acoぶーろぐ

読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

曾野綾子本

2010-12-30 12:50:32 | 読書

『すぐばれるやり方で変節する人々』―昼寝するお化け〈第7集〉
曾野綾子著

<Amazon 内容紹介より>
“人は生きるのに一流でなくとも困らない”
“上流だろうが下流だろうが、面白い人は面白い”
「作家修行を始めた頃、私は作家になれれば、後は全くどうでもよかった。
 差別され、卑しめられることなど何ほどのことでもない。
誰が侮蔑しようとも、その道はひっそりと輝いているという矜持と確信があった。
そういった矜持はどこへ行ったのだろう。
人の評価など、すべて相対的なものに過ぎないのに」(本文より)
現代日本が抱える様々な問題、
国政、外交、人権、メディア、老化、貧困などをテーマにあげ、
卓越した批評眼がやせ細りするニッポンの抱える深刻な病巣を抉り出す。
“この国に明日はあるのか?”を鋭く問いかける警世のエッセイ集
・週刊ポスト連載「昼寝するお化け」の第七弾。

このブログを書き始めてから男性の著作しか読んでいない。
なんだか男好きみたいでまずいじゃん!
なんて思って曾野綾子本を読んでみた。

変なタイトルは政治の話からだった。
ダルマの写真を見れば想像がつくが、
ふと、バッタみたいな節足動物が浮かんでしまった。

カトリックの学校に育った筆者にとって、
愛とは何か・・・「友のために命を捨てること」
愛は、愛する者のために、少なくとも何か大きく捨てることであった。
家族愛は、自己愛の一種で、動物的本能だから人間に限らないそうである。

エピクロスという快楽主義の元となった人の言葉
「わずかなもので十分と思わない人、すくなくともこのような人には、十分なものは存在しない」
「自己充足は、あらゆる富のうちの最大のものである」

もう一つ、書いておきたいことがあるが、
大掃除をしなければならない。
あとで書き足すことにしよう。


<付け足し>

母子像というタイトルに書いてあったことが特に印象的だった。

・・・どんな理由であれ、一旦自分が捨てた子供には、会わないでこの世を去るのが礼儀だと思ったのだろう。
人生には会うことに意味がある場合もあるが、ついに会わずにこの世を去ることで一つの重い決意を伝えられることもある。彼女は会わないことで、最後の誠実を息子に見せたのであった。・・・
本文より

心から相手のことを大切に思っての決断であれば、
もしかしたら、真意が伝わるかもしれない。
まったく誤解されたままであっても、後悔はないかもしれない。

未来

2010-12-29 20:58:54 | 音楽
北野武監督作品『アウトレイジ』


加瀬亮のヤクザ役には興味があったけれど、
何が何でも自分で借りてみたい!というほどではなかった。
家族が借りて見始まったので、私も大掃除をさぼって見てしまった。

やっぱり加瀬亮はいい!と思って、
出演作を調べていたら、『アカルイミライ』に出ていた。
w(゜o゜)w オオー! 浅野忠信の付き人だったのか~!
それでもって、主演オダギリジョーの弟役をやっていた。
『アカルイミライ』は見たけれど、気が付かなかったなぁ~。

『未来』THE BACK HORN


タイトルとは裏腹のドツボに暗い映画のエンディング曲
http://www.youtube.com/watch?v=w1ELC48VXXE

『美しい名前』THE BACK HORN
http://www.youtube.com/watch?v=rl71XFumXLo
この切ない感じが好きだったなぁ~。

熊谷元一 写真

2010-12-28 22:23:25 | 写真
衝動的にネット注文してしまった本


『なつかしの小学一年生』熊谷元一

<Amazon 内容紹介より>
思い出の学舎、先生、同級生。野山に元気いっぱい遊んだ日々。
昭和のこどもの貴重な記録。
「先生おしっこ」「なかよしこよし」「コッペパン」「はだかで子守りの男の子」等と題された、
誰もが自分の子供時代を思い起こす写真の数々。
写真のなかに、あのころのあなたがいる。

今朝、NHKおはよう日本を見ていたら、
「子どもたちのまなざし 未来へ ~写真家・熊谷元一の思いをつなぐ~」
という企画に目が留まった。

・・・今年11月、長野県阿智村の子どもたちにこだわって70年にわたり写真を撮り続けてきた写真家の熊谷元一(くまがい・もといち)さんが101歳の生涯を閉じた。熊谷さんの写真は「コッペパンをかじる男の子」や「けんかを始めた少年たち」など子どもの純粋さが生き生きと写し出されているのが特徴で、子どもの自主性を尊重し、温かいまなざしで見つめる姿勢が貫かれている。今、不登校など課題が山積する教育現場などで、この熊谷さんが遺したものから少しでも多くを学ぼうとする人たちがいる。志を受け継ごうと奮闘する人たちをリポートする。・・・
番組内容紹介より

子どもたちがけんかを始める瞬間まで見守り続ける熊谷さんの温かさが心に染みて、
画面に釘付けになってしまった。
志を受け継ごうとする小学教師の取り組みも印象的だった。
これだけはできるようになって欲しいという大人の思いが、
子どもを追い詰めてはいないだろうか!
という教師の言葉。
深く心に刻んで、待つことのできる大人になりたいと思った。

生きる!!

2010-12-27 14:37:47 | 読書

『生きる!!―「根元を知ること」にこそ真実の「生」がある』
船井幸雄

<Amazon 内容紹介より>
迫りくる「人類の危機」をどう生きる?大きな時流からみると、時代は確実に「脱エゴ」「自然の摂理」に従う方向に向かっています。
“自他同然”魂の赴くまま、“あるがまま”自由に柔軟に生きられる人間になりましょう。

12月18日に参加したトークライブ「あの世に聞いた、この世の仕組み in 宇都宮」
そこに出てきた〝ヘミシンク〟〝アセンション(次元上昇)〟
などの耳慣れない言葉が身近になった気がする。

スウェーデンボルグ「霊界日記」!
超なつかし~!!
エジプトの死者の書、晩年心霊学に傾倒したコナンドイル・・・
30年以上前にはまりまくったなぁ~。