─光る波の間─

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村山知義さんの絵

2005-03-25 16:21:10 | 音楽・映像・アート
前に砂漠の写真を入れてたパネルの中身を替えた。
これも何年か前のカレンダーを切り取ったもの。

写真はぼけちゃってますな(^^;
このカレンダーを目にするまで知らなかった方です。
1920-30年代の作品で、一見私の好みらしくない、
かわいらしいイラストのように見えます。

いやたしかにかわいらしいんですけど、
“すごいな”と思って目についたのが色使いと構図です。
絵や写真て、その題材が生きるか死ぬかってやっぱり構図だと思うんですよ。
(音楽で言ったらテンポの取り方ってことになるかな)
私は全体のバランスを見るのが下手くそで、鏡に映したり逆さまにしたり、
苦労するので、センスのある人が羨ましい。ヾ(´▽`)
 



そ。それでただかわいらしいんじゃなく、
実は絵に僅かな毒が含まれているのですよ。
それが魅力になってるんだと思います。

たとえば、香水にはものすごくイヤな匂いや
臭い匂いがエッセンスとして加えられているっていうのと
すごく似たことかもしれません。

ところで佐渡さんの『ロミオ&ジュリエット』聴いてました。
全体にテンポがゆっくりたっぷりだったため、
バレエイメージで臨んだ私は“おっとっと‥”になった(笑)
頭の中でジュリエットは転び、リフトしていたロミオは潰れてしまった(爆)
でも遅めのテンポは最後の盛り上がりに向けて効果を発揮しています。
バレエ音楽なんだけど、バレエなしの『ロミオ&ジュリエット』の物語として
捉えて聴くのに、少し時間がかかるかもしれない。
この点、バレエを知らない人の方が素直に聴けるかも。

以前自分で“私流組曲ロミオ&ジュリエット”を作ってしまったことがあるんです。
佐渡さんの新譜は8曲の抜粋ですが、ちょーっと足り無さ過ぎるなと思いました。

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