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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

『101歳の人生をきく』を読んで

2004-10-14 15:10:21 | 
前ちょっと触れましたが、101歳の現役音楽家中川牧三さんと
河合隼雄さんの対談本です。

いやはや‥私ごときペーペーの人間が言うことなんて。。
しかし言う。(笑)
エピソードごとに感嘆してしまう。
101年とはそういう年月だったのですね。
外国へ出かけるのが一大事だった時代にヨーロッパに渡り
ラヴェルやラフマニノフ、フルトヴェングラー、マスカーニらと会ってらした!

中川さんの話を読んで、「いくつくらいだったんだろう?」と
時々計算してみると、思っているより年をとっていたりする。
中川さん自身、「今はなんでも早くやりすぎてだめ。もっとじっくり
やっていかないと、若手が育たないし育つ前に潰してしまう」
とおっしゃっていました。
これは我々の社会生活でも言えると思います。
20代30代で決めないと、もう全て終わってるかのように言われる。
でも実際には、本当の人生は40代以降だし、それまでは力を蓄える時間
くらいの認識で十分なはずなんですが。
戦国時代の“人生50年”をまだ引き摺ってるんですかね。
現代じゃそのあとさらに30年あるっていうのに。

さて101年間ですから、そこには当然戦争が入ってきます。
ここで考えさせられるのは、“国際性”とはどういうことか、です。
外国語が堪能だとか他国のマナーに通じてるということでなく、
むしろ、人として当り前のことを当り前に行うということなんだな、と。
それは、「命がかかっていても」。
軍法会議で証人台に立ち、自らも罪に問われそうになったときに
中川さんを救ったのは、相手国のカフェを営む女性の、
「この人はジェントルマンです。この人だけが毎日コーヒー代を払ってくれて、
自国の総帥が死んだときに弔旗を掲げることを許してくれました」
という証言だったそうです。
(つまり他の兵隊たちは相当傍若無人だったということですね)

ずっと父親に音楽家になることを反対されていたそうです。
おまけに音楽教育を外国でしたために、日本には同窓生がいなくて、一人だったそうです。
なんかやろうと思っても学閥が立ちはだかることもあったようです。

そして「夢のように過ぎた101年でした」とさらりと言う。

長生きしてる方たちって、共通して「大変だったけど楽しかったよ」と言う。
私が“どん底!”って落ち込むようなことでも「大丈夫、たいしたことないよ」と笑ってる。
私も何十年後か何年後かわからないけど、「夢みたいなものよ」と言えたらいい。
そんなふうに思った読後でした。

*




これから読む本

2004-10-10 10:35:00 | 
台風は通り過ぎて行きました。でもまだどんよりしてます。
“台風一過の秋晴れ!”とはいかない模様。
そういえば、“台風一過”を子供の頃“台風一家”だと思ってました(爆)
一家ってなんだよ。

さて、先日東京で「買いたい!」とじたばたした本をしっかり買いました。
『101歳の人生をきく』(中川牧三+河合隼雄)
いや、べつに長生きのヒケツを知りたいとかってわけではないです。
この方、現役の音楽家なんだそうです。
‘そうです’というのは、「すみません。知りませんでした」ということで(_ _;
河合隼雄さんは、現文化庁長官。というより、心理療法家としての方が有名ですね。

100年。
100年て、宇宙から見たら瞬きより短いけれど、人間の100年はすごいと思う。
この本で、音楽の100年を聴けるかなぁと、ワクワクしてます。
BGMは何にしようかな♪

*


私のからだは世界いちすばらしい

2004-10-03 14:16:18 | 
数年前に買った本です。
アンドレ・ジオルダンという生物学者が書いた本で、学術書ではなく
人間ひとりひとり、みんな唯一無二の存在だよってことをユーモアを交えて
書いている本なんですよね。

もちろん読みながら、へぇっと思うようないろんなことを覚えられる。
我々がこうしてこの世に誕生するのにどれだけ天文学的な確率で
生まれてきてるのか‥とか。
持ってる遺伝子の種類の面から見ると、体内には40億年が存在し、
いわば我々はみな40億歳なのだ‥とか。
実は体内に存在する、バクテリアや微生物等の生命体の数は 自前の細胞の数より多く、
しかもその共存がなくては我々は生きていけないのだ‥とか。

そのなかで、人が一生のうちに使う生活の時間の平均が載ってます。
(足すと何日分を費やしてるのかということ)
90年代のヨーロッパ人の平均ですが、男女に分かれてて、これがなかなか面白い。
男女の差が大きいものをあげると、
・身体を洗う→男187日/女2年 (笑)
・服を着る→男120日/女2年 (苦笑)
・飲み騒ぐ→男380日/女400日 (あら?)
・料理する→男100日/女600日 (感謝してね!)
・異性を引っかける→男510日/女700日 (爆)
女性の平均寿命が長い分もあるでしょうけど。じゃあ男性が上回る項目は?
・ひげを剃る→男147日/20日 (そりゃそうだ)
・働く→男9年/女8年 (意外?)
・病気だと感じている→男450日/女400日 (おやおや)
・風邪をひいたと感じている→男550日/女520日 (あらあら)
なんだか寂しいなぁ(笑)

ところで、腹をかかえて笑うことに費やす時間はどのくらいか。
1日に費やす時間はなんと平均たったの6分!
一生では男112日、女123日にしかならないんだそうな。
「1日に6分も爆笑できるならラッキーじゃないか」と
言いたい人もいるかもしれませんね。
しかし、1930年代の平均は1日20分もあったそうなんですよ!

「笑えることが少ないんだ」と言うかもしれません。
だけど、「笑う」には自分からの積極性が必要だと私は思う。
昔から“笑う門には福きたる”とも言うでしょ。
「おもしろくない」って人にはおもしろくないことが引き寄せられて
「やっぱりつまんないじゃん」って、自分に証明しちゃうんですよ。

宝くじに当たるより難しい確率で生まれてきた自分。
正直、なんで生まれてきちゃったんだろうって、思ったことあります。
気持ちが揺らげば、これからだっていくらもそう考えると思う。
ただ、「この世に生まれてくることは自分で選択してきたことなのだ。」
という説を、私は受け入れています。
それになんたって、私のからだは世界いちすばらしいんですから。
「ひきつってるよ」と言われても、笑ってやるさ!

*


GO! イチロー!

2004-09-29 20:03:02 | 
イチロー、すごいね。
野球っていうだけの域を超えてるし、
日本人っていう域を超えてるし、
「なんなんだ!?この人はっ!地球外生物?」って思っちゃう。
見てるだけで、元気づけられる。

単に本数だけの話じゃないもんね。
昔と今じゃ、ピッチャーの投げる球種も全然違うだろうし。

だからさ、読んでおいて良かったなぁーと思ったわけ。
『キャッチボール ICHIRO meets you』
あんなに打ってるのに、今でも1本ヒットを打つたびに
小躍りしたくなるほど嬉しいんだって。

日本でもう上が無いからメジャーに行ったんだと思ってたけど、
それも違ってて、スランプでどうしようもなくて、
あとできることは環境を変えることしかなかったっていう話も
びっくりしたけど。

日本のプロ野球はTVでやってても見ないです、正直。
ルール知らない人もいるし、「たかが野球でしょ?」って言う人もいるかも。
でも何の分野でもそうだけど、自分の人生見極めて、
そこに生きる真摯な姿勢を見せられたら、やっぱ感動するでしょ。

「成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を
 自分でしてしまっていたら、今の自分はない」

「妥協をたくさんしてきたし、自分に負けたことも、
 いっぱいあります。
 ただ、野球に関しては、それがないというだけで」

*

ps. イチローってB型なんだよねー♪古田選手も。
 私もB型です!(だから何よ(笑))




壬生義士伝3

2004-09-28 19:01:36 | 
「どうも男は‘存在’ではなく‘現象’だと思う」と言ったのはある生物学者。
生命のもともとの形は♀で、♂は細胞分裂の途中で男性ホルモンを浴びせられて
無理矢理♂に作り変えられるというのはよく知られた話。
つまり、「種の保存のためにそういう形態を負わされたのだ。」
と、生物学的には見えてくるらしい。
生まれてきたそのあとは、ジェンダー(♂♀の社会的役割)がある。
単純に種の保存のためだけに生きられない人間にとっては、男も女も難儀な話よ。

去年NHKで『蝉しぐれ』ってドラマをやってた。
主演の内野聖陽さんがすごく良くて、武士の所作や物腰、美意識をすごくよく
表してたんだけど、その立ち居振舞いが美しければ美しいほど、
形のみでなく、精神が伴うほど張り詰めて危うく、思いきって言うなら
‘儚く’すら見えたんだ。
『壬生義士伝』を読んでも同じような感覚があった。

下巻の途中からは、主人公の息子達の話に移っていって、
函館戦争での死の場面は泣きました。またしても(Τ△Τ)
自ら植えた菜の花の中で死を目前にして母親への独白。
その周囲で、負けることは分り切っていても信念(か意地)に従う人々の様子。
考えてみれば、薩長も300年もの間幕府に辛酸を舐めさせられてきたわけで、
だからこそ、滅びていく者の気持ちも分かるんだっていう、
そういう場面も描かれていたし。
強く優しく、己の信念と美学に貫かれた男たち。‥やっぱり儚いかも。

終わりの方は清清しく、爽やかな気持ちで読み終えることができて
正直ほっとしました。
そうそう、今日は会津戦争後に「藤田五郎」と名を変え、
会津人として生きた斎藤一の命日です。
死ぬときになって、布団から起き上がり、正座して目を見開いたまま
亡くなったんだそうですよ。 合掌

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壬生義士伝2

2004-09-20 21:10:32 | 
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下巻に入りました。
上巻から続いて、斎藤一の告白が綴られていきました。
そこまでも、じわんじわんと来るとこはあったんですが、
これの後半部分はほぼ全部、涙しながら読んでしまいましたよ。
やっぱり私は“会津”に弱いらしい。
なんでこのネタ(あえてネタと書きますが)にこう反応してしまうのか、
自分でもよくわからないんですけどね。

『新選組!』で、オダギリジョー演じる斎藤一が面白いなと思って、
この本でもやっぱりすごく興味ある人物で、そりゃもちろん想像の部分が
多分にあるとは思うんだけど。
わりと、TVと本とイメージが近いところがあるんで読みながら
私の頭の中ではオダジョーが動き回っておりました。(笑)

でまあ、ついで‥ってわけじゃないけど、たまたま夕べBSセレクションが
オダジョーだったんで、録画しといて観た。 おもしろい人だねぇ。。
10年くらい前の私、今はちょっとお休みさせてる部分をちくちくと
刺激してくるカンジ。 ヤバイじゃん(笑)

まだまだ本の残りはたっぷりあるんで‥‥っつか、試験勉強しろよ自分。。。

f^_^;



壬生義士伝

2004-09-14 22:33:05 | 
とうとう買っちゃいましたねー、買っちゃいました。
会社近くの本屋で買ったんですが、その店“新選組フェア”とか
やっときながら、この本を普通に作家別の棚に置いたままで、
「あーこの店に本が好きな人間はいないな」と思いました。

号泣必至だそうです。
外回りの営業さんが帰りの電車で号泣して、
泣き腫らした目で帰社して呆れられたという話しも。

大体私としては珍しいんです。時代物、特に幕末物なんてのは。
『新選組!』が面白いっていう勢いも借りてます。
浅田次郎さんの文章は、新幹線(東日本)の座席についてる
冊子に書かれている文を読んでいて“大丈夫”だと感じていたし。

まだ最初の方しか読んでないけど、南部弁がなんとも‥‘くる’。
私の母は南部出身(岩手でなく八戸ですが)なので、南部弁の
イントネーションが私も解る。
だから、読んでいてそのまま聞こえてくるんですね。
そのかわり、途中から江戸弁になってもイントネーションがそのままで
頭のなかがごちゃごちゃになるんですが(苦笑)

戊辰戦争から明治維新。
もちろん私も行きましたよ、会津。鶴ヶ城、白虎隊が果てた飯盛山。
実は見てる間中、鳥肌立って背中がザワザワザワザワしてました。
べつに嫌な感じじゃなかったんですが。
その後、仙台市博物館で「戊辰戦争で使われた大砲」なんぞにひょいっと出くわして、
またぼわっ!と鳥肌立っちゃったりして。

そういうことを思い出したらなんか、
こうしてこういう本を手にするのも何かの縁かな、なんて、
思いたくもなっちゃったりしてね。

上下巻ありますので、ゆっくり読んでいくつもりです。

*






読むと温度が下がる

2004-08-27 20:04:32 | 
なんていうか、どんなにカッカしてたとしても、
読むとすうぅ----っと熱が引いていくような文章が好きですね。

もちろん秘めたなにかを感じつつも、
シンプルに文の感触が、体温まで下げていくような。

私にとってそういう文章の人は、まず石川直樹さん。
旅人の文章には大概そういう雰囲気があるとは思うけど、
彼のHPの日記や、J-WAVEのサイトに寄せている文、そして
『この地球(ほし)を受け継ぐ者へ』という本。
淡々としているけれど、そこに吹く風が感じられるようで気持ちがいい。
....時に痛いけれど。

ゲージツ家クマさんの文。
クマさんのゲージツ活動が肉体労働そのもので、大汗たらして石切してたり
するんだけど、文章は繊細で、鋭敏な感覚が伝わってくる。
時々ヒリヒリするものも感じさせつつ、やっぱり神経が鎮まっていく感じ。

江國香織さんの文。
ファンが多いから今さら私が書くまでもないでしょうね。

それと、『サァフニッキ・アラナミ』というサーファーのHP。
文系サーファーなんだなぁって感じ。
単に波乗りがおもしろかったとか、楽しかったとか、デカ波でハイになったとか
そういうノリは全然無くて、その日の海や空の情景と、
自分の気持ちを抑えた表現で書いている。風を感じる文です。
ただ、今年になってから更新されてないのが残念。

交感神経が鎮められて、副交感神経が順調に働き出すような文章たち。
こういう文が書ける人って、憧れますね。

*

私はこれからレポート書きです。
むしろ、アドレナリン出さなくちゃなりませんわ(ΤΤ)

『石川直樹のHP』『J-WAVE 旅の記憶』
『KUMA'S FACTORY』
『ほぼ日クマちゃんからの便り』
(クマさんのHPの日記と同じです)
『サァフニッキ・アラナミ』


河合隼雄+谷川俊太郎

2004-08-12 19:42:15 | 
このお二方、よく対談したり本出したりしてるんですけど、
この『誰だってちょっと落ちこぼれ』もおもしろかったです。

『ピーナッツ』を題材にした本はいろいろ出てるようですが、
このマンガを通して見えてくる主にアメリカという国や欧米人が、
対談という形で分かりやすく述べられてます。
いわゆる『スヌーピー』をずっと訳してたのは、谷川さんだったのですね。

どうもアメリカという国も、外に見せているほど自由な国じゃないらしく。
つまり、
自由‘でなければならない’し、
人と違うことを言わ‘なければばらない’し、
落ち込んでる姿を人に見せるのは‘ダメ人間’だし、
「アメリカ人はこうあらねばならない!」を守るために相当な
プレッシャーがあるんだそうです。
日本よりはるかに、あるイミ「建て前社会」なのかもしれません。
こちらには伝わってこないけど、不登校や引きこもりの数も多いし、
不眠症や抑鬱は、日本で最近騒がれてる比じゃないほど悩んでいる人がいる。

そういう現実を抱えてるからこそ、子供やペットの姿を借りて
描かれる「本音」に人気が集まり、だからこそ何十年も連載が続いた。

・・・は----ん、どうりで。
私は子供の頃『スヌーピー』を読んでも、意味が分らなかったり
何を笑っていいのか分らなかったりした記憶があるんだけど、
それは「アメリカンジョークを日本語にしたから」くらいに思ってた。
でもこの本を読んで「これは大人のためのマンガだよ」ってことが
よっく分りましたよ。

で、なぜ欧米人があれほど言葉で確認しあうのか、ということもこの本で語られてます。
‘個人’を主にアイデンテティーが発達しただけに、「繋がり」を見失うんだそうです。
(ちょっと乱暴なはしょり方してますけど)
だから、常に言葉やハグすることで、「繋がり」を確認しなければならない。
日本人は「あうんの呼吸」と言われるように、言葉が無くても
どこか繋がってることを‘知って’いる。
でもそれも、欧米の個人主義が入ってきたことで混乱しているのが今です。
もともと土台がないところに考え方だけが入ってきたために、全部切れてしまう。
そりゃ、孤独にもなろうってもんです。
自分の評判を探るために探偵事務所に依頼もしようってもんです。

考え方にしても、他と混じりあうことがないと滅びるだけだと思います。
しかし、うまく統合されていくにはそれなりに時間もかかる。
中国の心理学者が河合先生に言ったそうですが、中国も「個人」という
考え方が入ってきて混乱が起こりつつあるんだそうです。

そうして、アジアに欧米の洗礼が波のように広がっていってる間に、
欧米にはアジア、日本の思想や、臨床心理の方法が広がりつつある。
時間の単位が人間の100年よりはるかに大きいから、整うまで見られないかも(笑)

なにはともあれ、常に影響しあい、良かったり悪かったりする、
この世界に私は住んでいるんですね。
そういうことを思ってみたりもできる本でした。

(^^)

※ちなみに、「非言語的繋がり」はアメリカ先住民は敏感に感じ取り、
 ぽんと目の前に座った河合さんに、いきなり「智恵」を語りはじめたり
 したそうです。
 欧米の学者が3年かかって聞きだせなかったことを・・・。





日焼けのきゅうり

2004-07-05 01:39:34 | 
東京へ行くのに、なにか読むものをと駅の本屋に行った。
雑誌は適当なのが無かったので、文庫のコーナーへ。
何にしようか、選ぶ時間もあまり無くて、自分的に間違いないところで
江國香織さんを探した。

新しく文庫になったのもあるようで、新潮社刊のと集英社刊のと
どっちにしようか迷って‥きれいな挿し絵があって、
読みやすそうで、ついでにパンダより玉木宏くんに1点という感じで(笑)
『ホテルカクタス』にした。

出てくるキャラクターが、
‘ハードボイルドな帽子’と
‘神経質で優柔不断な数字の2’と
‘体育会系のきゅうり’なのである。

挿し絵は建物ばかりで、油絵の、輪郭の優しい絵。
新幹線で読んでいると、外からの光のときは空を映して青味がかり
トンネルに入ると車内光で黄色味が出て、ぱっぱっと色が変わっておもしろかった。

なかなかユニークなお話。
だけど、「あるある」「わかるわかる」と思わせる遠くて身近な話。
いつも体を鍛えていて、寝るときも金鎖をつけ、ガソリンスタンドで
太陽のしたでぱきぱき働くきゅうりが
「親戚もおどろくくらいの‘濃緑色’に日焼けしています。」
という文を読んで、吹き出した(笑)

油断してたよ。新幹線がガラガラに空いてて良かった(^^;
そこだけ何度か読み返してみた。ふふふ