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●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。…ニーメラーの警告を無視してはいけない》

2019年04月30日 00時00分14秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち 報道特集(2017年7月8日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904160000146.html)。
レイバーネットの土屋トカチさんの記事【ニーメラーの警告を無視してはいけない〜「関西生コンを支援する会」結成される】(http://www.labornetjp.org/news/2019/0415shasin)。

 《日本維新の会幹事長・馬場伸幸は夕刊紙で「…」と維新を除く野党の憲法問題から逃げ回るさまを批判した…★では一体、憲法議論を進めたがっている政党はどこなのか。今分かっているのは維新だけだということだ。それならばサボタージュは維新以外すべてとなるが、改憲派を説得できない維新の野党への八つ当たりではないのか》。
 《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為であるストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為が行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん…はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》。

 お維を含め、与党自公の壊憲派の皆さん、沖縄で起きていること、ここ最近ならば、高江の《生物多様性の生きた教科書》な森の破壊や美ら海辺野古破壊に対して何も感じないの? アベ様という独裁者が種々のクダラナイ理由を持ち出して壊憲を叫ぶ今ごろになって、《保守系の翁長雄志那覇市長》のこの言葉の意味を痛感させられる…「憲法改正よりも日米地位協定を改定することが主権回復だ」(『●沖縄の「屈辱の日」を祝う神経』)。

 そもそも、《維新を除く野党》ってどういうこと? お維は、癒(着)党でしょうに。

 【ポスト安倍に浮上の背景 菅義偉「黒い野望」を読み解く】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252075)によると、《定例記者会見で政権に都合の悪い質問をぶつけられると、「その指摘はまったく当たらない」と強弁し、冷酷な表情で記者を威圧する態度などから「安定のガースー」と揶揄されていたのが一変。“ポスト安倍”に…》!?
 沖縄をイジメ尽くす最低の官房長官が“ポストアベ様”だってさ、あ~ぁ。

 「アベ様が攻撃したとき」…「1/4と2/4」の皆さんは沈黙でいいの? 何も感じないのか…。
 竹信三恵子さんは《似たような状況が、あちこちにつくられています弁護士への大量懲戒請求、相次ぐニュースキャスターの解雇、朝日新聞への攻撃、研究費をめぐる研究者への攻撃など》と言います。そして、《声をあげない限りどんどんやられていく。…ニーメラーの警告を無視してはいけない》と。

   『●Nuclear:「核」と「原子力」の使い分け
    「講演のなかで、ホロコーストをまぬがれ強制収容所から生還した
     マルチン・ニーメラー牧師の「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき
     という詩を引用をしてます:

      ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、
      共産主義者でなかったから何もしなかった。

      ナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、
      社会主義者ではなかったから何もしなかった。

      学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、
      まだ何もしなかった。

      ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した
      ― しかし、それは遅すぎた。」

   『●アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」、
      ニーメラー牧師「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」
   『●金子修介監督ショートムービー『希望の党☆』(2005年)…
                「…を日本の政界が後追いしているみたい」

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904160000146.html

政界地獄耳
2019年4月16日9時7分
改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ

★11日、日本維新の会幹事長・馬場伸幸は夕刊紙で「憲法改正に向けた国会の議論が停滞している。立憲民主党などの左派野党が衆院憲法審査会で欠席戦術を続け議論のテーブルに乗ってこない」と維新を除く野党の憲法問題から逃げ回るさまを批判した。「左派勢力は憲法改正を政局にして職務を放棄している。もはや改憲勢力だけでも改憲協議を粛々と前進させるときだ」とし「今こそ、50年先、100年先を見据えた国家像を話し合うべきだ。『結果を出す政治』が求められている」と語った。

★極めて正論だ。議会で議論しなければ、国民にまで憲法改正の意義や目的、どこを改正するのかなど憲法議論のたたき台すら下りてこない。改憲派の歯がゆさはテーブルに着いて議論すらしない野党の対応だろう。だが怒りの矛先を野党に向ける前にすべきことは与党の憲法議論への対応ではないか。公明党は参院選前の憲法議論を嫌っていて、その声を受け止めて自民党も野党のサボタージュを演出するが実態は参院選挙前に憲法議論を進めるというタイミングを与党サイドが嫌っているに他ならない。

★では一体、憲法議論を進めたがっている政党はどこなのか。今分かっているのは維新だけだということだ。それならばサボタージュは維新以外すべてとなるが、改憲派を説得できない維新の野党への八つ当たりではないのか。与党をまず議論のテーブルに着けたらいかがか。国民を巻き込むために自民党、公明党、日本維新の会はそろって憲法改正を国民に正面から問えばいい。選挙が終わってからではなくこの参院選挙の3党の統一政策にされればいい選挙の政策討論でも堂々と論陣を張ればいい。そのテーブルに野党が乗ってこないのならば猛然と批判すればいい。今まで選挙のたびに憲法議論を避けてきたのは改憲派の方だ。そこで論陣を張らずに国民に理解を得るのは順番が違うのではないか。「結果を出す政治」をうたう維新の改憲派取りまとめに期待する。(K)※敬称略
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http://www.labornetjp.org/news/2019/0415shasin

ニーメラーの警告を無視してはいけない〜「関西生コンを支援する会」結成される
動画(11分)



https://www.youtube.com/watch?v=2sSkVQgcu48&feature=youtu.be

 4月15日、参議院議員会館にて「関西生コンを支援する会」結成総会が行われた。くしくも4日前、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の委員長・副委員長が、みたび逮捕されたタイミングとなった。参加者は約100名だった。

 関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為であるストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為が行われている。これに抗するため「関西地区生コンを支援する会」が作られた。会の目的は不当な長期勾留と接見禁止の即時中止及び保釈」「組合つぶしを目的とした、憲法28条・労働組合法1条2項に違反する不当捜査の即刻中止」「公正かつ迅速な裁判による無罪判決の追求だ。

 集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん(写真)はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した。

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ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
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 そしてこう続けた。「いま日本で起きていることは、総合的な状況で言うならば、ニーメラーが言っていることです。この事件は労働組合に対する弾圧であることに異論はないですが、似たような状況が、あちこちにつくられています弁護士への大量懲戒請求、相次ぐニュースキャスターの解雇、朝日新聞への攻撃、研究費をめぐる研究者への攻撃などです。すべてが、ニーメラーが言っていたように、声をあげない限りどんどんやられていく。なので私は今回の事件について、生コンの組合員じゃないから知らないとは言いたくない。ニーメラーの警告を無視してはいけない。一緒に押し返していきましょう」と訴えた。

 なお、共同代表は鎌田慧さん(ルポライター)、佐高信さん(評論家)、宮里邦雄さん(弁護士)、海渡雄一さん(弁護士)、内田雅敏さん(弁護士)、藤本泰成さん(フォーラム平和・人権・環境 共同代表)が務める。〔土屋トカチ
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●アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」、ニーメラー牧師「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」

2016年04月12日 00時00分25秒 | Weblog


asahi.comの記事【室井佑月 報道番組のワイドショー化に「もうどうにもできないのかしら?」】(http://dot.asahi.com/wa/2016040600172.html)。

 《それってあたしたちのためになるの? もうどうにもできないのかしら? 3月末で報道ステーションの古舘キャスターが辞めた。3月11日は、福島県で発生している小児甲状腺癌(がん)を取り上げた。そして、放射能と関係があるのではないか?と疑問を投げた》。
 《ヒトラーはワイマール憲法の条文のひとつである「国家緊急権」──「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」──を悪用し、独裁者になったという。国家緊急権によって、邪魔者を徹底的に潰していった。集会やデモを禁止し、出版物を取り締まった。野党の動きを封じた後は、個人の動きにまで監視の矛先を向けた》。

   『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
       戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走

 報じない報道機関へ変質。嬉々としてそれを受け入れる報道機関の上層部。アベ様らと寿司や天ぷらを喰って喜んでいるようではね。「「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と「報道現場の声」、「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」」。

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
     「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
   『●青木理さん: ジャーナリストの矜持
      「権力や権威の監視」「強者にこそ徹底した監視の目を」
   『●何度目かの「今日、死んだに等しいと思います」
       …《安倍政権の顔色ばかりうかがっている》テレ朝

 記事の中に《マルチン・ニーメラー牧師の「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」》が引用されている。《誰一人残っていなかった》状態は、もうすぐそこかもしれない。「やめろと言わないのは“許した”のと同意」、自公お維大地に投票し、「眠り猫」となり投票に行かないことは、アベ様らに「同意」したこと同じ。

   『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
          ・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」

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http://dot.asahi.com/wa/2016040600172.html

室井佑月 報道番組のワイドショー化に「もうどうにもできないのかしら?」
 (更新 2016/4/ 7 07:00)

      (マスコミの状況に危機感…(※イメージ))

 報道ステーション古舘伊知郎がキャスターを降板した。室井佑月氏はそんなマスコミの状況に危機感を覚えるという。

*  *  *

 硬派な報道番組がなくなってゆく。反対に報道番組のワイドショー化が、顕著になってきている。国民は自分の半径3メートル以外のことは考えるな、ってことみたいだ。

 それってあたしたちのためになるの? もうどうにもできないのかしら?

 3月末で報道ステーションの古舘キャスターが辞めた。

 3月11日は、福島県で発生している小児甲状腺癌(がん)を取り上げた。そして、放射能と関係があるのではないか?と疑問を投げた。

 3月18日は、古舘さんがドイツへ飛び、民主的であるといわれたワイマール憲法が、どうやってナチスに蹂躙(じゅうりん)されたのかをリポートした。

 ヒトラーはワイマール憲法の条文のひとつである「国家緊急権」──「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」──を悪用し、独裁者になったという。

 国家緊急権によって、邪魔者を徹底的に潰していった集会やデモを禁止し、出版物を取り締まった野党の動きを封じた後は、個人の動きにまで監視の矛先を向けた

 番組では、この「国家緊急権」と、自民党の憲法改正草案緊急事態条項は似ている、といっていた。

 ほんとに、そっくりだ。

 古舘さんは「日本にヒトラーが現れるようなことはないと思う」ってなことをおっしゃっていたし、ここまで読んでみなさんが頭に浮かべたあのお方の名前をあげることもなかった。

 怖いもんな。そのことも十分に伝わってきた。

 そして、その6日後のことだ。東京新聞にこんな記事が載ったのは。

 「安倍内閣が、共産党について『現在においても破壊活動防止法に基づく調査対象団体である』との答弁書を閣議決定した。民主党と決別した鈴木貴子衆院議員の質問主意書に答えたものだ」(3月24日付、こちら特報部)

 夏の参議院選に向け、野党共闘の重要な鍵になる共産党への卑劣なレッテル貼りだ。

 反ナチス運動組織「告白教会」の牧師の、あの有名な言葉を思い出した。

   「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、
    私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。

    社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった。
    私は社会民主主義者ではなかったから。

    彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。
    私は労働組合員ではなかったから。

    そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、
    誰一人残っていなかった

ってやつだ。

 ひょっとして、ホップ・ステップ・ジャンプのステップ辺りに、もうこの国は踏み込んでしまっているのかもしれない。古舘さんの報ステがなくなったら、どこがこういう重要なことに気づかせてくれる あたしたちは、いったいどうなっていくのだろうか?

週刊朝日 2016年4月15日号
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コメント (1)
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