Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

英会話塾の教育システムについて “ACE KIDS ACADEMY”

2014年11月24日 | お知らせ
     “ACE KIDS ACADEMY”
                英会話塾の教育システムについて

 皆様のご清栄をお慶び致します。

 さて、珠算・習字・英会話各部門の教育スタイルや運営手法についての研究が日一日と進み、同時にキッズ・カルチャー業界、英会話塾業界との交流が深まるにつれ、英会話塾での「あるべき教育スタイル」(望ましい教育・学習方式)について、次第に「一つの選択肢」に絞られつつあります。

 振り返って、英会話塾の盛衰の歴史を紐解けば、英語が苦手な日本社会では、老若男女を問わず、西欧文明や米国式ビジネスへの憧れと実益とが原動力となって、英会話への需要は非常に高いものがあります。

 最近のように、小学校高学年生において、英会話が必修教科に格上げされることが、もはや数年後と具体的期限が差し迫ってくれば、尚更のことです。

 しかし、この英会話力を、低コストで効果的(効率的)に高いレベルに達するまで身に着ける学習法については、あたかも金鉱脈を探索するがごとくに、従来から多くの研究者が必死に研究もし、試みもしてきましたが、必ずしも成功したとは言えません。
 
 即ち、多くの企業が、全国的な組織と規模でもって英会話塾を立ち上げ、一時的には成功もしたかのようには見えたりしましたが、結果的には失敗してしまった例が数多くあります。そうした盛衰の歴史は、主には、外国人講師の雇用が多大な人件費コストを要するということや、その外国人講師への研修や労務管理等が意外と難しく、欧米のビジネススタイル・雇用条件との違いを改めて認識することになると言った点の「壁」が存在すると、私は考えています。

 もちろん、一定数以上の生徒数を見込める大都会での教室展開に絞り、かつ雇用条件・環境でも幾多の工夫を凝らして成功している英会話塾もありますが、これらの成功例には、人口数が少ない地方では、簡単には見習えない「壁」が種々潜在しています。

 そこで、こうした幾多の壁を乗り越え、人口減少傾向が激しい地方においても、英会話塾を開設し、運営を続けていくには、今までにない相当な工夫が必要ですが、現在の進んだICT技術や設備を使用したオンライン方式の教育システムの採用と工夫が有力候補になります。

 このオンライ方式の教育システムの良さは、(ともすれば、高額な学費になりやすい)外国人講師採用に伴う過大な人件費が一切かからないという点と、現在の進んだICT技術や道具類のお蔭で、丸で、外国人講師と直接対面して会話を学び楽しめるが如き臨場感をも体験できるという諸点にあります。

 また、その運営・指導においては、外国人講師によるテレビを通しての会話指導のみならず、会話終了後においては、その外国人講師から、その感想や反省点の指摘、今後の勉強対策・ポイントもイ・メールで併せて指導されるという特典が付与されています。

 同時に、必ず日本人講師・チューターが生徒向けの諸種の指導や管理を、総合的にかつ責任を持って行い、学習面での補強をしっかりと行っていくというシステムが構築されています。

 かくて、外国人講師のテレビを通しての指導と日本人チューターによる学習管理とが並行して進むという理想的な学習システムとなっています。

 そこで、結論として、“ACE KIDS ACADEMY”では英会話塾を、原則的には、このオンライン・テレビ方式の採用で運営し、例外的に、外国人の直接生授業で運営する地域・教室もあると混合方式で、運営していく所存です。
 
 どうか皆様のご理解とご支援を何卒よろしくお願いします。

                                            平成26年11月24日 月曜日
                                            岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
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