acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

『NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧』

2014-06-30 10:56:37 | 読書

『NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧』諸富祥彦(著)

<Amazon 内容紹介より>
“何か"があなたを待っている。
“誰か"があなたを待っている。
ナチスによるホロコーストを経験した心理学者フランクル。
彼は強制収容所という過酷な状況に置かれた人間の様子を克明に記録し、
「人間とは何か」という普遍の問いにひとつの答えを見出そうとした。
人は、何に絶望し希望するか。
時として容赦なく突きつけられる
“運命"との向き合い方を探る。
姜尚中氏の特別寄稿も新たに収載!

<感想>
図書館から借りてきた3冊目の本を今朝読み終えた。
「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」
「苦悩は、それ自体が、一つの業績である」
「私たちが人生に『イエス』と言えなくても、人生は私たちに『イエス』と言ってくれる。自分のこんな人生にいったいどんな意味があるんだろう、ふさぎ込み、絶望していたとしても、人生は『イエス』と語りかけてくれる―」
「人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に問いを発してきている。だから人間は、ほんとうは、生きる意味を問い求める必要などないのである。人間は、人生から問われている存在である。人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなくて、人生からの問いに答えなくてはならない存在なのである」
本で紹介されていたフランクルの言葉を書き留めておきたくなった。

『境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本』

2014-06-29 19:52:23 | 読書

『境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本』牛島定信(監修)

<Amazon 内容紹介より>
なぜ、問題行動で他人を振り回すのか?
人間関係を壊すようなウソをつくのか?
本人の苦しみと感情の動きをイラスト図解。
周囲が感じる「なぜ?」に答え、
回復への、道のりを明らかにする。

<感想>
思春期挫折症候群って書いてあったけれど、中年とか老人には無縁なのかなぁ~?と思った。

『母という病』

2014-06-29 09:31:51 | 読書

『母という病』岡田尊司(著)

<ポプラ社 本の詳細より>
母親という十字架に苦しんでいる人へ。
うつ、依存症、摂食障害、自傷、
ひきこもり、虐待、離婚、完全主義、
無気力、不安、過度な献身・・・・・・。
本当の原因は、「母という病」にあった―――。
長年、親子関係を見つめてきた精神科医が贈る、救済の書。
「悪い子」だったあなたにも、
「良い子」のままのあなたにも。
いま母親との関係に苦しんでいる人が増えている。
だが、母親との関係は、
単に母親一人との関係に終わらない。
他のすべての対人関係や恋愛、子育て、
うつや依存症などの精神的な問題の要因ともなる。
「母という病」を知って、それに向き合い、
克服することが、不幸の根を断ち切り、
実り多い人生を手に入れる近道なのだ。
精神科医としての著者の長年の経験を注ぎ込んだこの一冊の本には、
多くの知恵と多くの人生のドラマが詰まっている。
ページをめくりながら、心を揺さぶられるうちに、
あなたは自分自身の人生を見出すだろう。
○もくじ
はじめに 母親という十字架に苦しんでいる人へ ・・・・・・3
第一章 「母という病」に苦しむ人たち ・・・・・・29
第二章 生きづらさの根っこには ・・・・・・69
第三章 残された傷痕 ・・・・・・101
第四章 不安定な母親に振り回されて ・・・・・・137
第五章 自分しか愛せない母親とその人形たち ・・・・・・163
第六章 生真面目な母親の落とし穴 ・・・・・・189
第七章 母という病を克服する ・・・・・・217
おわりに ・・・・・・288

<感想>
ずっと気になっていた本を図書館で借りて読んだ。
役に立ちそうなところもあったけれど、曽野綾子も「母という病」だと言い切ってしまうことに違和感を持った。
有名人のくだりは全部鵜呑みにしない方がいいかなぁ~(^。^;)フウ

『生きるコント』『生きるコント2』

2014-06-26 20:11:18 | 読書

『生きるコント』大宮エリー(著)
<文藝春秋BOOKS 作品紹介より>
笑いが止まらなくなることがあります、ご注意下さい
毎日、真面目に生きているつもりなのに……
なぜか、すべてがコントになってしまう人生。
大笑いのあとほろりとくる、悲喜劇エッセイ
思えばそれは子供の頃からだった。
小学4年生のときのバレンタイン。あれはひどかった。
おかんとふたりの海外旅行。あれは危なかった。
彼とのクリスマスイブ。なんでそうなるのか。
これ全部本当なんです。
解説・片桐仁


『生きるコント2』大宮エリー(著)
<文藝春秋BOOKS 作品紹介より>
読むとラクになれます
笑ったり泣いたり水浸しになったり。
何をしでかすか分からない
“嵐を呼ぶ女”大宮エリーの
コントのような爆笑エッセイ集、第2弾
なぜ、東大に入ったのか、
なぜ電通を辞めたのか、
なぜ木造の家に住んでいるのか、
なぜ彼と別れたのか、
なぜノーブラなのか、
なぜTバックをはくことになったのか、
なぜ本を読まないのか、
映画を観ないのか、
なぜそんなにいつもおかしいのか?
エリー(とおかん)みたいな人がこの世にいるのか。
解説・松尾スズキ

<感想>
友だちから「大宮エリーって知っている」と聞かれたけれど???
よく聞いてみると、少し前にプレミアムトークのゲスト中山美穂の友人としてVTR主演していた人だ~!(^^)!
興味津々でさっそくエッセイを2冊買って読んでみた。
紹介してくれて、ありがとう~!

『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか』

2014-06-23 21:00:45 | 読書

『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか』―擬態するニッポンの小説
市川真人(著)

<Amazon 内容紹介より>
『1Q84』にもその名が登場する
日本でもっとも有名な新人文学賞・芥川賞が、
今や世界的作家となった村上春樹に
授賞しなかったのはなぜなのか。
一九七九年『風の歌を聴け』、
八〇年『一九七三年のピンボール』で候補になったものの、
その評価は「外国翻訳小説の読み過ぎ」など散々な有様。
群像新人文学賞を春樹に与えた吉行淳之介も、
芥川賞では「もう一作読まないと、心細い」
と弱腰の姿勢を見せている。
いったい選考会で何があったのか。
そもそも芥川賞とは何なのか。
気鋭の文芸評論家が描き出す日本の文学の内実と未来。

<感想>
ためになったようなならなかったようなよくわからない本だった。
だけど、いろんな芥川賞本が出てきておもしろい気もした(^。^;)ホッ