北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.11.5 『発足山』(はったりやま・256m) 金色の林道歩き
広葉樹の紅葉が終わり、
最後に楽しませてくれるのが、
金色に染まるカラマツの紅葉だ。
今日はそんな山を存分に楽しんできた。
いやあ、人知れずひっそりとたたずむ、
素晴らしい山があるもんだあ・・・
今週は月、火、木曜の3日間出勤だった。
少しずつ注文が増えてきたので、
近いうちに週4日の出勤になりそうだ。
近頃は燃料が高騰し、
ひとりであちこち出かけるのが、
かなり厳しくなってきた。
まあ、こちらは遊んで燃料を使うのだから、
そう不平も言っていられないが、
仕事で燃料を使う企業は大変だ。
今年は初登の三角点を目指し、
低山や里山を登り歩いてきた。
そしてその数がもう200座を超えている。
単純に登山回数だと、
250回になろうとしている。
そうやってこつこつと、
一座づつ登ってきたからこそ、
今日のような光景にも出会える。
今朝家を出て石狩市厚田区望来に向かった。
ところが下調べが甘く、
予定の山への道がはっきりしない。
面倒になり、
そのまま望来を通過して、
厚田から道々11号線に入った。
そして思いつきのまま、
「発足山」に登ってみることにした
この辺りの三角点ピークに関する地形図は、
ファイルしてあるので、
予定変更にはすぐ対応できる。
9時20分、林道入口を駐車地としてスタート。
この林道名は不明だが、
入口には簡単に外せるロープだけがかけられていた。
スタートして間もなく、
金色に輝くカラマツ群が目に飛び込んできた。
折しも空は真っ青で、
その濃い青空に、
金色のカラマツが映える。
周囲が全て金色の中にある。
そんな林道を歩いて行くのはワクワクする。
もう赤い葉はほとんど落ちてしまっているので、
輝く黄色ばかりだ。
カラマツは多くがまだ若木であることから、
落葉キノコがたくさん採れると思われる。
それをキノコ採り達は、
ちゃんと分かっているようで、
あちこに人の入った跡が見受けられる。
しかしこんなところを、
よく探し当ててくるものだ。
この林道は明るく、
時折木の切れ間から遠くの風景が見渡せる。
南側はカラマツの林がひじょうに多いようで、
どこもここも金色に染まっている。
そしてCo.220で「発足山」の基部に達すると、
崖状斜面が広がり、
そこからは遮るもののない中、
樺戸山地の風景が広がっていた。
『ピンネシリ山』~『神居尻山』が、
意外に遠く見えていた。
林道から藪に突入!
距離は150mほどだ。
結構笹が濃い上、
山ブドウのツルが這っているので、
タチバサミでツルを切断しながら進む。
そして11時15分、三等三角点「発足山」。
驚いたことに、
標石の周りが広くきれいになっていた。
こんなところで人の痕跡を目にするだけでも驚くのに、
きれいに刈られているとは・・・
一旦林道に下り、少し戻った地点で、
笹が刈られた小道が目についたので、
これを登ってみた。
するとそこには広々とした、
伐採地が広がっているではないか!
いやあ素晴らしい!
しかもそこからは金色に輝く風景が、
どこまでも広がっているのが見渡せる。
いい時期に登ったものだ。
まさかこの山にこんな世界が広がっていようとは・・・
山というのは実際に登ってみなければ、
その良さはわからない、
ということの見本みたいなもの。
そこに腰をおろして、
いつまでも眺めていたい風景だ。
また林道に戻ってのんびりと下る。
そして12時40分、駐車地。
素晴らしい風景を堪能できたことに満足!
当初の予定を遂行できなくて良かっようだ。
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