10月20日(土)西武観光バスにて乗客僅か3名。秩父湖で下車。
人気がない駐車場の空きスペースに設営する。
明日は念願の和名倉山です。
21日(日)6:00出発 埼玉大学秩父寮の脇が入口になります。
長いつり橋を渡り、もう戻れないのではと考える。かつてこの山は友人が遭難しかけたとの話や熊の出没がうわさされている鬼門の山です。
直線の上りを急ぐ。最初から息が上がり目眩もする。
小さなケルン発見。
1007m辺り。尾根に乗った。
登尾沢ノ頭1369m付近の反射板跡地。ここにザックをデポして三角点を探してみるが分からず諦める。この時ザックをデポした地点に戻れず道迷い焦った。
三角点の代わりに。
何とか元の道に戻り歩きだす。
苔むした秩父の山。いい感じ。
ザレ場。
この辺の標識から茂みに入る。
ぬた場(イノシシの泥浴び場)発見。
造林小屋跡近くに水場あり。
藪の中、道迷いしやすいルートのようだが枯れてそれ程でもない。
茂みから和名倉山が見えた。
12:05草原地帯に到着する。疲れていたので腰を下ろし休憩。北ノタルというところのようです。
二瀬分岐。ここで南からの一般道と合流する。和名倉山頂へは東に20分とのことです。
山域が広く遠い。
13:00 倒木が多く通り過ぎ、戻り、三角点を発見しここが山頂であることを確認する。
和名倉山の標識は見あたらず白石山(和名倉山の別名)2036mの古びた鉄プレート。
時間が押していたがインスタントラーメンで遅いお昼にした。ここまでであった人は3組。みんな逆方向からの登山者でした。
下山途中に唐松尾山が見えました。
シャクナゲ群生を南下する。
東仙波からの富士山。
16:00山の神土に到着。あと20分で将監小屋に着く。ひと安心だ。
16:30将監小屋にテント設営。本日の10時間の行動に終止符を打つ。足がつること5回。足指には水膨れあり。
晩飯ではありません。朝ごはんです。昨日は疲れのせいでチョコレート、クッキー、アーモンド等甘いものを紅茶で胃に流し込みました。
22日(月)7:00小屋を後にする。
途中フンの臭い動物の臭いを感じた。少し身構えたが近くにいたのはシカでした。奥にもいる。
丹波へ。
熊倉山1624m。
サオラ峠1470mこの辺で腰痛が悪化してきた、まだバス停まで800m下らなくてはならない。つづら折りの道を黙々と下っていく。
丹波山村が眼下に見えてきた。今回の山旅の終わりを感じている。
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