『ファミリー・シークレット』柳美里(著)
<講談社BOOK倶楽部 内容紹介より>
「子どもなんて、いなければよかった」
g2連載「私の児童虐待」
作家・柳美里が、小説に閉じ込めてきた「過去」と初めて向き合った、
家族「再生」への感動ノンフィクション。
「カウンセリングをはじめる前に、2つの約束をしていただきたい。
1つは、自分の命は消さないということ。
もう1つは、ほかのひとの命を消さないということ。約束できますか?」
――<本文より>
<感想>
随分前に買ったけれど、
あまりに重そうで読むことができなかった。
昨日『発達障害のいま』を読み終えて、
ふと思い出して読み始まったら止まらなくなった。
私自身が一緒にカウンセリングを受けている気がした。
子どもの問題を解決しようと思うなら、
まずは自分のことを何とかしなければならないのかもしれない。