Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

AI でイラスト

2024-05-12 09:20:51 | お絵かき
バイオリン,ギター,ビブラフォンという編成でライブを企んでいる.Chat GPT がお利口だったので,プログラムのイラストを AI に頼んでみよう.と思い立った.上記三つの楽器のトリオを依頼した.左端のような画像ではちょっと恥ずかしいので,プレイヤーを猫にして漫画化することにした.

トップ画像が作例.どういう画風かは,先方にお任せするしかない.中央縦の2枚は Canva によるものだが,このアプリはビブラフォンを楽器を理解していない.それはつぎに試みた Microsoft の Coplot Designer も同じだったが,こちらはチャットにより直前の絵に対して注文をつけることができた (Canva でも出来るのかもしれない).以下は Coplot の結果である.言葉で要求すると,4枚の絵が返ってきた.
右上の構図が好きだが,ビブラフォンが変だ.ビブラフォンを左上のように変えてくださいとチャットで頼むと下のような4枚.
前の絵を覚えているのやら いないのやら.構図は全部つまらないものになった.
ビブラフォンは4枚の中では左下がそれらしいが,共鳴管の左右が逆とか,半音 (派生音) がへんとか,ついでに言えば足下のダリ風に溶けた楽器とか,おかしなところを上げればキリがない.3匹が揃ってこっちを向いているのもつまらない.

とりあえず,3匹のうち2匹の視線を下向きにしてくれと頼んだら,すごく時間がかかった結果が下の4枚.


左上の構図が好きだが,ビブラフォンは痕跡程度になってしまい,頼みもしないチェロが登場している.AI が学習するとは言え,ふたつ前の絵は忘れるようだ.AI の記憶力は猫並み.
一言一句同じ注文でも,返ってくる絵はいつも異なる.でもいつも同じレベルの似たようなもの,まるで 16 トンのアドリブではないか !

実は以上の記述通り進んだわけではなく,紆余曲折を含めると3時間はかかってしまった.
「自分でやった方が速い」は人に頼むとき・教えるときには禁句だが,AI は人ではないな...

AI はビブラフォンが苦手らしい.つぎは人間が楽器を弾いている写真の,人間を猫に変えてくださいと頼んでみよう.
ありふれた楽器なら,すぐに使えるイラストができそうだ.ちなみに,「サックス.ピアノ,ベース,ドラムスを演奏する4匹の猫のバンド」に対する応答がこれ.4匹と言ったのに5匹だったりするが,左下はすぐにでも使えそう.


いろいろまだるっこしかったのは無料お試し版だから かも.

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