acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

「だから日本はズレている」

2015-07-25 21:56:13 | 読書

「だから日本はズレている」 古市憲寿 (著)

<Amazon 内容紹介より>
リーダーなんて要らないし、
絆じゃ一つになれないし、
ネットで世界は変わらないし、
若者に革命は起こせない――。
クール・ジャパン戦略、ネット炎上騒動、
就活カースト、働き方論争、脱原発デモ、
リーダー待望論、ノマドブーム……
迷走を続けるこの国を29歳の社会学者が冷静に分析。
日本人の「弱点」と「勘違い」に迫る。
<目次>
「リーダー」なんていらない
「クール・ジャパン」を誰も知らない
「ポエム」じゃ国は変えられない
「テクノロジー」だけで未来は来ない
「ソーシャル」に期待しすぎるな
「就活カースト」からは逃れられない
「新社会人」の悪口を言うな
「ノマド」はただの脱サラである
やっぱり「学歴」は大切だ
「若者」に社会は変えられない
闘わなくても「革命」は起こせる
このままでは「2040年の日本」はこうなる
<著者より>
 国や企業の偉い人たちの考え方は、
往々にして、ピントがズレていたり、
大切な何かが欠けていたりする。
ただ「強いリーダー」を待望するだけで、
なかなか自分では動き出さない。
「クール・ジャパン」や「おもてなし」と言いながら、
内実は古臭い「挙国一致」の精神論。
これからは実力主義の時代だと煽りながら、
結局はひとを学歴や社歴でしか判断できない。
自分ではそれほどITを使えないのに、
やたら「ネット」や「ソーシャル」の力を信じている――。
 僕がこの本で考えてみたいのは、
なぜこの国はいつも大事なときにズレてしまうのか、
ということだ。
本書は、世間知らずの「若者」が、
日本に棲息する多数の偉い人や、
立派なサービス、巨大なプロジェクトに出会い、
感じ思ったことを記した観察録でもある。

<感想>
昨年から気になっていた本が値下がりしたので買って読んでみた。
なるほど~と思うことがたくさんあったけれど、
Amazon書評では辛口感想が多い。
単なるまとめってことかなぁ~(^。^;)フウ

「アドラー心理学入門」

2015-07-22 22:13:12 | 読書

「アドラー心理学入門」―よりよい人間関係のために
岸見一郎(著)

<Amazon 内容より>
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、
同じ時代に生きたオーストリアの精神科医である
アルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。
本書ではアドラー心理学の見地から、
どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いに
アドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、
どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
<目次>
第1章 アドラーはどんな人だったか
第2章 アドラー心理学の育児と教育
第3章 横の関係と健康なパーソナリティ
第4章 アドラー心理学の基礎理論
第5章 人生の意味を求めて

<感想>
気になっている「嫌われる勇気」をBOOK OFFで探したけれど見つからない。
同じ著者のアドラー本が108円になっていたので買ってみた。
読んでみたら、哲学と心理学が頭の中でごちゃごちゃになって難しかった。
だけど、最終章に近づくとなるほど~と思うことがたくさん出てきた。
大反響の「嫌われる勇気」も読みたくなって、図書館に予約~!

「新・歴史をさわがせた女たち」

2015-07-19 23:48:38 | 読書

「新・歴史をさわがせた女たち」 永井路子(著)

<Amazon 内容紹介より>
女が強くなったと言われる今日このごろですが、
そんな風潮は何も珍しくはございません。
休みなく流れ続ける歴史の中には、
あっと驚く猛女たちが数多くいたのです。
推古天皇、額田王、元正天皇、伊勢、藤原彰子、
藤原元子、小督、平時子、京極お初、絵島など、
したたかな女たちの生き方を、
おなじみのシリーズでお楽しみ下さい。

<感想>
3冊目の永井路子本!
面白かった\(^_^)/

歴史は休みなく流れ続けます。するとおもしろいことに、過去の歴史も違った角度から眺められるようになります。
というあとがきの言葉!
そのまんまだと思った(*^_^*)

「図説 地図とあらすじでわかる!万葉集」

2015-07-18 00:18:22 | 読書

「図説 地図とあらすじでわかる!万葉集」 坂本勝(監修)

<Amazon 内容より>
なるほど、そんな思いが込められていたのか!
日本人のこころの原点にふれる本。
<目次>
序章 万葉集を読む前に
 万葉集を読む前に―日本人のこころに咲く万葉の花
1章 万葉集とその時代
 大化の改新―蘇我氏の専制を廃し、王政復古をめざした政変劇
 有間皇子の変―運命に翻弄され、はかなく散った悲劇の皇子 ほか
2章 万葉集を彩る人びと
 雄略天皇・聖徳太子―『万葉集』の萌芽を育んだ伝説の歌人
 額田王―天智・天武に愛された才色兼備の気高き女性 ほか
3章 万葉集の歌の数々
 万葉人の季節感―春夏秋冬、その美と匂い
 万葉人の愉しみ―日々の生活に根ざした戯笑歌の数々 ほか

<感想>
万葉集に触れたら、もっと歴史通になれるかなぁ~と、読んでみた。

「日本史にみる女の愛と生き方」

2015-07-16 22:53:52 | 読書

「日本史にみる女の愛と生き方」 永井路子(著)

<文庫シェルフ 商品の詳細より>
小野小町、静御前、清少納言、紫式部・・・
日本の歴史には美女、賢女、悪女などさまざまな女性像が登場します。
でも、彼女たちを見つめなおすと、
ちょっと違った姿が見えてきませんか?
歴史に名を残した女性たち33人の実像を、
最新の史料と新鮮な視点によってとらえ、
本当に美しい女とは、賢い女とは、そして強い女とは、
と問いかけるユニークな女性史探訪です。

<感想>
今月初めに読んだ「岩倉具視 言葉の皮を剥きながら」が面白かったので、
さっそく永井路子2冊目を読んでみた。
なるほど~と思う人物がたくさん出てきた。
目次には載っていなかったけれど、
日本一みごとに牛を売り切った人として持統天皇が登場!
歴史を動かす女性だったのだなぁ~と感心した。