
西日本新聞の記事【「松川事件は終わらない」 無罪確定50年で集会】(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/45903)。
「戦後最大の冤罪事件と呼ばれる「松川事件」」、「元被告らが「真犯人が見つかるまで、松川事件は終わらない」と訴えた」そうだ。松川事件を含む国鉄三大謀略「事件が、一九四九年の七月から八月にかけて立て続けに起きた」。大事なことは、「結果的にはこの事件が当時の権力者、支配者の側に大きなプラスをもたらした・・・。それまで政府は革新勢力に押されていたのだが、事件は・・・、日本の局面を大きく変えた」ということ。
『●『美談の男』読了』
「冤罪が判明(冤罪の疑いが濃厚)した三鷹事件、松川事件、八海[やかい]事件。
下山事件、帝銀事件(p.90)」
『●『日本の公安警察』読了(1/2)』
「GHQの策略・謀略。「一九四九年は、いわゆる公安事件が続発した
年だった。下山事件(七月五日)、三鷹事件(七月一五日)、松川事件
(八月一七日)・・・・・・。いずれをとっても謀略の色が濃く、
・・・「キャノン機関」が実行に関わったと指摘されるなど、今も多くが
謎に包まれている事件ばかりだ」(p.52)」
『●『下山事件〈シモヤマ・ケース〉』読了(1/6)』
「国鉄三大ミステリー、あるいは、陰謀事件。「初代国鉄総裁である
下山定則が、常磐線の線路上で轢死体で発見された下山事件、
車庫にあった無人電車がいきなり暴走して運送店に突っ込み、
多くの死傷者を出した三鷹事件、そして列車転覆してやはり死傷者を
多数出した松川事件、この三つの事件が、一九四九年の七月から八月に
かけて立て続けに起きた」(p.13、63、135、139)。」
「家永三郎さんは「・・・松川事件について、・・・「結果的にはこの事件が
当時の権力者、支配者の側に大きなプラスをもたらした・・・。それまで
政府は革新勢力に押されていたのだが、事件は・・・、
日本の局面を大きく変えた」」(p.64)」
『●『新聞記者 ~疋田桂一郎とその仕事~』読了(1/2)』
「元毎日新聞の西山記者 (p.156)、「妹たちのかがり火」
仁木悦子さん (p.160)、松川事件の広津和郎さん (p.205) などの名も」
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【http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/45903】
「松川事件は終わらない」 無罪確定50年で集会
2013年10月12日(最終更新 2013年10月12日 20時34分)
(無罪確定から50年を記念する集会を前に記者会見する元被告の
(左から)阿部市次さん、岡田十良松さん、赤間勝美さん、
本田昇さん=12日、福島市の福島大)
戦後最大の冤罪事件と呼ばれる「松川事件」で、被告全員の無罪が確定して50年を記念する集会が12日、現場に近い福島大(福島市)で開かれ、元被告らが「真犯人が見つかるまで、松川事件は終わらない」と訴えた。
集会には約800人が参加し、4人の元被告が紹介されると、大きな拍手が起きた。登壇した元被告の阿部市次さん(90)は「無罪を勝ち取った後も、冤罪事件はたくさんあった。これを防ぐには司法の改革と、国民の大きな世論が必要だ」とあいさつ。赤間勝美さん(83)は「真犯人を捜し出すまで、元気でいたい」と力強く述べた。
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