな風が吹いたのか、にわかに東京地検特捜部が安倍派の裏金問題を突っつき始めて自民党最大派閥が揺れている。「盛者必衰の理(ことわり)」とはこのことなのか、どんなに勢いがあって盛んな者でも必ず衰えるもので、永遠不変の天下などこの世には存在しない。安倍派とて登り詰めたらてっぺんで、そこから落ちぶれていく様は実に哀れなものである。
前述の『平家物語』ならぬ、源氏と平家のその後を辿ると、盛者の立場から転落した平家は追っ手をかわしながら日本全国の秘境に逃げ惑い、源氏はそんな平家の落人を見つけ出しては一族郎党を追討し、二度と刃向かってこないように徹底的に弾圧した歴史がある。ここにきて安倍派が権力ポストからいっせいに排除され、かわりにどのような勢力が台頭してくるのか、にわかにメディアを賑わせはじめた裏金パーティー券問題を通じて、いったいどのような力が働いているのかはそのうち見えてくるのだろう。いずれにしても、何かしらの権力バランスの変化が反映していることは疑いない。自民党のなかでは他派閥も含めていわば慣習だったであろう問題にメスが入り、なかでも安倍派だけが生け贄の標的となり、大臣ポストその他の要職からも追われるなど、どうも潮目が変わっているのである。
今回の事件は、派閥として組織ぐるみで裏金作りに勤しんでいたのであれば、清和会所属の国会議員はみんな逮捕して牢屋にぶち込むなり処罰されなければ、立法府の名が廃るような案件である。金額の大小こそあれど、半ば公然と「赤信号、みんなで渡れば怖くない」をしていたことは歴然としているし、なんならノルマをこえるパーティー券の販売分はみんな懐に裏金として入ってくると分かっているのだから、こぞって企業その他に押しつけ、売りまくっていたに違いないのである。自民党政権において最大の影響力を持つ派閥の構成員として、下っ端に至るまでがブイブイ言わせて小遣い稼ぎをしていたことは、誰でも容易に想像がつくことだろう。しかも、テレビの取材に逆切れして見せた谷川弥一の顔つきからわかるのは、反省などかけらもなく、長崎の知り合い曰くまるで「五島のヤクザ」かと思うほど居直っていること、今もって相当に思い上がっていることなのである。それは絶対に捜査機関のメスなど入るものかと確信し、煙にまけると思っている人間の所作であり、歴史的に清和会には甘々と見られてきた東京地検特捜部なる捜査機関がどこまでこの政界汚職に手を突っ込み、実態を暴くのかも見物である。
斯くして、第二次安倍政権以後、とりわけ強まった安倍派の独り勝ち状態が崩れようとしている。誰が名付けたのか、派閥の長だった安倍晋三亡き後に「安倍派五人衆」なんて呼ばれてきた幹部たちもこぞって裏金作りをしていたことが暴露され、政府や自民党本部の役職からも排除され、「安倍派」存亡の危機ともいえる局面であろう。だいたい「五人衆」なんていうけれど、領袖は既に墓の壺の中に入り、抜けた頭が存在しない安倍派残党の「烏合の衆」を指してもいたのだ。図体だけが大きくても実際には首から上を失った死に体派閥に等しいわけで、松野、西村、萩生田、高木、世耕といった面々もみなアウト。数十年前に女性宅に押し入って下着泥棒をした疑惑がある高木に至っては、「パンティー高木」なのか「パーティー高木」なのかはっきりせい! というヤジまでが飛び交う始末である。
内閣支持率ダダ下がりの折りに裏金パーティー券問題が持ち上がり、ここで安倍派が一斉粛正されて何がどうなっていくのか、政権与党の腐敗や汚職にはことのほかおとなしかった商業メディアや検察なる組織が、ここにきて正義の味方みたく腕まくりをしていることへの違和感も抱きつつ、変化を見つめている。腐敗が極まってきた安倍政治の残りカスを清算することは大いに結構で、パーティー券で銭儲けしていた清和会の所属国会議員は全員逮捕されればよいと思うが、一方で「政治とカネ」の実態をつまびらかに開帳した場合、裏金パーティー券どころではなかろうに…とも思うのである。軽くジャブでも打って影響力を削ぐだけで、徹底的な処罰なりがなされない場合、それは茶番ともいえる。東京地検特捜部の正義とは、なんぼのものかも見られている。
武蔵坊五郎
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[↑ 雑誌「TIME」(2023.5.22・29)… (TBS NEWS DIG)《「日本を軍事大国に変えようとしている」との見出しは政府の申し入れのあと、変更》(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/481736?display=1)]
(2023年11月21日[火])
キシダメ首相は「任命責任」があると言いつつ、決して「責任」をとることはない。《「重く受け止める」と繰り返すだけ》。「適材適所」と繰り返すが、前川喜平さん曰く「不適材不適所」(【<辞任ドミノ神田財務副大臣 / 国立大学法人法改正案、大学の自治・学問の自由が危ない、科学技術行政と学術行政 / 辺野古工事>平野貞夫×前川喜平×佐高信【3ジジ放談】】、https://www.youtube.com/watch?v=lSRgMWj30ts)。不適な人を、あえて不適なポジションにつける…「不適材不適所」。《税金滞納を繰り返していた…財務副大臣》(← しかもこの人は税理士)、公職選挙法違反およびワイロを配りまくる法務副大臣、女性との不適切な関係が報じられる文部科学政務官。あまりに酷い、醜悪。自民党という〝器〟のなかには、不適な人ばかりなのだから、当然の結果なのかもしれない。小沢一郎衆院議員は《適材適所、人材の宝庫などではなく『問題人物の掃き溜め』》と。
日刊スポーツの記事【小沢一郎氏「問題人物の掃き溜め」岸田内閣政務三役「辞任ドミノ」&疑惑発覚を酷評】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202311160001810.html)。《立憲民主党の小沢一郎衆院議員は16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、岸田内閣の三宅伸吾防衛政務官が元事務所スタッフの女性へのセクハラ疑惑を「週刊文春」に報じられたことについて、政務三役の辞任や問題発覚が続いていることを踏まえて厳しい見方を示した。報道を引用しながら「この短期間で不祥事によりこれだけ多くの政務三役が辞職に追い込まれるということは相当な確率。つまり、まだまだ岸田内閣には問題を抱えた大臣や副大臣、政務官がいるということになる。適材適所、人材の宝庫などではなく『問題人物の掃き溜め』が正しい。これでまともな国になるわけが無い。刮目を」と、投稿した。岸田内閣では9月の内閣改造以降、2カ月あまりのうちに3人が職を追われ、今回新たに三宅氏の問題が浮上。短期間のうちにハイペースで問題が発覚している状況を踏まえ、今後も、岸田内閣で政務三役の問題が浮上する可能性にも触れた》。
『●自称「第2自民党」のお維…《「第2自民党」と揶揄された政治勢力は
あったが、自らそう認めるとすれば異例。自民の補完勢力》宣言』
『●お維の言う「身を切る改革」とは? 「政界のビッグモーター」・
自称「第2自民党」のお維自身の「身」は決して切らないデタラメばかり』
なるほど、カルトとヅボヅボな「利権」党は《第2の維新》!
日刊ゲンダイのコラム【適菜収「それでもバカとは戦え」/岸田政権の政務三役が醜聞辞任3連発…いまや自民党は「第2の維新」になっている】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/332175)。《京都府八幡市長選で、維新は京都府内の自治体では初めてとなる公認首長の誕生を目指したが、敗北。吉村洋文や藤田文武が応援に入ったものの、自民、公明、立憲民主各党が推薦した新人候補に約2200票差で敗れた。奈良県橿原市の市長選でも、無所属の現職で自民党が推薦した候補が、維新…》。
「不適材不適所」なのだからキシダメ首相は責任を「取る」べきだ。
東京新聞のコラム【<ぎろんの森>責任は「ある」か「取る」か】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/291139?rct=discussion)。《言葉を重ねても定型句を繰り返すだけでは、本当に任命責任があると考えているのか疑わしい。首相に責任が「ある」のは当然で、責任を「取る」ことがなければ、責任を果たしたことになりません。首相はこの先、スキャンダルで政務三役が何人辞任しても「重く受け止める」と繰り返すだけなのでしょうか。》
《地位に恋々としがみ》つかず、さっさと首相を辞めてくれ。アベ様・すがっち・キシダメ首相、「地位に恋々としがみつ」いている(た)のは、一体誰か?
『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?』
《森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任…首相は「国民の信頼を
揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。
行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」
とした上で…。山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。
そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。
ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、
「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。
自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばない
といけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員
だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた》
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/291139?rct=discussion】
<ぎろんの森>責任は「ある」か「取る」か
2023年11月20日 07時33分
税金滞納を繰り返していた神田憲次財務副大臣(衆院愛知5区)が13日に辞任しました。徴税を担当する財務省の副大臣に起用されたことだけでなく、国会議員としても不適格ではないか。
東京新聞は翌14日朝刊の社説「神田副大臣辞任 議員の適格性も欠く」で「税理士が4回も差し押さえを受けたのは、意図的な滞納との非難を免れない」「責任は重大であり、税理士だけでなく、国会議員としても適格とはとても言えない。議員としての進退を自ら決するよう求める」と主張しました。
各省庁の大臣、副大臣、政務官を「政務三役」と呼びます。9月の内閣改造で就任した政務三役のうち神田氏を含めてすでに3人が辞任し、ほかにもセクハラ疑惑が報道された政務官がいます。
神田氏らを副大臣や政務官に起用したのは岸田文雄首相=写真=です。首相自身は任命責任を認めていますが、政務三役辞任の度に発するのはいつもほぼ同じ言葉です。
神田氏辞任の際には「任命責任は重く受け止めている。政府一丸となって職務に当たり、国民の信頼を回復していく」、柿沢未途(みと)法務副大臣の辞任では「任命権者としての責任を重く受け止めている」、山田太郎文部科学政務官の辞任では「誠に遺憾だ。任命責任を重く受け止めている」という具合です。
言葉を重ねても定型句を繰り返すだけでは、本当に任命責任があると考えているのか疑わしい。首相に責任が「ある」のは当然で、責任を「取る」ことがなければ、責任を果たしたことになりません。
首相はこの先、スキャンダルで政務三役が何人辞任しても「重く受け止める」と繰り返すだけなのでしょうか。
民間なら役職辞任や減俸が責任を取る一手段です。
内閣・政党役員人事の失敗の責任を首相がどうやって取るのか、悩ましいことは分かりますが、具体的な形で責任を取ろうとせず、定型句で済まそうとすれば、首相や政治全体に対する国民の不信感が増すだけです。それが今、最低の内閣支持率という形で表れていることを、首相は肝に銘じるべきです。 (と)
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
(2023年11月24日[金])
(それほど見ないので知りませんが)テレビはあまり大騒ぎしていないようなので、しつこく、第5弾。税金で賄賂、税金で《事実上の“買収工作”》《袖の下》という、大変な問題だと思うんですがね。それに、アノ《ヤミ金》、官房機密費、《領収書不要の「政策推進費」》ですよ。《ヤミ金》の管理者の当時・最低の官房長官すがっちに加えて、馳氏に発破をかけたアベ様も《二枚舌》、息吐く様にウソをつく…《馳氏に対して「必ず(招致を)勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もある」と告げたという故・安倍晋三元首相は2013年5月、2020年の五輪開催都市をめぐって東京と争っていたライバル都市イスタンブールのあるトルコを訪問。エルドアン首相と会談した際、「オリンピック憲章とフェアプレーの精神にのっとってベストを尽くしていこう」と発言していた。「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す」などと「袖の下」も厭わないかのような発言をして発破をかけながら、表では「フェアプレーの精神」「ベストを尽くしていこう」とは……》(日刊ゲンダイ)。この記事にはオチがあって、《安倍氏はIOCから、オリンピック精神の普及や発展に貢献した人に贈られる功労章「オリンピック・オーダー」を授与された。馳氏が国会に招致され、機密費を使った贈答品を手渡していた実態が明らかになった時は即刻、「オリンピック・オーダー」を返上ものだ》。
『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?』
《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文、馳浩、松野博一、
林芳正、柴山昌彦、萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の
指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入などだったが、
実態は受験利権のコントロールが目的だったのではないか
と疑われても仕方があるまい》
文科相の系譜が酷いんですよねぇ。《下村博文、馳浩、松野博一、林芳正、柴山昌彦、萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の指定席》。酷い面子だなぁ。以下の日刊ゲンダイの記事の頃、当時の馳浩文科相は、平気で嘘をつける文科相だった訳です。それに、元〝スポーツマン〟(レスリングはスポーツなのですが、プロレスはねぇ??)なんでしょ? キシダメ首相の口癖「適材適所」に倣えば、当時から「不適材不適所」だったんですね。当時から、「適材」など一人としてヅボヅボ「利権」党には居なかったのでしょう。
『●馳浩知事(当時のカネ色の五つの輪・招致推進本部長)…アベ様から
《「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」》と…』
『●アベ様「官房機密費もあるから」…馳浩石川県知事殿、どの辺に「誤解を
生じかねない」「事実誤認がある」のでしょうね? 撤回でお終い?』
『●税金で立派な賄賂…【こちら特報部/得意満面の「手柄話」のはずが…
馳浩・石川県知事の「機密費」発言 撤回後は説明を拒み続ける見苦しさ】』
『●1冊20万円「想い出アルバム」…ヤミ金現ナマ金庫から、アベ様の指示の
下、すがっちがポンッと官房機密費を出した模様、当然、領収書は無し…』
《事実なら当時の安倍晋三内閣が買収を疑われかねない贈答を税金で行っていたことになる》(東京新聞社説)。一方で、石川・富山と言えば『はりぼて』『裸のムラ』(五百旗頭幸男さん)…東京新聞の昔の記事【馳浩・石川県知事がメディアに仕掛けた「反則技」 定例会見「私物化」から「知る権利」を考える】。いま、「発言は一切しません」を連発する馳浩石川県知事。《記者に「発言を撤回すればなかったことになるという永田町ルールが政治不信につながらないか」と問われると、「五輪招致に関する発言は一切しません」と、お決まりのフレーズで答えた》。
1冊20万円「想い出アルバム」をIOC委員105人全員に…税金で賄賂のどこら辺が「フェアプレー」?? 「うそも裏金もなくクリーン」ねぇ??
【機密費でIOC委員に贈答品と発言の馳浩知事 文科相時代に「招致活動はフェアプレー」と断言】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/332440)によると…:
《山本「大臣に、一言でお答えいただきたいと思います。東京オリンピックは、招致活動においても、うそも裏金もなくクリーンに行われたとお考えになりますか」
馳「はい、そのように考えておりますし、今回のように裏金疑惑というふうに表現をして報道されることは、私も招致に関わった一員として大変胸を痛めているところであります」》。
《さらに山本氏が招致活動の方針などについてあらためて問うと、馳氏はこう断言していた。「IOCの規定では相手の都市などを攻撃をしてはいけない、フェアプレーでやるべきだということで(略)」》、《「うそも裏金もなくクリーン」「フェアプレー」で招致活動に携わり、裏金疑惑に「胸を痛めて」いたというのであれば、馳氏は自らの発言に対しても責任を持つのは当然だろう》。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/332440】
機密費でIOC委員に贈答品と発言の馳浩知事 文科相時代に「招致活動はフェアプレー」と断言
公開日:2023/11/24 06:00 更新日:2023/11/24 06:58
(文科大臣時代の馳浩氏(C)日刊ゲンダイ)
疑惑は深まるばかりだ。2013年に招致が決まった東京五輪をめぐり、石川県の馳浩知事(62)がIOC(オリンピック委員会)の委員に対し、内閣官房報償費(機密費)で贈答品(1冊20万円のアルバム)を渡したと発言した問題。
自民党の東京五輪招致推進本部長を務めていた馳氏の2013年4月1日付のブログ「はせ日記」では当時、菅義偉官房長官(74)に招致活動の方針について報告、了承してもらったことや、その中に「想い出アルバム作戦」などと明記されていたことが発覚した。
22日の会見でこの部分について問われた馳知事は、ブログの記述は「事実」と認めつつも、具体的な内容については「一切発言しない」と繰り返した。
IOCの倫理規定では、招致活動の際に各国委員におみやげを贈ったり、便宜を図ったりすることは禁止されている。
馳知事の発言が事実であれば、アルバムを手渡していたのは事実上の“買収工作”と受け取られても仕方ないだろう。発言を撤回したのでオシマイ……では済まない問題だ。
■過去の国会質疑で招致活動は「フェアプレー」などと答弁
しかも馳氏は、招致活動をめぐる裏金疑惑が発覚した時に開かれた2016年5月25日の参院行政監視委員会に文科大臣として出席した際、山本太郎議員(48=現れいわ新選組代表)とこんなやり取りをしていたのだ。
山本「大臣に、一言でお答えいただきたいと思います。東京オリンピックは、招致活動においても、うそも裏金もなくクリーンに行われたとお考えになりますか」
馳「はい、そのように考えておりますし、今回のように裏金疑惑というふうに表現をして報道されることは、私も招致に関わった一員として大変胸を痛めているところであります」
さらに山本氏が招致活動の方針などについてあらためて問うと、馳氏はこう断言していた。
「IOCの規定では相手の都市などを攻撃をしてはいけない、フェアプレーでやるべきだということで(略)」
「うそも裏金もなくクリーン」「フェアプレー」で招致活動に携わり、裏金疑惑に「胸を痛めて」いたというのであれば、馳氏は自らの発言に対しても責任を持つのは当然だろう。
■「金はいくらでも出す」と発破をかけ「フェアプレーの精神」を言う“二枚舌”
ちなみに当時、馳氏に対して「必ず(招致を)勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もある」と告げたという故・安倍晋三元首相は2013年5月、2020年の五輪開催都市をめぐって東京と争っていたライバル都市イスタンブールのあるトルコを訪問。エルドアン首相と会談した際、「オリンピック憲章とフェアプレーの精神にのっとってベストを尽くしていこう」と発言していた。
「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す」などと「袖の下」も厭わないかのような発言をして発破をかけながら、表では「フェアプレーの精神」「ベストを尽くしていこう」とは……馳氏の発言が事実であれば、安倍氏の言動も“二枚舌”と指摘されてしまうのではないか。
安倍氏はIOCから、オリンピック精神の普及や発展に貢献した人に贈られる功労章「オリンピック・オーダー」を授与された。馳氏が国会に招致され、機密費を使った贈答品を手渡していた実態が明らかになった時は即刻、「オリンピック・オーダー」を返上ものだ。
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