少し古くなりましたが、出版社『創』のウェッブページに出ていた新刊の紹介記事(http://xc523.eccart.jp/h575/item_detail/itemId,269/)。
名著『ルポ・精神病棟』の大熊一夫さん。最近は、イタリアの精神病棟についてのルポを執筆されていたように思う。今度は、高齢者福祉絡みの冤罪事件らしい。
推薦者は、警察や検察のでたらめさを知る、あの村木厚子氏。
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【http://xc523.eccart.jp/h575/item_detail/itemId,269/】
『つくりごと 高齢者福祉の星 岩川徹 逮捕の虚構』
大熊一夫著
ISBN 978-4-904795-17-0
2012年5月29日発行
定価 1,575円
これは冤罪事件である。
犠牲者は、岩川と二階堂の二人。岩川は、秋田県旧鷹巣町(現・北秋田市)の元町長だ。
二階堂は、旧鷹巣町に隣接する合川町でつつましく暮らす平凡なじゅうみんである。この二人に、いったい何が起こったのか。
北秋田市の市長選をめぐる、岩川徹逮捕事件を、『ルポ・精神病棟』で知られるジャーナリスト・大熊一夫が丹念な取材で真相を解き明かした!
元厚生労働省局長 村木厚子氏推薦!
「私たちが、今、刑事司法の場で起きていることを直視しなければ、冤罪は繰り返されます」
【目次より】
「第一章 影の支配者」
「第二章 黙秘します」
「第三章 屈辱の三六八日」
「第四章 五重苦を背負って」
「第五章 孤立無援の法廷」
「第六章 親友を売った男」
「第七章 検察ストーリーの無理」
「第八章 悔し涙」
「第九章 メフィストフェレスたち」
「村木厚子が残した「密室魔術の現実と提言30カ条」」
「第一〇章 弁護人が語る岩川裁判」
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