acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

読み終わった本3冊

2013-02-25 17:04:03 | 読書

『香山リカ的学力論』―子どもにつけたい3つの力
香山リカ(著)
<FORUM BOOKS 内容詳細より>
誰もが生きづらい社会の中で、「学力」は生き抜くための武器。
真理・真実への信頼、想像力、自己肯定感など、
学校で身につけさせたい3つの力を解説。
大人になっても「しがみつかない生き方」ができる力がつく1冊。


『子どもよりも親が怖い』―カウンセラーが聞いた教師の本音
諸富祥彦(著)
<青春出版社 内容紹介より>
逆ギレ、わがまま、陰口、いじめ・・・・・・
子どものような親の言動が、いま、学校現場を混乱させている。
多くの教師は「親が悪いから子が荒れる」と考えるが、
一方の親は「教師が子どもをダメにする」という。
すれ違う「親」と「教師」の心の壁を取り除くことはできるのか。
岐路に立つ学校教育に、カウンセラーからの提言。


『ルポ・発達障害 あなたの隣に』下野新聞編集局 取材班(著)
<下野新聞の本 より> 
「生まれつき?それとも育て方?」
先天的な脳機能障害とされる「発達障害」。
実態はどうなのか?対応は?
徹底した取材と多角的な報道で連載中から大きな反響をよんだ
話題のルポルタージュを待望の書籍化。
最近よく耳にする言葉「発達障害」。
知的障害の無い脳機能障害の総称だ。
学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などを含む
発達障害とは何なのか。
2005年度に発達障害者支援法が施行され、
07年度には特別支援教育も始まった。
しかし教育や雇用の現場で直面する問題や思いは実に様々だ。
東日本大震災をはさみ、半年にわたって新聞掲載された長期連載。
発達障害の問題に真正面から立ち向かい、
科学技術に関して 優れた報道をしたとして
2012年の「科学ジャーナリスト大賞」(日本科学技術ジャーナリスト会議主催)
を受賞した。
家庭、教育、社会、それぞれの現場で誰もが直面する可能性のある
「発達障害」の現状を広く知ってほしいと切に願う。

<感想>
香山リカ本、諸富祥彦本は教師向けだったが、
自分とはまったく違う視点でものごとを捉えることができて良かった。
地元の新聞社のルポルタージュが書籍化された『ルポ・発達障害 あなたの隣に』は、
とても興味深かった。
特に「あなたの中にも」という
栃木県教育研究所 相談員 山岡祥子さんの文章が印象に残った。

『イスラームの世界地図』

2013-02-19 21:20:16 | 読書

『イスラームの世界地図』21世紀研究会(編集)
<Amazon 内容紹介より>
戦争と革命の世紀といわれた二〇世紀が終わったとき、
誰しもが、東西対立からの解放と平和を信じたのではないか。
しかし二一世紀は、民族と宗教の衝突ではじまった。
そして、その動乱の中心にいるのが
一二億人ともいわれるイスラーム教徒たちである。
イスラーム原理主義者と呼ばれるグループは、
何に対して、なぜ戦うのか。
彼らの教えとは、論理とはどのようなものなのか。
また、すべてがそこにさかのぼるパレスティナ問題とは何なのか
―激動する二一世紀の新秩序の行方を、
イスラームの世界地図のなかに探ってみた。

<感想>
『アラブの格言』を読んだだけではいまいちよくわからなかったイスラムの世界。
もう少し詳しく知りたいなぁ~と思って『イスラームの世界地図』を読んでみた。
タリバン、アルカイダ、パレスティナ・・・いろいろわかってスッキリした。

『アラブの格言』

2013-02-15 21:54:28 | 読書

『アラブの格言』曽野綾子(著)
<新潮社 書籍詳細より>
神、戦争、運命、友情、家族、貧富、
そしてサダム・フセインまで──。
素早く、簡潔に、かつ深くアラブ世界を理解するには、
彼らの世界の格言を知るに限る。
「追う者と追われる者は、共に神の名を口にする」
「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」など、
古来より伝承され数多ある中から530を厳選。
そこに加えられた著者独自の視点、解説によって、
鮮明に浮かび上がる「アラブの智恵」とは。

<感想>
スーパーニュース(フジ平日夕方の番組)キャスターの木村太郎が、
アルジェリア人質事件報道の中で『アラブの格言』を紹介していた。
随分前に読んだことがあると思い出して再読してみた。
もっとも印象に残った格言は、
「柔軟に曲がるものは折れない。」(南レバノン)

昨日と今日、読み終わった本

2013-02-13 20:05:58 | 読書

『民族世界地図』浅井信雄(著)
<Amazon 内容紹介より>
日本人ほど民族問題に鈍感な民族はいない!
尖閣諸島をめぐる中華ナショナリズム。
予断を許さぬパレスチナ情勢。
米国の中核をいまなお握るWASPなど、
特派記者として現場を歩き続けた国際政治学者が、
報復と憎悪が充満する民族対立の構図を、
地図を駆使して鋭く分析する。
単行本収録の30編に書き下ろし2編を加えた本書は、
複雑に入り組んだ民族問題を読み解く絶好の解説書。


『いじめない、いじめられない育て方』―三つの愛の言葉がわが子を救う
山崎房一(著)
<紀伊國屋書店BookWeb 詳細より>
いじめっ子、いじめられっ子の心理を分析し、
両親が“いじめ”に与える影響の大きさをクローズアップ。
いじめに負けないための教育法を教える。
第1章 いじめ心理の原点は他者依存
第2章 「甘えさせ」と「甘やかし」とは大違い
第3章 精神的成長を支える男らしさ、女らしさ
第4章 子どもが抱く不安感を理解するには
第5章 こころへの侵入が子どもをダメにする
第6章 わが子をいじめから救うには
いじめの特効薬は両親の愛情!
子供を追いつめるのは、ガミガミや甘やかし。
親が“いじめ”に与える影響を分析し、
いかにすれば、わが子を守れるかを説く。

<感想>
気になっているいろいろな国や民族のことがわかればいいなぁ~と、
『民族世界地図』を読んでみた。
知りたかった国のことは詳しくはわからなかったが、
その他の国や民族のことで合点がいくことがたくさんあった(*^_^*)
『いじめない、いじめられない育て方』は、
いじめ問題について知りたくて読んでみた。
1986年に刊行された本を改題したので内容的にまったく今どきではない。
けれど、なるほど~と思える箇所も多かった(*^_^*)

読み終わった本2冊

2013-02-10 17:03:14 | 読書

『比べてみるとよくわかる! [図解]日本史と世界史 並列年表』
<PHP 書籍解説より>
 学校ではまったく別の科目として習う日本史と世界史。
しかし、本来歴史そのものにそんな区別があるわけではない。
日本史も世界史も互いに影響を及ぼし合いながら、
ダイナミックに同時進行しているのである。
 本書は、そんな歴史のダイナミズムを体感できるように、
両者の歴史を並列年表という形で示し、
一目で地球の歴史を眺められるようにした。
これまでタテ軸だけで見てきた歴史をヨコ軸で見てみると、
意外な事実の発見があり面白い!
 たとえば、聖徳太子が活躍していた頃、
イスラーム教が成立していた。
戦国のさきがけ北条早雲が小田原城を奪取した頃、
コロンブスがアメリカ大陸に到達していた。
大老・井伊直弼が桜田門外で凶刃に倒れた頃、
リンカーンが奴隷解放を宣言していた等々。
 年表だけでなく、主要なトピックには詳しい解説をほどこし、
また写真や図版も豊富に掲載し、眺めているだけでも楽しめる一冊である。


『いじめられっ子も親のせい!?』―いじめのシグナルに気づくのは親の責任
田中喜美子(著)
<Amazon 内容紹介より>
子どものいじめ問題は、親の生き方の問題、
親が生きる社会の問題である。
いじめをしっかり拒否することのできる
「生きる力」をもった子どもに育てることの重要性を説く。

<感想>
先日読み終わった漫画の本から世界史に興味が湧いて『日本史と世界史 並列年表』を買ってしまった。
同じような本を何冊集めたことだろう~(;´д`)トホホ
ロマネスク、ゴシック、バロック、ロココ・・・カタカナがこんがらがる~(^。^;)フウ
『いじめられっ子も親のせい!?』は、1996年出版だから少しずれているかなぁ~と思うところもあったが、いろいろと考えさせられた。