ETV特集「ソルジェニーツィンと大統領たち」
ソビエト崩壊の思想的原動力になった作家・ソルジェニーツィン。
新生ロシアでも、歴代の大統領に対して、
“西側の資本主義や民主主義の単なる模倣ではなく、
ロシア独自の国家を形成すべきだ”と主張してきた。
ペンひとつで、時に権力と戦い、
時に権力を支えたロシアの思想家の言葉を通じて、
2011年で20年を迎えたソビエト崩壊後のロシアの歩みをたどる。
2011年8月7日(日) 夜10時
ソルジェニーツィンと大統領たち 詳細
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0807.html
・・・去年、ロシアのプーチン首相は、
スターリンの圧政を描き、
1970年ノーベル文学賞を受賞した
ソルジェニーツィンの「収容所群島」を、
学校で教えることを決定した。
プーチンは「この本は、ロシアの将来を考える上で重要である」と述べた。・・・
と、紹介されていたが、
テレビの中の語りではロシアの半数の人々が、
今、スターリンを支持していると言っていた。
共産主義に息詰まり民主化を望んでも、
貧富の格差が広がるばかりだとまた強い指導者を求める。
真ん中で成功している国はないのかなぁ~。