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NPO法人体験型安全教育支援機構 (旧ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE ニュース

犯罪・災害から自分で自分を守る力をつける体験型安全教育プログラム・実践の記録等の情報をお伝えします

「防犯環境設計の基礎」発売

2010-04-23 11:19:17 | 子どもの安全
「犯罪とは何か?」

「犯罪はなぜ起こるのか?」

皆さま、ふと考えたこと、ありませんか?

そして、「どんな公園が安全なのか」、

「どんな街が安全なのか?」

不安に、そして疑問に思ったこと、ありませんでしょうか?


「ではどうすれば犯罪は防げるのか」

「そのために私たち市民はどうしたらよいのか」、、、。

 このような疑問にお答えする本が、この度刊行されました。

その名も
「犯罪環境設計の基礎」(彰国社 2010年4月)。

監修は、わたしたちACE の顧問でもあり、
長年犯罪者や防犯について研究してきた日本女子大学清永賢二教授、

著者は、清永教授をはじめ、

㈱ステップ総合研究所研究員 川嶋宏昌、篠原惇理、

日本福祉大学授 田中賢准教授です。

内容はざっと以下の通りです。


第一章 犯罪防止デザインの基礎理論
1 犯罪と犯罪防止の原理と課題
2 犯罪者の行動心理の変化
3 「やりやすい」の構造
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第二章 安全安心な戸建て住宅づくりの基本構想
1 戸建住宅における防犯環境設計
2 安全安心の家づくりの狙い
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第三章 安全安心な集合住宅づくりの基本構想

第四章 安全安心な学校作りの基本構想

第五章 安全安心な公園づくりの基本構想

第六章 安全安心な近隣街づくりの基本構想



「本書が契機となって、「犯罪は、たとえゼロにはできないとしても、

限りなく減らし、ゼロに近づけることはできる。

そのなかから犯罪被害に泣く人が

一人でもなくなることを最大の喜びとする」を目指して、

設計者はもとより、本書が街の安全安心リーダーのための、

日々の努力の糧とバイブルになればさいわいである」

(「防犯環境設計の基礎」ーはじめにー清永賢二©彰国社  より抜粋)

ぜひ、お手にとってご覧ください。

深見

©ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE

体験型安全教室その後

2010-04-21 08:36:11 | 子どもの安全
みなさん、お久しぶりです。
我が家の新一年生も毎日元気に学校に通っています。
新しい世界にわくわくしながら、
でも幼稚園よりはちょっぴり厳しい世界で
もまれて、少しずつたくましくなってきました。

さて、先日ワークショップを開きましたが、
ワークショップに参加していただいた方から、
その後の子どもたちやお母さんたちの様子を先日うかがいました。

まず、お母さんたちからは
「ただただ心配するだけだったけど、親子でできる危機回避のための練習メニュ―が
こんなにあるなんて知らなかった」
という言葉をいただきました

ワークショップの中では、安全マップ作りに関して
今井さんというゲストをお呼びしお話ししていただいたのですが、
今井さんに触発され、
その後マップ作りに取り組んで下さった方がたくさんいました。

親子で通学路を歩いて
絵を描いたり、写真を撮ったり、近所の人にご挨拶したり、
110番の家を確認したり、
何気なく歩いていた道を、親子で意識して歩くことで、
通学路を再確認できたようです。

それから、入学式で防犯ブザーが配られたのですが、
ワークショップの中で、ブザーを腰の位置につけ、引き抜く練習をしたあるお子さんは
さっそく入学式後、お家に帰って何度も、ブザーを鳴らす練習をしたとか。

抜くのは簡単だけど、戻すのは難しいとか、そのお子さんなりに、
また色々と発見したようです。

安全に対する意識づけになればと開催した体験型安全教育ワークショップ、
少しは皆さんのお役に立てたようで、うれしいです。

ただ、プログラムの中で工夫の余地がある点も多々あり、
これからもっと練り直し、
もっともっとよいものにしていこうと思っています。

参加してくださった皆様、そしてその後の感想を寄せて下さった皆さま
ありがとうございました。

続編にもまたご参加ください

株式会社ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
楊 奈穂

「新一年生のための親子安全防犯教室」開催しました!

2010-04-01 21:21:11 | 子どもの安全
昨日、新一年生のための親子での体験型安全教室、開催いたしました。
一年生になる前の、ちょっと不安な時期に、
親子で危機にあった時の解決方法を知って、
元気に4月から学校に通ってほしい、との思いから開催したワークショップ。
なんとか参加者の皆さんのご協力により、楽しくおえることができました。

親子でのスキンシップを通して、
まだまだ幼稚園卒園したてのかわいいお子様たちが、
怖がらずに、危機回避を学ぶお手伝いができれば、と思って行ったのですが、
やはり、お母さんと一緒だと、子どもたちの顔が安心しきっていて、
かわいいこと!

ちょっと怖い場面の練習でも一生懸命頑張れたし、
なにしろお母さんにギュッとされて、大満足の笑顔が広がっていました。

「私はとても大事にされている」
という感情が安全教育の第一歩ですが、
まさに、このことを感じたワークショップでした。

皆さま、本当にご協力ありがとうございました。

㈱ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
深見

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かわいい子を旅にだすには、、、?

2010-03-27 17:21:04 | 子どもの安全
春休みになり、うちの子どもたちを、とうとう、
初めての姉弟二人旅に送り出しました!

といっても飛行機の搭乗口までは私が送り、
到着地の到着口にはおじいちゃんおばあちゃんが待ち構えているので、
ふたりっきりというのは機内だけなのですが、、

でもむこうでは、母の手を離れ、自分たちで判断しなきゃいけないことも多々あるでしょう。少しはでっかくなって帰って来るかな?

じつはACEが所属している㈱ステップ総合研究所の川嶋研究員が、
子どもの一人旅に関して読売新聞でコメントしています。↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/kids/mk20100319kk01.htm

子どもだけで旅に出すときの注意点が書かれています。
ぜひ参考にしてみて下さい。

こちらも→http://blog.goo.ne.jp/anzencity

㈱ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
深見

「新一年生のための親子安全防犯教室」開催のお知らせ

2010-03-26 20:25:14 | 子どもの安全
こんにちは、ACE深見です。

3月31日に㈱ステップ総合研究所主催 
「新一年生のための親子防犯教室」を開催いたします!

親子でスキンシップをしながら安全を学ぶワークショップです

一年生になって、初めて親の手を離れて学校に通いだす子どもが
「無事に学校に行けるかしら」
「無事に帰って来るかしら」

そう思う保護者の方々がたくさんいらっしゃると思います。

そんな不安を解消するため、またそんな不安に立ち向かうため
子ども自身に安全に身を守る力をつけるワークショップです。

内容は
大きな声を出したり、
正しい防犯ブザーの付け方
安全マップの作り方
等など、危機察知・回避能力を親子で、実際に体験しながら学んでいただきます。

携帯などに頼るだけでなく、子どもたちも自分で自分を守る方法~安全基礎体力~
を身につけて行かなければならないと私たちは考えています。
これから一人で地域に飛び込んでいかなければならない新一年生の皆さんが、
体験しながら学び、自信を持って通学できるように、とのおもいから、
このワークショップを企画しました。

保護者の皆さまにも、子どもの視線に立って、
親子で感じて学んでいただきたいと思っています。

なお、このプログラムは日本女子大学清永賢二教授の
「発達段階に応じた体験型安全教育プログラム」に基づいて行われます。

講師は日本女子大学市民安全学研究センター研究員楊、
㈱ステップ総合研究所主任研究員鈴木、五十嵐など数名です。

ご興味のある方、ご参加希望の方はコメント欄またはメールにてご連絡ください。
事前申込制になっております。

皆さまのご連絡お待ちしております


㈱ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
深見


山形の通学時、下校時を知らせる防犯センサー

2010-03-16 07:39:07 | 子どもの安全
山形に訪れた際、山形の皆さんの
子どもへの見守り活動の先進性に触れたお話を先日させていただきましたが、
今日はその一部をご紹介します。

この写真は、山形市内西部地区の、とあるものです。

なんだとおもいますか

これは、子どもの登下校を知らせるセンサーです

子どもが学校を出た際に家にピッとお知らせし、
また登校した際にもおうちにピッとお知らせしてくれるそうです。

総務省のモデル地区として
取り付けられた機器が、
モデル地区としての期限を過ぎてもなお、
自治会の資金で、運営されています。

子どもたちの安全のために、自治会として運営するべきだとという
地域の皆さんの判断によって維持が保たれています。

この地区ではそのほかにも、
街路に設置したスピーカーで子どもの下校を知らせます。
スピーカーで「これから子どもたちが下校しますので、見守ってください」
とながれると、家々からおじいちゃん、おばあちゃん、お母さん方が出てきて、
子どもたちを見守ってくれるそうです。

山形は、どの方も、子どもにあたたかい視線を向けている、と感じました。

楊 奈穂

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文京区の小学校での安全教室

2010-03-13 22:57:13 | 子どもの安全
先日、文京区立関口台町小学校で安全教室を行ってきました。

NPO法人えこおさんという、子どもの教育のために熱心に活動されている皆さまと協力して、この教室は開催されました。

参加したのは、たまたま女子のみ。
学年は1年生から5年生まで
女の子ならではの、気をつけなければいけないことを
女子だけで教えることができ、それがかえってよかったのです

どうしても、女の子は、大きくなっても
犯罪弱者であり続けます。
狙われる確率は男子よりは確実に高いのです。
悔しい話ですが、女の子はより男の子より気をつけなければなりません。

そのためには、小学生のうちから、自分で自分を守る力をつけていなければならないのです。

自分のバッグよりも、携帯よりも、個人情報よりも自分の命が大事。
それを’うざい’とおもわれようと、しつこく伝えたい。と強く思った一日でした。

ACE楊奈穂&鈴木

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山形県地域防犯リーダー研修会にて

2010-03-13 22:49:49 | 子どもの安全
皆さま、こんばんは。

3月3日にACEが青柳小学校で子どもたちに安全教室をしている間、
私は、山形県に行き、防犯リーダーの皆さまとお話ししてまいりました。

山形市と米沢市でお話ししてきたのですが、
両市とも、とても魅力的な町でした。

というのも、’人の力’というのがすごいのです。
地域のため、というと素早く結束し、特に、
山形の人々は’子どものためにお願いします’というと、
たくさんの人が協力する、そういう土地柄ということがよくわかった二日間でした。

結局、どのような優れた機器よりも何よりも、人の力。

こういう大人に囲まれた山形では、
子どもたちの笑顔が素晴らしく、
とくに挨拶が「大人が見習わなければならないほど」(山形のある地域リーダー曰く)
元気よく、にこやかに挨拶するそうです。

知らない人には挨拶しない、知っていても、挨拶しないといわれる
昨今。とても暖かくなる土地でした。

また訪れて、もっと山形の方々とお話ししてみたいと思いました

楊 奈穂

安全教室の講師として行ってきました!

2010-03-03 22:34:56 | 子どもの安全
NPO法人地域ネットワークとらいあんぐるさん主催の安全教室に、
講師として参加しました。

好天に恵まれ、幼稚園年長~小学校6年生までの可愛らしい子ども達と、
楽しい一時を過ごしました。

20m走る練習がとっても楽しかった様子の子ども達、
終わってからも「まだ走りた~い!!」という声があちこちからあがっていました。

やっぱり、子どもは楽しみながら体で学ぶのが一番ですね!
そして、鬼ごっこなど遊びの中で自然に身につくこともたくさんあるんだな、と改めて感じた一日でした。

ACE鈴木 

朝霞市防犯パトロール講演会

2010-02-27 09:13:53 | 子どもの安全
先日、朝霞市の防犯パトロールの皆さんとお話をする機会がありました。

そんな中で、朝霞市は、自治体と、警察、そして地域の皆さん、PTAなどが
うまく連携をとりながら防犯パトロールをしているということが
わかりました。

同じ場所を時間を変えて、それぞれ都合のよい時間にパトロールしており
犯罪発生率も非常に低いそうです

犯人を見つける、とか捕まえる、というのではなく、
いつも元気なお年寄りが今日は元気がないな、とか、
今日も子どもたちが元気だな
あそこの新聞受けがたまっているけど大丈夫かな
など、普段とはちょっとちがうことを感じ、見守る。

そういう「地域を見守る」という地域の人しかできないパトロールを
朝霞の皆さんは、行っています

日本女子大学市民安全学研究センター
ACE楊