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2025.4.12 『盤ノ沢』(バンノサワ・383m)  融雪が進んでリタイア!

 

 週末の土曜日は天候が良いと言うことで、

また増毛山地の南端へと出かけた。

そして国道451号線を走り、

石狩市浜益区御料地で、

国道脇にちょうどよいスペースがあったので、

それに駐車。

  この一週間前、

近くの「泥川奥」(三等三角点・613m)に登った際、

そのピークから南側の山域を眺め、

足を踏み入れてみようと思った。

この山域は、

その奥の『幌内山』(649m)から『円錐峰』(690m)まで、

Hiromiと縦走したことはあったが、

中間の山々は手付かずだった。

そこで改めて地形図を眺めると、

三角点を有するピークがいくつかあり、

その中の一つ「磐ノ沢」を今回チョイスした。

  国道を渡って田園へ。

純白の畑を渡って正面の尾根に取り付いた。

そしてそこそこ斜度のある斜面を登って、

尾根の頭に上がった。

明瞭な尾根が東に向かって伸びて行く。

それが行きついた地点で、

方向がほぼ南に変わる。

すると融雪が進んで、

笹が出てきた。

しかし東側はスッパリと切れ落ちており、

その向こうの風景が素晴らしい。

そこには一昨年登った「泥川」(三等三角点・459m)から、

奥の稜線を歩いて、

「萌留山」(三等三角点・686m)まで縦走したルートの、

全貌が広がっていた。

こうして逆の位置から観察するのはいい。

 笹が露出した部分を過ぎると斜度が増して、

背後に増毛山地の純白に輝く姿が広がった。

そしてそこには、

『幌天狗』(1,222m)~『群別岳』(1,376m)~『奥徳富岳』(1,346m)の山並みが、

純白に輝いて美しい!

また、その手前にひっそりとたたずむ『知来岳』(988m)も美しい!

これらの山々は親しみがあり、

何度も登ってきた。

特に『知来岳』には13度登ったと記憶している。

その『知来岳』でこの日、

滑落事故が発生したらしい。

 左手の雄大な風景を眺めながら登って行く。

すると350で斜度が落ち、

稜線状の地形となった。

ここから一旦南に下って登り返すと、

目指す「磐ノ沢」だ。

ところが南向きの斜面に雪がない!

藪漕ぎになる。

藪漕ぎというのは、

山に入る前から「藪だ」と思っていれば、

全く問題なく入って行くのだが、

雪上歩行を前提にして入山すると、

藪に入って行く気にならない。

そこでリタイアを決めた

そして戻って東端のピークに立ち、

一週間前に登った「泥川奥」のピークを確認、

下山を開始した。

下山は増毛山地に向かって下るので、

美しい風景が次々眺められる。

 登路の尾根をそのまま下り、

畑に下り立つと、

最後は『黄金山』(739m)の異様な山体に向かって歩き、

国道脇の駐車地へ。

この日はどういうわけか水を忘れ、

かなり喉が渇いていたが、

楽な初登ピークをもう一座!



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