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読書、手作り三昧なacoの日々をつづるブログ

斎藤学本

2011-04-24 17:57:01 | 読書

『「夫婦」という幻想』-なぜ、結局いがみあってしまうのか
斎藤学(著)

<Amazon内容紹介より>

あなたは、まだ気づいていませんか?
・妻がやたらと「離婚、離婚」を口にする
・天ぷらを自分で揚げなくなった
・夫の趣味を毛嫌いする
・二人きりで旅行に行きたがらない
・最近、妻がやたらと活き活きしている
・娘が水商売、息子はひきこもり
→こんな夫婦は、「熟年離婚」の予備軍!
妻が出していたサインに、夫は気づいていないのです!
本書の著者は、精神科医で、家族機能不全問題の第一人者。
長年のカウンセリングやワークショップでえた経験・実績をもとにして、
──夫婦をまっとうするために、夫はどうすべきなのか?
──夫婦とは、何なのか?
について、わかりやすく書いた本です。

男というのは、どこまで鈍感な生き物なのだろう。
世の熟年夫たちは、「夫婦は古いほど味が出る」と無邪気に考えている。
妻が発してきた危機のサインを軽く受け流してきた結果が、目の前に突然差し出された離縁状である。
「何を血迷ったか!」と叫んだときには、もう手遅れ。
妻の意志は揺るがない。
なぜ、こんなことになってしまったのか―。
その理由を簡単に言えば、男女の違い。
たいていの夫は、家族の幻想、夫婦の幻想を墓場まで引きずっていく。
相手の真意を知ろうともしないから、妻が途中で変わってしまったのだと思いこむ。
しかし、年老いてから捨てられて泣くのは、夫のほう。本書には、一日でも早く知るべき現実が書かれている。


ところどころ、声を上げて笑いながら、さっき読み終わった。
確かに夫婦二人で旅行するより、
気の合う女友達、もしくは一人のほうが楽しいかもしれない。
でも、運転手代わりにこき使うというのも悪くない。
最近、魂胆を見破られて、これから一人で買い物に行かなくては。。。