かなり前の記事。nikkan-gendaiの記事【「海の日」に全国の海に投入される“謎の泥団子”の正体は?】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/161906)。
「ところがこのEM菌、鳥インフルエンザや放射能の被害まで消せると称する“疑似科学”の産物・・効果がないだけで、特段、害があるわけでもないようですが」
いまだにEM菌、EM団子とはね。呆れます。「特段、害があるわけでもない」って・・・・・・イヤ~、害は大ありでしょうに。教育破壊で、「愚民化教育」。カネ儲けのためなら何でもやる「カルト資本主義」者達。
『●『カルト資本主義』読了』
『●『科学と神秘のあいだ』読了』
『●EM菌に感謝状』
『●都知事選展望』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/161906】
「海の日」に全国の海に投入される“謎の泥団子”の正体は?
2015年7月19日
(水質浄化のためというが…(C)日刊ゲンダイ)
毎年「海の日」に、全国で「EM団子投げ」なるイベントが開催される。白い菌糸がびっしりの泥団子を海や河川に投げ込んで、水質を浄化しようというのだ。これはいったい何なのか。
「EM団子とは、“EM菌”を混ぜて発酵させた泥団子のこと。
EM菌は、乳酸菌や酵母をブレンドした細菌で、
もともとは土壌改良のために開発されたものです」
こう言うのは、EM菌に詳しいフリーライターの藤倉善郎氏。ところがこのEM菌、鳥インフルエンザや放射能の被害まで消せると称する“疑似科学”の産物だという。
「EM菌の推進団体は、団子を海や河川に投げ込む
と水質が浄化されると主張しています。ところが、
かつて福島県は、『かえって水質汚濁の原因になる』
との報告を発表。税金を投じてEM菌で海水浴場の
浄化事業を行ってきた逗子市は『効果が確認できない』
として、今年度からEM菌事業を完全廃止しました」
都内でも、日本橋の保存会や地元ロータリークラブが日本橋川にEM団子を投入していた。これも、“科学的根拠がない”との外部からの指摘を受け、昨年で中止。
「にもかかわらず、今年も全国で、EM推進団体が
中心となって海の日に“EM団子投げ”が
予定されています。効果がないだけで、特段、
害があるわけでもないようですが……」
もっとも、無意味に菌の塊を放り込まれた海水浴場で泳ぐのは、気持ちがいいものではない。
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