エバ夫婦の山紀行ログ

道産子50代サラリーマン
主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。

スキーとボードの山・・・恵比寿山(723m)~大黒山(725m)

2017年02月21日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
山スキーとボードの山へ・・・
恵比寿山(723m)大黒山(725m)
■ 山 行 日    2017年2月20日(月)   日帰り
■ ル ー ト    二木コース・恵比寿山~大黒山
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №7
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図  「二 木」
■ 三角点・点名   大黒山 二等三角点  点名「大江 オーエ」
              恵比寿山は標高点のみ山名は通称名

■ コースタイム   登り   恵比寿山まで2時間15分
                   恵比寿山から大黒山まで45分
          下り   35分

<登り>
 9:45     駐車場スタート
10:15     沢の二股地点
10:47~50  沢源頭部 休憩
11:10     恵比寿山北尾根C420付近
12:00     恵比寿山頂上

12:15     恵比寿山下降開始
12:30     中間尾根550付近
13:00     大黒山頂上

<下り>
13:10     下山開始
13:25     C330付近沢出合い
13:45     登山口


★ 2011年3月11日、忘れられない日・・・
前回始めてここを訪れたのは6年前の2011年3月11日だった・・・
現地は吹雪模様で山も見えず登山口でさえ探す事が出来なかった。
周辺を行ったり来たりしながら結局何も見えない雪山の道路を走ってるだけで
登行を諦めた山だった。
そして、帰路途中で天候が回復したので急きょ決めたサブ山行が「塩谷丸山」
地図無しでも何度か訪れた経験を活かし登頂しスキーを楽しんで下山した。

その帰りの事・・・
車のラジオから聞こえてくる異変に気が付く。
東北地方でマグネチュード9の大地震が発生した!という情報だった。
各地の震度を聞いてびっくりし北海道も大きな揺れがあったと知る。
札幌に住む娘や自宅の親に電話して無事を確認しひとまず安堵したが
ラジオから流れる更なる情報に耳を疑う大惨事が起きたと始めて認識した。

その後の情報は皆さんもご承知の通りです・・。
そんな経緯で「大黒山」と聞くと真っ先に思い出す忘れられない日だった。


★ サブ山行で6年ぶりの再訪・・・
悪天予報で道北「渚滑岳」「チトカニウシ山」遠征を中止
2月19日から2泊3日の予定で計画していた山行は、北海道の広い範囲で悪天の予報が流れる。
遠出をして結果雪で登れず温泉に入って帰宅・・・という撤退だけは避けたい現状がある。
ダメなら行かずに中止。無理をしないエバ夫婦、近場の好天を探してサブ山行が出来れば上出来だった!
そこで浮上したサブ山行は、仁木町の「大黒山」と札幌の「大二股山」だった。
どちらも夫婦未踏の山でスキーも楽しめそうと・・・19日は準備に時間を当てた。
20日はちょっと遠い「大黒山」21日は近い「大二股山」と決めた・・・。



携帯GPSログを元に再製したルート図です・・

★ 登山口カーナビで・・・
カーナビの進歩は6年前とは別物。
ナビに目的の住所を打ち込むと音声とモニターで一目瞭然・勝手に登山口まで来れる。
最終除雪場所にはモルタルの二階建ての作業小屋?と駐車帯があるがすでに4台停めてあり満車状態。
止む終えず100mほど戻ると別の駐車帯があり停める事が出来た。



前方に見える建物が最終除雪場所と駐車帯・・・目指す大黒山は写真右奥で見えていない

★ 恵比寿山~循環縦走・・・
天候も微妙に心配だったが、念願の大黒山だったので隣の恵比寿山を経由するルートを選択した。
恵比寿山は大黒山の東隣りにある標高723mの山で地形図に山名は無い。
山名は大黒山に因んだと思われるが、通称名で小樽の山岳会が付けたらしい。

昨日の日曜日と今日の先行者も居てルート上ははっきりとしたトレースが残り迷うことはなかった。
最初から超・楽をさせて頂き感謝感謝である。現在地は今回も携帯GPSアプリを利用し確認出来た。

最終除雪地から林道を少し辿り沢の左岸沿いに付けられたトレースを歩く。
ほぼ平坦と思いつつ少しずつ高度を上げているので帰りはスキーも滑る斜度があった。
トレース上には小さな凸凹や支流沢のSBを渡渉する場面もあるが、終始沢の左岸沿いを辿る。

30分ほど歩くと最初の大きな沢の二股と出合う。右へ進むと大黒山の北西斜面に直接向かうルート。
沢を直進すると目指す恵比寿山の北斜面に繋がっていく。
歩き始めて1時間15分ほどひたすら沢の左岸トレースを辿ると標高約330m付近となり
小さな二股が確認出来る。どちらの沢も完全に雪に埋もれ右沢は下山時の予定ルートだ。
ここから沢を渡渉し恵比寿山の北尾根に取り付く。ここも新しいスキーのトレースがあり
もちろん利用させて頂いた。
20分ほどで北尾根上に登ると後方に頂白山461mが確認出来その名の通り頂上部が白かった。

北尾根には何箇所か作業道跡が横断していて驚いたが比較的緩斜度の尾根で登り易かった。
また所々にピンテが付けられトレースもその通りに辿っていた。
登るにつれ疎林帯となりこの尾根上もスキーが楽しめるなぁ~と恵比寿単発ならここも良いと思った。

12:00丁度ご利益のありそうな「恵比寿山」頂上に着く。
単独の女性が居たので早々トレースのお礼を言うと「私もトレースを利用しました」と更に
先行者が居たらしい。少しだけ話が出来たが彼女も大黒山まで行くと言う。
先ずは北斜面を下降してから登り返し大黒山へ、ルートは私たちと同じだった。



恵比寿山北尾根を登る・・・


後方には頂白山と仁木町市街地そして日本海も望む絶景だった。


恵比寿山頂上手前から大黒山の全容を望む・・・(左のピークが大黒山)


恵比寿山頂上にて・・・先行者の女性が写ってしまったが大黒山を望む


恵比寿山初登頂です・・・


恵比寿山頂上から南側を見下ろす赤井川村のカルデラ(盆地)地形


恵比寿山のエバです・・・

★ 恵比寿山北斜面・・・
恵比寿山から大黒山まで直線距離で約800mある。
中間に小さな吊り尾根があり急な北斜面を下降するとしても200m程下降したら中間尾根に乗った方が良い。
中間尾根は恵比寿・大黒山の稜線上コルなので登り返しは高度差100mもない。

北斜面は昨日の降雪と思われるフカフカの新雪が15㎝前後乗っかり暫しシュプールを描き楽しんだ。

再び登り返しでは、トレースに出合いまた楽をさせて貰った。コルから15分ほどで念願の大黒山頂上に着く。
頂上に着く頃から少しずつ風も出て来て雪も降り始めたが、まだ周辺の景色も楽しめて満足だった。
ただ本当の頂上は標識の付けられた場所から約30m先と後で知り残念だった。

頂上でシールを外し下りに入る。
双耳峰の北側のコブには行かずコル付近から下降を始めた。
私たちにとっては絶壁の北西斜面だったが、慎重に大きなシュプールを描きながら一大オープンバーンを満喫。
あっと言う間の下降は沢に着いて終了する。楽し過ぎる斜面で来た甲斐があったと満足だった。

後は沢沿いのトレースを辿りスキーは早過ぎるほど快調に滑る。





念願の大黒山頂上 初登頂です・・・




なんとか撮れた下降の一枚・・・

★ 満足の下山・・・
着いてしまえば35分で登山口。
心配した天候もギリギリセーフ。展望も楽しめ何よりスキーに大満足だった。
トレース様々も忘れてはいけない感謝であるし、ラッセルなら倍の時間は必要だったかも知れない。
贅沢を言えれば自宅から3時間以上掛かってしまう場所なので近くて遠い山なのが辛いところだ。

帰路も小樽・札幌と幹線道路の渋滞に捕まり仁木町から札幌まで3時間を要した。
お風呂は国道274号線沿いにある北広島市西の里、里の森「森のゆ」で初入浴。



「森のゆ」で食べたフード・・・美味しかった

★ 吹雪の帰宅・・・
下山した頃から細かい雪が降りだし風も強くなって来ていた。
お風呂で汗を流しすっかり暗くなった温泉を後にする事には吹雪状態。自宅付近は大荒れだった。
北海道の広い範囲で悪天の予報だった中で大黒山の登行は天候にも恵まれて大満足のサブ山行は無事終了した。
計画を中止した渚滑岳とチトカニウシ山は次の機会に計画しようと思う。
サブの計画も大事だなと山を諦めない姿勢が運良くいい結果に繋がった・・・と感謝しよう。



コメント
この記事をはてなブックマークに追加