Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ワイングラスで音楽

2018-05-21 09:05:15 | 新音律
講談社ブルーバックスのホームページに,拙著「音律と音階の科学」の宣伝も兼ねて,何か書くようにと言われたので,このブログの過去記事を焼き直した.
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55707

「結婚式の余興にグラスハープはいかが?」は若い編集担当さんが考えてくださったもの. でも自分のの経験からすると,結婚式の余興はかなり難しそう.まず調律が大変.前もって準備したつもりが,水が蒸発して音が狂ったりする.

「音楽と物理学の切っても切れない関係」とか「物理学の眼でグラスハープの音を観察してみましょう」とかも,編集さんの作文.

文献も削除されてしまったが,グラスハープの研究? は結構新しい.
K.Uchida and K.Kishi "Vibrational analysis of glass harp and its tone control", Acoust. Sci. and Tech. 28 (2007) 424

こすったときのグラスの変形はホログラムで撮影されている.次の論文の Fig.15 である.
T.Rossing, " Acoustics of percussion instruments: Recent progress", Acoustic. Sci. Tech. 22 (2001) 177.


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MAX から Pure Data へ | トップ | 鶴亀高校校歌など »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新音律」カテゴリの最新記事