NPO法人体験型安全教育支援機構 (旧ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE ニュース

犯罪・災害から自分で自分を守る力をつける体験型安全教育プログラム・実践の記録等の情報をお伝えします

子ども110番の家めぐり

2011-06-16 10:04:57 | 日記
みなさん、こんにちは。ACEの清永です。

昨日、文京区立大塚児童館主催の「子ども110番の家めぐり」のお手伝いをしてきました。

大塚児童館の先生方と、NPO法人トライアングルのみなさんが
中心に行ったこの企画、今回も大成功でした。

事前の準備、事前の地域の方へのご挨拶などしてくださった先生がた、とらいあんぐるの大和田さん、本当にお疲れ様でした。

子どもたちは、元気に110番の家をめぐり、
ご挨拶をしていました。
かわいい1年生たちは、自分の顔を一生懸命覚えてもらおうと、
110番のお家の方の顔を見て、大きな声で「よろしくお願いします!」
とご挨拶。

これで安心して、いざというとき飛び込めるかな?!

帰ってきてからの麦茶、おいしかったね!



次回もお楽しみに!

板橋区内、北区内で体験型安全教室行いました。

2011-06-13 09:41:31 | 日記
こんにちは、ACE清永です。

先週土曜日、ACEは二手に分かれて、北区内、そして板橋区内の小学校で体験型安全教室を行いました。

子どもたちには思いっきりランドセルを背負って走ったり、
大声を出したり、体を動かしていただきました。

もっと動かしたのは、ご協力いただいた先生方、保護者の皆様で、
子どもを追いかけて下さったり、不審者役になってくださったり、
本当にお世話になりました。ご協力感謝いたします。

子ども時代に体を動かして覚えたことは、いざという時に必ず役に立ちます。
ぜひ、おうちでもジタバタやロケットダッシュなど、やってみてくださいね!



石川県学校安全ボランティア養成講座

2011-06-08 13:12:29 | 日記
先日、石川県内で「学校安全ボランティア養成講座」が開催され、弊所研究員(清永奈穂、佐藤郁子)が講師として行ってまいりました。

石川県内で4ヵ所開かれ、参加方式は、学校の先生と地域の方々がペアー、
または3者で受講するもので、とても素晴らしい講座でした。

なかなか地域の方々と学校の先生が一緒に参加し、
子どもの安全について語る場というのはなく、
石川県の子どもの安全に対する意識の高さを感じました。

私達の講演後、地域ごとに分かれて、懇談会が開かれ、
今後の学校安全への取り組みの話し合いが熱心にされていました。

そこで交わされていたのは、学校安全にかかわる地域の人々の悩みや、
目が啓かれるご発言でした。

ある会場での懇談会で、地域の重鎮でいらっしゃる方のこんな発言に、
先生方、教育委員会の方、
一同みんな心がうたれました。

「この学校安全活動は、いつおわるのか、、おわりがないようなきがする、、」
という活動の中での苦しみを吐露する方がいらっしゃったとき、

「私もそう思いました。苦しかった。
しかし、そのうち、私達がたっていることが、当たり前の風景なんだ、
そう思うようになりました。私達がいることが、私達が空気の様にいることが、
当たり前なんです、この地域では。」

長年の活動の中からでないとでてこない、このような珠玉の言葉を聞くことができ、
若輩者の私ですが、がんばろう、とおもいました。

犯罪からの危機実態に関する研究

2011-06-04 13:58:14 | 日記
こんにちは、ACE清永です。
2010年12月~2011年1月にかけて行った、犯罪からの危機実態に関する調査第二回の結果が出ました。
(詳しくは http://www.ri-step.co.jp)

ここに抜粋してお伝えします。



2010年・第2回犯罪からの危機実態に関する研究
―小学校・中学校を中心として―
The Second Research Report
The effect of Recent Crimes in Japan on School and Child as Seen in an Analysis of Primary and Secondary School Children
清永賢二    日本女子大学客員教授

KENJI Kiyonaga

清永奈穂    (株)ステップ総合研究所

NAHO Kiyonaga

2011年5月30日



1 調査の枠組み


1.目的
 本調査は、子どもの犯罪からの安全はどの様な状況にあるのか、特に子どや保護者さらには学校の教師の間に危機感の高かった3年前の状況から、今日どの様な変化を遂げて来ているかを改めて追跡調査することによって把握することを目的としてなされた。


2.調査期間
 今回調査は、前回2007年10月~2008年1月の間に行われた第1回調査(以後、「第1回調査」と呼ぶ)を基に、3年経過した2010年12月~2011年1月の間に行われた(以後、「第2回調査」と呼ぶ)。
調査票は基本的に第1回のものと同じ項目を採用したが、加えて「背後から襲いかかられた経験」「不審者のイメージ(自由記述)」を新しく採用した。

3,調査方法及び対象
 調査は、調査票の学校留め置き法によってなされた。具体的には、前回の第1回調査と同様に全国を8ブロックに分け、その中から調査に同意した学校=18校(小学校=9校、中学校=9校)に対し、調査票を送付し、調査を依頼した学年において、学級担任の教師の指導の下に調査実施、回収した。
 調査は、調査実施当日登校していた小学校4年生と6年生、中学校2年生に実施を依頼した。調査対象総児童・生徒数は、小学校児童=780名、中学校生徒=860名の計=1、640名となった。男女の割合に大きな差はない(表1)。

4.第1回調査と第2回調査の違い
 基本的には同一であるが、第1回調査では調査対象とならなかった中学生が第2回調査では調査対象とした。逆に第2回調査では、第1回調査では調査対象となった小学2年生を対象からはずした。理由は小学2年生では調査票形式の調査では他の学年と同一の調査票では調査不可能なこと、逆に犯罪被害として公式統計などで最も多くカウントされているのは中学生で中学生を調査する必要性の大きいことによった。
 また、調査項目は、基本的に第1回調査の項目によったが、この他に第2回調査には「後ろから襲われた経験」と「不審者イメージ」について調査した。


大地震と学校調査研究

2011-06-02 11:56:08 | 子どもの安全



最初に、この調査にご協力いただいた被災地の小中学校の方々に深く感謝申し上げます。
本当に大変なときに有難うございました。お礼は、子ども達にこのような悲しい経験をさせないよう、貴重な
資料を基に研究を世の中に出す事でお礼にさせていただきます。

現在300校以上の小中学校から「そのとき、どうだったのか」のかの状態を教えて貰っています。
集計し次第、皆様に伝えたいと思います。パンチはすみました。集計に入ります。