東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015092602000177.html)。
《霞が関に必要なのは、反省という省ではないのか…そういう力のある目で精査し、取り除くべきものは除くことから、省には「はぶく」との意があるという▼しかし無駄を省くどころか、隙あればとにかく省益拡大に走るのが、この国の省》。
アベ様や自公議員はトンデモ、官僚もダメ、国会も機能せず。報道機関・マスコミも「闘わない」どころか、アベ様を「応援」するモノまでいる始末。……このままでニッポンは大丈夫なのか?
『●呆れた!! 自公議員が、どの口で「憲法違反」を叫ぶのか!?
そして、国会は一体何をやってきたのか?』
『●他人を「非戦闘地域」や戦場に行かせるのならば・・・、
平和憲法を放棄し、壊憲するのならば・・・』
『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?』
『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」』
『●壊憲:「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を
破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶ」』
『●2014年7月1日「7・1クーデター」の第二幕・・・
違憲な手法で壊憲するアベ様ら自公政権の暴走』
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
『●国会をサボったアベ様……でも、国会に居たら居たで、
「ヤジ=自席発言」「息吐く様に嘘つく」……』
『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?:
自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い』
『●やはりアベ様「の頭は普通じゃな」かった:
誰一人止めない、止めようともしない自公議員…決して忘れない』
『●「人治主義国家」ニッポン: 「平成三大民意無視政策は
と問われれば安保法制、原発再稼働、辺野古問題」』
『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?』
『●反骨の報道写真家・福島菊次郎さん亡くなる:
『証言と遺言』の最後に赤々と押印、「闘え」「菊」と』
『●アベ様による壊憲国会:
「立憲主義を蔑ろにし、「国権の最高機関」の名を汚した国会」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015092602000177.html】
【コラム】
筆洗
2015年9月26日
総務省に、外務省、財務省…と、この国の政府には省と名の付く役所が十一あるが、霞が関に必要なのは、反省という省ではないのか▼新国立競技場の建設計画が白紙撤回されて二カ月。第三者委員会の検証を受け、下村博文・文科相が辞意を表明した。遅きに失した感のある決断だが、それを説明する会見の席で国民に向かって「事態を混乱させ、申し訳ありませんでした」の反省と謝罪の弁がないのは、いかがなものか▼東京五輪といえば、新年度予算の概算要求で各省庁が関連事業として要求している事業も、奇妙なものが多い。農水省が国産の花の供給体制整備に十億円を求めているが、五輪を花の博覧会と間違えてでもいるのか▼思い出すのは、三年前に問題になった復興予算への便乗だ。南極での調査捕鯨、ベトナムへの原発輸出のための調査…と、何でもかでも省益のために使う姿勢が非難されたのだが、その醜態を省みることはなかったらしい▼白川静博士の『常用字解』によれば、省の字は目の呪力を高めるため眉に飾りをつけた形がもとになっているようだ。そういう力のある目で精査し、取り除くべきものは除くことから、省には「はぶく」との意があるという▼しかし無駄を省くどころか、隙あればとにかく省益拡大に走るのが、この国の省。その省の字の目が、欲目の目に見えてしまうのは、気のせいか。
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