acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

『教えて私の「脳みそ」のかたち』

2012-10-24 09:17:04 | 読書

『教えて私の「脳みそ」のかたち』―大人になって自分のADHD、アスペルガー障害に気づく
岡野高明/ニキ・リンコ(著)

<BOOKSエール 本文より>
この本が生まれるまで
「ADHDとかアスペルガーとか、
大人になってから発達障害って診断されて、
どうしようって思っている人たちがいる」
「ADHDとかアスペルガーとか、
軽度発達障害に関する知識が広まってきたがために
『自分はこれじゃないか?』『お医者さんに行った方がいい?』
『でも、この程度で行ったら迷惑?』と悩んでいる人たちがいる」
「ADHDだと思ってお医者さんに行ったら、
そうじゃないです、と言われた人たちがいる」
「ADHDだと思ってお医者さんに行ったら、
知能や言語の遅れを伴わない自閉症のアスペルガー症候群だと言われた。
自閉症って、何?なんか暗そう─と思っている人たちがいる」
「ADHDかもしれないんだけど、
診断してくださるお医者さまがいない、と悩んでいる人たちがいる」
この本は、そんな人たちの悩みを少しでも軽くするために生まれました。
翻訳家のニキ・リンコさんと精神科医の岡野高明先生の対談を通じて、
「ちょっとヘン?」と言われがちな人たち、
自分で思っている人たちの脳みその仕組みに迫ります。
翻訳家のニキ・リンコさんは発達障害についての本を意欲的に訳しています。
自身もアスペルガー症候群という診断を受けた自閉者で、
いわばADHD、アスペルガー症候群などの発達障害に関する知識を一般に広めた人の一人といえます。
一方の岡野高明先生は、Adult ADHDの研究に関しては
日本国内で先端を走っている福島県立医科大学の先生です。
国内初の大人専用自助組織「大人のADD/ADHDの会」(http://www.adhd.jp)
の医療顧問を務められ、発達の問題と人格の問題に日々取り組んでいらっしゃいます。
「自分はヘンなのだろうか?どうヘンなのだろうか?」を突き詰めて考え、
その結果翻訳者になってしまったニキさんと、
「患者さんのもっているサイコロジカルなもの」と
「患者さんのもっている生き物としての資質」の関連をじっくり考えつつ、
日々患者さんと接していらっしゃる岡野先生と、二人が対談し、考えていきます。
「ヘンとフツウはどうちがう?」
「フツウになるべき、ならないべき?」
「カミングアウトはどうしたらいい?」
二人の対談は、「大人になってから発達障害に気づく」
というテーマから始まります。

<感想>
ニキ・リンコさんの書いたものが読みたくてネット注文して届いたその日に一気読み!
期待が大きかった割りには、既に知っていることばかりという感じだった。
2002年12月10日初版で10年以上前の本だから仕方ないかなぁ~(^。^;)フウ


最近読んだ本

2012-10-21 21:41:25 | 読書

『発達支援のむこうとこちら』田中康雄(著)
<Amazon内容紹介より>
発達障害のある子とその家族をいかに支援すればよいのだろうか。
「生活障害」をキーワードに、発達障害援助の基本を問い直す。
障害の消滅や消失を目指す立場から、
生きづらさの改善を一緒に考える生活者の視点へ。
発達障害ではない、生活障害だ。


『片づかない!見つからない!間に合わない!』リン・ワイス(著)ニキ・リンコ(訳)
<Amazon内容紹介より>
ADD症状は必ず子ども時代から見られるという。
しかし、自分がADDとは知らずに、
周囲との違和を感じながら成人してしまう例も多い。
ADDは病気ではないが、
適切な治療を受け入れられなかったがゆえに、
犯罪を誘引することもあるようだ。
まず症状に気づき、それを受け入れることが重要となる。
完治することはないが、ADDであることを、
自分の人生設計を立てる上での1つの情報としてとらえればよい、
という。


『働くことがイヤな人のための本』中島義道(著)
<Amazon内容紹介より>
生きがいを見いだせない人や働かない若者が増えている――。
面白い仕事などめったにないし、
世の中とはもともと理不尽なもの。
では、どうしたら意欲を持つことができるのか。哲学的人生論。
「仕事とは何だろうか?」
「人はなぜ働かねばならないのか?」
「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」
―引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚OL、
中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、
人間が「よく生きること」の意味を探究する。
仕事としっくりいかず、生きがいを見出せない人たちに贈る、
哲学者からのメッセージ。


<感想>
田中康雄先生の本は一週間かかってやっと読み終わった(^。^;)ホッ
他2冊は、どちらも一日で読み終わった。
う~ん、感想になっていない。。。

『ツイッター幸福論』 『こころの格差社会』

2012-10-14 23:30:08 | 読書

『ツイッター幸福論』ネットワークサイズと日本人
海原純子(著)

<Amazon 内容紹介より>
ツイッターユーザーにとっての幸せとは?
ハーバード大学研究員の著者が、
ハーバードのシステムを使って解明した、
新しい日本人の姿。
スキルを磨き力を抜いてネットワークを広げたい…。
Twitterで“あたたかい波”を広げようとする、
日本人ニュージェネレーションの可能性とは。
「自分らしい生き方に目覚め始めた人々」は何をつぶやいているのか。
独自アンケートを多角的に分析。



『こころの格差社会』―ぬけがけと嫉妬の現代日本人
海原純子(著)

<Amazon 内容紹介より>
格差時代を幸せに生きるために「自己との対話」をとり戻す。
コミュニケーション不全がすべてのゆがみのもとだった!
幸せや満足感を得ようとする間違った自己実現欲求に犯された日本社会。
凶悪犯罪の多発、ひきこもりに熟年離婚、IT長者の光と影。
ゆがんだ現代社会で、本当に自分らしく生きる方法とは。


<感想>
『ツイッター幸福論』は、
たくさんあった数字部分を読み飛ばしてあっと言う間に読み終わった。
なかなか面白い!と思ったので、
随分前に買ってあった『こころの格差社会』を探し出して読み始めた。
内容は興味深かったけれど、読み終わるまでかなり時間がかかってしまった(^。^;)フウ