acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

「龍馬史」

2015-12-19 00:28:55 | 読書

「龍馬史」 磯田道史(著)

<Amazon 内容紹介より>
坂本龍馬の暗殺といえば
これまで新撰組、紀州藩、薩摩藩など
さまざまな黒幕説がささやかれてきました。
また毎年のように新説が発表されてもいます。
しかし、どの説も定説にはならず
今日に至りました。
それら諸説を次々に論破しつつ、
もはや覆しようもない
一つの「解答」を導き出したのが
本書『龍馬史』です。
あえてこの難題に挑み
龍馬暗殺の「最終解答」にたどり着いたのは、
映画化されるベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られ
“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史さん。
龍馬本人の書いた手紙や発言はもちろんのこと、
関係者たちの証言、記録など
現在入手可能な史料を幅広く集め詳細な分析を行いました。
また机上の史料分析だけにはとどまらず
死の直前に龍馬が歩いた道を実際にたどり、
実行犯の逃走ルートを検証するなど
フィールドワークを重ねることでより立体的に事件を再現。
その結果、これまでの諸説では
まったく取り上げられなかった視点が生まれました。
そして、上質なミステリー小説のような
明快な論証が繰り広げられます。
龍馬ブームの真打として登場した本書。
その結論をもって、
龍馬暗殺をめぐる長年の論争についに終止符が打たれました。

<感想>
映画の原作が新書本だったことに興味を持ったけれど、
まだ読んでいなかった磯田道史本。
SWITCHインタビュー達人達(たち)「さかなクン×磯田道史」を見てますます興味津々。
歴史オタクの書く「龍馬史」はどんなかなぁ~と、読んでみた。
思った通り、面白かった~\(^_^)/

「右翼と左翼」

2015-12-16 22:43:55 | 読書

「右翼と左翼」 浅羽通明(著)

<Amazon 内容より>
「もはや右翼も左翼もない時代」といわれる。が、
依然「右‐左」のレッテルはさまざまなものに貼られている。
しかし「では右って何?左って?」と訊かれると答えに窮する。
「右‐左」の対立軸は何か?
なぜ「上‐下」「前‐後」ではないのか?
定義はもとより世界史的誕生の瞬間から派生まで、
影響された日本の「右‐左」の特殊性から戦後の歪み、
現代の問題点までを解き明かし、
ここ百数十年の世界史とそれに巻き込まれた日本の歴史がわかる画期的な一冊。

<感想>
読み始めると眠くなってしまって、昨日、やっと読み終わった。
ここ数年の右と左に関する疑問がスッキリ解けた。
これでこの問題から解放される~(^。^;)ホッ

外付型ハードディスク購入

2015-12-16 22:21:24 | PC

BUFFALO USB3.0 外付けハードディスク
PC/家電対応 3TB HD-LC3.0U3/N

先月、パソコンの調子がとてつもなく悪くなって、
もうダメかもしれない~/(-_-)\と思った。
なんとか回復したとき、データを移さなくては~と、
HDDを注文した。(2015.12.1)

決め手は、大容量(3TB)データも快適に扱えるUSB3.0!
しかもタイムセール特価 ¥ 9,956 だった。

「思い出を切りぬくとき」

2015-12-13 20:23:27 | 読書

「思い出を切りぬくとき」 萩尾望都(著)

<Amazon 内容紹介より>
萩尾望都、漫画家生活40周年記念出版。
1970~80年代。
萩尾望都が20代の頃に書いた幻の作品、唯一のエッセイ集。
現在では読むことのできない貴重なエッセイ27本を収録。
イラストも多数掲載。
妹への想い、編集者とのやり取り、
少女漫画の世界について、作品の裏話など
漫画ファン必携の内容です。
萩尾望都の思想の源泉を感じ取れます。

●「まえがき」●
----これは、むかし私が20代の後半の頃、
主に『グレープフルーツ』という本に書いたエッセイです。
1970年代後半でしょうか。
例えば20年前の日記を読みかえした時、
自分の青臭さに、てれるでしょう。
実に私もそうで、若いというか物知らずというか幼いというか
ピリピリイライラしているというか、困ったものです。
四畳半と六畳の二間の下宿に住んで、
黙々とマンガを描く日々でした。
(「まえがき」より)

●巻末解説 「ありのままの」 よしもとばなな●
解説原稿を、小説家のよしもとばなな(小説家)さんが執筆!
萩尾望都さんへの熱い想いをつづっています。
----私は小学生のとき『ポーの一族』にとりつかれたようになり、
掲載誌が出るたびに書店に走り、セリフを丸暗記し、毎晩くりかえし読んで、
まるで苦しい恋をしている人みたいだった。
『ポーの一族』三巻の神がかった完璧さを思うと、今でもあの恋心がよみがえってくる。
最後のほうのたたみかけるような展開、身が切れるような切なさは、
エドガーという人間が実際にどこかの次元で生きていた証だと思うのだ。
「私たちの心の中に」なんかではなく、歴史に消えていったバンパネラの一族、
彼らはみな萩尾先生が描いた世界の中でほんとうに生きていた、
強く悲しい人格を持って、時を超えてさまよっていた。
真に優れた作品とはそういうものだと思う。
私にとって萩尾先生は神のひとり、そして創作の親のひとりだった。
会えるはずがない、雲の上の人なんだ、そう思っていた----。
(解説「ありのままの」序文より)

<感想>
たしか12月初めに読み終わった一冊。
何が書かれていたか記憶も曖昧だけれど、
ロシアから亡命したバレエダンサー(ミハイル・ニコラエヴィチ・バリシニコフ)と、
フランスの王妃マルゴのことは強烈に印象に残った。
萩尾望都、初のオリジナル歴史漫画「王妃マルゴ 」も興味津々。
でも、その前にパソコンに保存してある映画「王妃マルゴ 」を見なくては~(^。^;)フウ