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諸富祥彦本

2011-04-10 18:39:09 | 読書
『<むなしさ>の心理学』なぜ満たされないのか
諸富祥彦(著)


<Amazon内容紹介より>
心のメッセージ――
むなしさは、私たちの人生に何が欠けているかを告げ知らせてくれる貴重なメッセージだ……。
だから、私たちのむなしさからの出発は、自分の内側で口を開けているそのむなしさから目を逸らさずに、きちんとそれを見つめることから始めなくてはならない。
あるいはこう言ってもいいかもしれない。
むなしさと、しばらくの間、いっしょにいること。
むなしさに、時折、やさしく触れてみること。
そしてそこから、どんな声が聞こえてくるか、ていねいに問いかけてみること。……
心のむなしさに何か大切な意味が秘められているということを、既に暗に感じとっていたはずなのだから。
――本書より
豊かさのなかで、ふと感じてしまう空虚感や無力感はなぜ。
「生きる意味」を実感できるためには、どうすればよいのか。

<目次>
第1章 むなしさの現状
第2章 むなしさの時代
第3章 むなしさと心の病理
第4章 むなしさからの出発
第5章 むなしさを越える心理学(1)
 (フランクル心理学で「生きる意味」を感じる)
第6章 むなしさを越える心理学(2)
 (トランスパーソナル心理学で「宇宙の中の自分」を感じる)
第7章 「いのち」に目覚める
終章 悩めるあなたが世界を救う?-支えあいのネットワーク

第1章~第4章までは、1997年に書かれたためか、
今の時代にぴったりという感じがせず読みにくかった。
第6章~終章は、まさに今の私が知りたいことだった。
久々に諸富祥彦のホームページを訪問してみよう。
http://morotomi.net/
地震後の心構えのヒントが得られるかもしれない。