
ディズニー映画の公開に合わせて,このところキプリングのジャングル・ブックの新訳ブームらしい.残念ながら全部並べて読んで比較する根性はない.これは大人向け?文庫版のカバー.新潮版は1894年オリジナル原書の挿画.
6月刊
新潮文庫版 田口 俊樹 訳,偕成社版(1990)を編集したものらしい.
文春文庫版 金原 瑞人・井上 里 訳.
角川文庫版 山田 蘭 訳.
7月刊
講談社青い鳥文庫版 千野 えなが・岡田 好惠 訳.
角川つばさ文庫版 山田 蘭 訳.角川文庫版と違うのだろうか.
こどものときには,ターザンや少年王者がこちらがわ,ジャングルブックはあちら側 (学校の先生推薦の名作) という印象だった.キプリングがノーベル賞受賞作家と今になって認識した.おとな目線で読み直したら新しい発見がありそう.
1942 年の実写映画が戦後公開されたときに観たおぼえがある.