NPO法人体験型安全教育支援機構 (旧ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE ニュース

犯罪・災害から自分で自分を守る力をつける体験型安全教育プログラム・実践の記録等の情報をお伝えします

息子の通学路を歩いて再確認

2010-04-28 09:39:22 | 日記
毎日雨が続いていますね
今朝は息子がどうしても長靴をはきたくない!!とごね、
往生しました。
小学校一年生になった途端、
「レインコートもいらない」
「長靴もいらない」
と言い張る彼。粋がっているのでしょうか、、

雨合羽だの、長靴だのは子どもっぽい!と思っているのか
まだ子どもなのに。

大丈夫だ大丈夫だと言い張る彼を、
「今日は絶対長靴はかないと行かせない!」
と押し問答した揚句、
結局母が勝ち、彼は涙を拭きながら
いやいや履いていきました。

そこまでいやなら、別にはかなくてもよいか、、、と思い、
この雨の多い四月、ずっと好きにさせていたのですが、
今日はとにっかく大雨。靴じゃちょっとね~。


ところで、昨日、彼の学校まで久々についていき、
朝の登校風景を見て、驚愕!
なんともちんたら歩いていること、、、
そして前を見ず、下を見たり、横を見たり、、、。
これではいかん!教育のしなおし!
と、今日もふてくされる彼と一緒に登校しました。

子どもはいくら口で言ってもなかなか実行できぬと知っていながら、
手を抜いていたことを反省。
お巡りさん、お店の人などに挨拶しながら、
まっすぐ前を見て歩くように(そしていやがられぬよう)
ちょこちょこ口出ししました。

やっぱり、一年生は、大人の見守りと手助けがまだまだ必要なのですね
本人はいっちょまえのつもりでも、
やはりちゃんとした大人に育てていくには、
サポートが大切。
再確認する今日この頃でした

株式会社ステップ総合研究所ACE
深見

「防犯環境設計の基礎」発売

2010-04-23 11:19:17 | 子どもの安全
「犯罪とは何か?」

「犯罪はなぜ起こるのか?」

皆さま、ふと考えたこと、ありませんか?

そして、「どんな公園が安全なのか」、

「どんな街が安全なのか?」

不安に、そして疑問に思ったこと、ありませんでしょうか?


「ではどうすれば犯罪は防げるのか」

「そのために私たち市民はどうしたらよいのか」、、、。

 このような疑問にお答えする本が、この度刊行されました。

その名も
「犯罪環境設計の基礎」(彰国社 2010年4月)。

監修は、わたしたちACE の顧問でもあり、
長年犯罪者や防犯について研究してきた日本女子大学清永賢二教授、

著者は、清永教授をはじめ、

㈱ステップ総合研究所研究員 川嶋宏昌、篠原惇理、

日本福祉大学授 田中賢准教授です。

内容はざっと以下の通りです。


第一章 犯罪防止デザインの基礎理論
1 犯罪と犯罪防止の原理と課題
2 犯罪者の行動心理の変化
3 「やりやすい」の構造
 .
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.

第二章 安全安心な戸建て住宅づくりの基本構想
1 戸建住宅における防犯環境設計
2 安全安心の家づくりの狙い
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.
.
第三章 安全安心な集合住宅づくりの基本構想

第四章 安全安心な学校作りの基本構想

第五章 安全安心な公園づくりの基本構想

第六章 安全安心な近隣街づくりの基本構想



「本書が契機となって、「犯罪は、たとえゼロにはできないとしても、

限りなく減らし、ゼロに近づけることはできる。

そのなかから犯罪被害に泣く人が

一人でもなくなることを最大の喜びとする」を目指して、

設計者はもとより、本書が街の安全安心リーダーのための、

日々の努力の糧とバイブルになればさいわいである」

(「防犯環境設計の基礎」ーはじめにー清永賢二©彰国社  より抜粋)

ぜひ、お手にとってご覧ください。

深見

©ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE

体験型安全教室その後

2010-04-21 08:36:11 | 子どもの安全
みなさん、お久しぶりです。
我が家の新一年生も毎日元気に学校に通っています。
新しい世界にわくわくしながら、
でも幼稚園よりはちょっぴり厳しい世界で
もまれて、少しずつたくましくなってきました。

さて、先日ワークショップを開きましたが、
ワークショップに参加していただいた方から、
その後の子どもたちやお母さんたちの様子を先日うかがいました。

まず、お母さんたちからは
「ただただ心配するだけだったけど、親子でできる危機回避のための練習メニュ―が
こんなにあるなんて知らなかった」
という言葉をいただきました

ワークショップの中では、安全マップ作りに関して
今井さんというゲストをお呼びしお話ししていただいたのですが、
今井さんに触発され、
その後マップ作りに取り組んで下さった方がたくさんいました。

親子で通学路を歩いて
絵を描いたり、写真を撮ったり、近所の人にご挨拶したり、
110番の家を確認したり、
何気なく歩いていた道を、親子で意識して歩くことで、
通学路を再確認できたようです。

それから、入学式で防犯ブザーが配られたのですが、
ワークショップの中で、ブザーを腰の位置につけ、引き抜く練習をしたあるお子さんは
さっそく入学式後、お家に帰って何度も、ブザーを鳴らす練習をしたとか。

抜くのは簡単だけど、戻すのは難しいとか、そのお子さんなりに、
また色々と発見したようです。

安全に対する意識づけになればと開催した体験型安全教育ワークショップ、
少しは皆さんのお役に立てたようで、うれしいです。

ただ、プログラムの中で工夫の余地がある点も多々あり、
これからもっと練り直し、
もっともっとよいものにしていこうと思っています。

参加してくださった皆様、そしてその後の感想を寄せて下さった皆さま
ありがとうございました。

続編にもまたご参加ください

株式会社ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
楊 奈穂

「新一年生のための親子安全防犯教室」開催しました!

2010-04-01 21:21:11 | 子どもの安全
昨日、新一年生のための親子での体験型安全教室、開催いたしました。
一年生になる前の、ちょっと不安な時期に、
親子で危機にあった時の解決方法を知って、
元気に4月から学校に通ってほしい、との思いから開催したワークショップ。
なんとか参加者の皆さんのご協力により、楽しくおえることができました。

親子でのスキンシップを通して、
まだまだ幼稚園卒園したてのかわいいお子様たちが、
怖がらずに、危機回避を学ぶお手伝いができれば、と思って行ったのですが、
やはり、お母さんと一緒だと、子どもたちの顔が安心しきっていて、
かわいいこと!

ちょっと怖い場面の練習でも一生懸命頑張れたし、
なにしろお母さんにギュッとされて、大満足の笑顔が広がっていました。

「私はとても大事にされている」
という感情が安全教育の第一歩ですが、
まさに、このことを感じたワークショップでした。

皆さま、本当にご協力ありがとうございました。

㈱ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE
深見

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