北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2025.4.20 『本安平奥』(ホンアビラオク・244m) 小雨の中の林道歩き
先日の日曜日は、
朝から終日雨の予報だった。
それで少しでも雨に当たらない確率のところを探すも、
まるっきり見込みなし!
あきらめて林道歩きをすることにした。
この朝小雨が降る中を、
安平町に向かった。
そして安平町旭地区で、
「安平川」に沿って伸びる林道に入った。
これを3.5kmほど走ると、
チェーンゲートが現れる。
その前の道幅が広いところに駐車。
このチェーンゲートから、
「本安平越林道」となる。
また、チェーンゲートはいつも施錠されているのだが、
この日は開錠されたままになっていた。
横に工事標識があったので、
出入りする工事車両が、
いちいち施錠することを面倒に思ってのことか?
駐車地で準備しているときは、
ほんのポツポツ程度だった雨が、
林道を歩きだすと降り出した。
いや~な気分だが、
間もなくまた小降りとなった。
林道脇を流れる「安平川」は、
川幅が狭いので雪融け水で増水した今、
橋が流されそうになった部分があった。
ゲートから1.5kmほど歩くと、
小さな「旭橋」を渡る。
橋を渡ってすぐ上空を走る送電線の下を潜る。
そしてすぐ右手のカラマツ林方向に一段上がる。
すると作業道に乗るので、
この作業道を利用して奥へと進んで行く。
この辺りはカラマツと伐採地の風景がいい。
また東側の谷越しに、
隣りの伐採地が見えているのだが、
植林されたトドマツの緑が美しい。
作業道は一旦樹林の中に入り、
見通しが悪くなるものの、
長くは続かずまた一気に前方の視界が開ける。
そこには「胆振東部地震」で崩壊した斜面が、
今尚そのまま残されている。
その迫力ある景観を眺めながら登って行く。
作業道はヘアピンカーブとなり、
更に登って行くと、
北側の視界が一気に開ける。
ただ小雨が降る中で、
低いガスが一帯に立ち込め、
遠くの景色はガスの中だ。
そして更に登って行くと、
峠状の地形となり、
作業道の一段上に、
四等三角点「本安平奥」。
ただ、この日は小雨の中で、
笹がぐっしょり濡れていたので、
作業道から指を指しておしまい!
下山は同ルート。
迫力ある景観や、
美しい風景を、
登路とは逆側から楽しみながら歩く。
そして作業道から、
「本安平越林道」に下った。
すぐに「旭橋」を渡ったが、
ネームプレートの往路と逆側には、
「昭和49年11月竣工」と彫られたプレートが!
昭和49年と言えば、
私が20歳の時だ。
20歳からいつの間にか、
もう50年も経っちまった!
ゲッ!!
どうしてこんなことになっちまった!?
駐車地に着くとまだ早い。
相変わらず小雨が降る中だが、
もう一つ登って帰ろう!