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2025.2.23 『砂金沢』(サキンザワ・387m)  ある検証登山

 

 三連休中日の午前中、

夕張市とむかわ町の境界線上に位置する、

「540m峰」に登った後、

夕張まで戻って、

ちょっと気になる山に立ち寄ることにした。

それが「砂金沢」だ。

この山のピークには、

例の黄色地に黒文字の私製標識が付けられている。

それがまだそのままなのかを確かめたかった。

と言うのも、

このところ同一の私製標識が、

夕張の「空池山」(560m)や、

栗山の「天狗山」(330m)、

或いは厚真町の「鬼武士」(三等三角点)などで、

無くなっているのを目撃してきた。

いずれもピークの立ち木に、

木ネジを打ち込んで固定したものたった。

その木肌に傷をつけると言う行為が、

自然を愛する登山愛好家に嫌われ、

取り外されたものか、

またはネット上で批判された標識の作者が、

自ら外して歩いているものか?

その真意は定かではないが、

とりあえず「砂金沢」のピークに付けられたものが、

その後どうなっているのかを確かめたかった。

昨年登った時には付いていた。

 夕張市清水沢から、

清陵町でメロン農家が点在する、

車道の最上部まで上がった。

一帯はメロン農家のビニールハウスが、

びっしり並んでいる。

そして農道の最奥、

除雪終点を駐車地とした。

そこには林道の入口がある。

 駐車地から直線の林道に入った。

この林道は200mほどで終点となり、

そこに水に関わる施設だろうか、

小さな建物が建っている。

その建物の横から樹林に入った。

カラマツの林の間を登って行く。

しかし昼近くになり、

空腹感が強かったので昼食とした。

食事をしながら周りをキョロキョロ見ていると、

カラマツの皮がペロリとはぎとられた部分が目についた。

エゾシカがはがして食べた跡だ。

固くてまずいであろう、

カラマツの皮なぞを食べて冬を乗り切れるんだから、

いくらでも増えるはずだ。

北海道はもうエゾシカだらけだ。

 昼食後また登りだし、

稜線上の尾根に上がった後、

それを伝って歩き、

三等三角点「砂金沢」

そして確認!

例の私製標識はそのままだった。

ところが、木ネジでとめられていたはずだが、

ネジがなく穴だけだ。

ネジを抜いた後、

接着剤でも利用してとめたのだろうか?

また、ネジを抜いたと言うことは、

制作者本人が再来して標識を付け直したか?

木ネジが抜き取られているところを見ると、

その公算大だ。

しかしまあ、木ネジが樹皮から抜き取られた点はホッとしたかな・・・

 ピークで木の間越しに清水沢の市街地風景を眺め、

直下に夕張川が流れていることを確認して下山を開始。

一つの気になる検証を終えたことに納得して帰途に着いた。

 

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2025.2.23 『540m峰』  夕張とむかわの境界で

 先週末からの三連休中日の土曜日は、

夕張で久しぶりに眺めたくなった風景を楽しみに出かけた。

天気予報もあちこちで雪予報の中、

夕張方面は「晴れ」となっていた。

但し、この朝も起きると降雪だ。

除雪してから山に向かうのは辛い。

モチベーションガタ落ちだ。

ただ、「晴れ」との予報が心の支えかな・・・

 国道274号線(石勝樹海ロード)を走り、

夕張からむかわ町への境界線を越える、

 

「登川トンネル」を抜けて間もなく、

右手の広い駐車帯に入った。

ここを起点に、

すぐ樹林に入る。

駐車地はむかわ町に属するが、

登る尾根は境界線上となる。

また、夕張市に限りなく近いので、

私の分類上は「夕張市の山」とする。

トドマツの大木が林立する中を進み始めると、

トドマツの幹にヒグマの爪痕を見る。

多くの車が行き交う国道のすぐ脇だ。

北海道の自然の豊かさを感ずる瞬間だ。

 ちょっと前まで深い雪に悩まされた夕張だが、

ようやく雪が落ち着き、

歩くのに苦労せずに済む。

 大変雰囲気の良いトドマツの林の中を登って行くと、

植生が広葉樹に変わる。

そしてそれを抜けると細尾根となり、

突然前方の樹木が切れ、

純白の斜面の上に、

送電線を支える鉄塔が見える。

その鉄塔を目指すべく、

急斜面を登って行く。

この斜面も適度に締まっており、

登るのに支障はない。

そして背後には遮るもののない風景が広がって行く。

鉄塔まで達して振り返ると、

かなりの高度感だ。

この風景を眺めたくてやってきた。

また、送電線の先には、

次の鉄塔とその下部に純白の広い斜面が広がっている。

 しばし高度感のある風景を眺め、

先へと進んで行った。

直前の急斜面とは異なり、

平たんな地形が続く。

それをゆっくり歩み、

最後は斜度の小さい登りで、

「540m峰」

地形図上の「540m標高点」だ。

登路と逆側は絶壁となって、

垂直に落ち込んでいる。

そして木の間越しに「空池山」(560m)が見える。

 ピークを後にして、

尾根上を北に向かった。

すると間もなく急斜面の鉄塔から見た、

一つ上の鉄塔基部に出た。

そこもまた西と東に遮るもののない風景が広がる。

ここは本当に眺めがいい。

 素晴らしい風景を眺めて下降を開始。

一段下の鉄塔まで下ると、

「真谷地」(三等三角点・754m)の、

端正な山容が見られる。

「真谷地」は南側から望むのがベストのようだ。

 下降には感触の良い雪面を、

楽々下って駐車地へ。

体調はパッとしないが、

時間があるのでもう一座!

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2025.2.22 『人漁山』(ニンリョウヤマ・487m)  澄んだ空気の中で!

 

 この週末からの三連休初日は、

また朝から除雪だった。

この週はほとんど毎朝除雪をしてからの出勤だった。

ただ、天気予報で警告されたほど、

我が家の庭に大量の降雪がもたらされることはなく、

向かいのご主人と、

「いやあ、大雪にならなくてよかったねえ!」とご挨拶。

「石狩湾周辺で大雪」との警報は、

どうやら札幌市の西端の話しだったようだ。

 土曜日の朝、

除雪を済ませて家を出た。

この日は夕張市とむかわ町の、

境界辺りで活動することにしていた。

ところが濃霧の長沼町を抜けて夕張に近付くと、

とんでもなく素晴らしい青空が広がった。

そこで一刻も早く登ろうと、

夕張市十三里地区で進むのをやめた。

そして「人漁山」に登ろうと考えた。

先日も登ろうとした「人漁山」の麓だが、

前回は駐車スペースを見いだせず、

他所へと変更した。

 

しかし、この日そこに行ってみると、

道端に路駐できそうな気になった。

この道を走る車は、

一日に10台もないだろう、

と言うことで決定!

 駐車地から即原野に入り、

直近のトンネルをくぐって、

高速自動車道の向こう側へと抜けた。

これトンネルって言うのかい?

あるいは覆道?

そのあたりの専門用語はわからない。

 高速自動車道の向こうで尾根に取り付いた。

広いトドマツの林の中を登って行く。

前回悩まされた夕張の雪は、

かなり締まって歩きやすくなった。

周囲のトドマツの幹には、

あちこちにヒグマの爪痕が残されている。

高速自動車道のすぐそばだと言うのに、

なかなかヒグマの影が濃い樹林だ。

また、上空には濃い青空が広がっている。

 樹林の中を登り、

300で一旦広い林道に出た。

そしてそれをそっくりまたぐ形で、

その先の尾根に取り付いた。

これを少し登ると、

北東方向に「真谷地」(三等三角点・754m)が、

青空の下ですっきりと見えていた。

しばとし見とれて下に目を落とすと、

何この標識!?

「きたこぶし(もくれん科)」

こんな形式の標識を目にしたのは初めてだし、

ここは無積雪期だと藪中だ。

いったい誰が何の目的で取り付けたものか?

 今日は体調が悪かった。

数歩歩くと辛くて立ち止まり、

膝に手をついて呼吸を整えた。

そしてまた数歩、

更にまた数歩。

ゆっくり歩を出すのできついわけじゃないが、

とにかく体全体が辛くて立ち止まる。

サプリを飲んでもたいして効き目がない。

きついわけではないので、

リタイアする気もない。

とにかくゆっくりゆっくり、

一歩一歩進んで行く。

そんな歩きでも、

歩を出し続ければいつか目的地に着く。

頂上部の基部に達し、

急斜面を登って行く。

すると楽になった。

ようやくサプリが効きだしたか?

この急斜面を登るほど、

背後に雄大な風景が広がって行く。

ピーク目前で稜線に上がった。

するとたった今付けられたスノーシューの跡が!

これには驚いた!

 四等三角点「人漁山」。

何度目のピークだろう?

10回以上立っていると思うが・・・

 驚きの発見だったスノーシューの主は、

私とは別の南の尾根を登り、

そのまま「鬼首山」(641m)へ向かったようだ。

数年前Hiromiとここから、

「鬼首山」を往復したことを思い出す。

 ピーク付近から、

澄んだ空気を通して、

日高山脈の『幌尻岳』(2,052m)~『戸蔦別岳(1,959m)~『北戸蔦別岳(1,912m)の、

純白の山並みが美しく眺められた。

また方向を変えると、

『夕張岳』(1,668m)~『前岳』(1,501m)~『滝ノ沢岳(1,353m)の山並みが、

同じく真っ白だ。

この日はとにかく空気が澄んでいた。

そんな風景を眺めながら昼食とした。

 下山は同ルートを引き返した。

下山でもアップダウンがあるものの、

体は楽になり、

登路で感じ続けた辛さは全くなかった。

やはり女房の言う通り、

スタミナ切れだろうか?

 下山はひじょうに楽で、

この日の登りと比べると、

天と地ほどの差があった。

そして駐車地へ。

素晴らしい天候に恵まれたことに感謝!

 

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2025.2.16 『朝日沢』(210m)  未踏の三角点Pへ楽しい尾根歩き

 先日の日曜日は再び岩見沢市に出かけ、

未踏の三角点ピークを狙った。

この前日まで続いた大雪は一旦落ち着いて、

陽が射す気持ちの良い朝だった。

 この日は岩見沢市朝日町で、

「朝日沢」を目指すことにした。

以前から気になっていたが、

無積雪期の藪はちょっときついかな、

と敬遠していた。

 朝日町に着くと、

駐車スペースが容易に見つかった。

と言うより、

アプローチ希望地点に駐車できた。

そこは朝日町に入ってすぐ、

道々から住宅街に入る地点が、

タイヤショベルで道幅を広げられていた。

そんなとき小さい車は、

遠慮することなくすぐに停められる。

 住宅街の人家脇からカラマツの林に入った。

少し行くと「朝日川」が現れるので、

なるべく川幅の狭いところを狙って飛び越えた。

水面との段差が結構あるので、

失敗するとボッチャンだ。

 朝日川を渡ると尾根の突端だが、

傾斜がきつくて登れそうにないので、

少し上流方向に進んで傾斜の緩いところを探した。

そして間もなくここぞと言う地点で取り付いた。

それでも傾斜がきついので、

登るのが大変だ。

雪面にスノーシューを食い込ませ、

細かくジグを切って登っていく。

それを登りきると作業道に出た。

結果、朝日川のもう少し奥で、

この作業道にのれたようだ。

 すっきりした作業道を登って行くと、

背後に朝日町の風景が広がった。

そして更に登って行くと、

左手に道々とその周辺の、

田園地帯が見られるようになった。

すると間もなく作業道が終点を迎えた。

いや、目の前に現れた尾根の、

左か右の斜面にそれが続いていたのかもしれないが、

崩壊したのか、

今は確認できなかった。

それで真ん中の尾根筋を登った。

この小山を越えると、

再び作業道が現れ、

尾根に沿って続いていたが、

尾根の頭をそのまま歩いて行った。

 アップダウンが続く尾根上を、

周囲の風景を楽しみながら歩く。

なかなか楽しい尾根歩きじゃないか!

途中ですっきりした円錐形の、

「幌向炭山」(二等三角点・361m)を眺められるポイントがあった。

 時間の経過とともに、

湿って重くなった雪の上を歩き、

進む尾根の左下を確認しながら行く。

左下には例の作業道が続く。

そして目指すピークの直前まで、

それを認識することができた。

次回は無積雪期に、

この作業道を利用して登ってみよう、

と考えながら。

 最後はトドマツの林を抜け、

四等三角点「朝日沢」

この前日に登った「毛陽」や「滝の上」もそうだったが、

ピークがいかにも「ここがピークだぞ」、

と言わんばかりに、

その部分だけ樹木がなくすっきりしている。

 下山は登路の尾根をそのまま下った。

そして途中の「幌向炭山」を眺められる地点で昼食とした。

その後風もなく穏やかな空気の中を下り、

最後の渡渉で足下の雪が崩れ、

結局ボッチャンしたものの、

楽しい山行を終えて駐車地に着いた。

土日の二日間同一地区で三座に登ったが、

なかなか面白かった。

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2025.2.15 『滝の上』(234m)  メープルロッジの裏山へ

 

 先週末の土曜日、

大雪後の「毛陽」に登った後、

道々38号線を少し美流渡方向に戻った。

そしてホテル「メープルロッジ」の駐車場に車を停めさせていただいた。

 「滝の上」、「滝ノ上」という三角点名は、

あちこちで見受けられる。

この度の「滝の上」は栗沢町だ。

位置は「メープルロッジ」の裏手。

三角点ピークの北側には、

「幌向川ダム」がある。

 スタートしてすぐ、

メープルロッジの西横にある神社の鳥居をくぐった。

そして神社の裏手へ。

足もとの積雪は、

時間の経過とともに湿気を増してきて、

幾分深さが失せたように感ずる。

しかし湿気を増した分雪は重い。

 神社の裏手で一瞬登路の尾根の選定に戸惑った。

傾斜が緩そうな左回りの尾根か?

それとも傾斜はきつそうだが、

距離が短い直進の尾根か?

そして直進することにした。

傾斜のある尾根を登って行くと、

東西に走る作業道に出た。

これが厄介だ。

作業道を乗越して上に上がりたいのだが、

その段差が大きくて登れない。

そこで少し作業道を歩き、

登れるところを探した。

幸い近いところに雪がついて、

段差を覆っている部分があったので、

それを利用して上に上がった。

 尾根の頭に上がると、

西に「幌向炭山」が見え、

新たに広がった伐採地の全貌を目にすることができた。

そして尾根筋を東へと歩いて行く。

尾根筋からは、

左右に広がる風景を楽しめる。

その中には右手に「メープルロッジ」の建物、

左手には「幌向川ダム」が見える。

なかなか眺めの良い尾根歩きを楽しめる。

実は数年前の同時期に、

一度ここを歩いたことがあった。

しかしその時は季節外れの雨に見舞われ、

濃いガスの中で何も見えなかったと記憶している。

 周囲の風景を楽しみながら、

尾根筋を忠実に歩き、

四等三角点「滝の上」。

ピークに立って、

改めて「幌向炭山」や「幌向川ダム」を確認。

「幌向川ダム」の向こうには、

「鷲ノ沢」(三等三角点・355m)が見えており、

そこまでの尾根筋を手に取るように観察できた。

近いうちに登ろう!

 ピークで周囲の風景を眺めながら昼食。

そして下山は同ルートで自らのトレース上を下り、

また「楽だ~」を認識。

駐車地に戻りパッと片付けを済ませて帰途に着いた。

 

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2025.2.15 『毛陽』(モウヨウ・236m)  深雪の中で未踏ピークへ

 先週は各地で大雪に見舞われた。

そうなるとどこへ出かけても、

深い雪の中のラッセルに悩まされる。

それで短い行程を組むことにし、

栗沢町毛陽地区へと向かった。

そこには未踏の三角点ピークがいくつか残っている。

それでまず、

「毛陽」に登ることにした。

ただ、上志文から万字へと向かう道々38号線の沿線には、

駐車できるところがないんじゃないか?

という不安はつきまとった。

まあ、出たとこ勝負と言うことで、

現地に向かってみると、

やはりこの朝まで雪が降り続いたようで、

どの風景も新雪がこんもりと降り積もっており、

道々脇の雪山も高い。

ただ、夜中から早朝にかけて、

除雪車が走り回ったようで、

ほぼ除雪は済んでいた。

「毛陽」への取り付き点を、

地図で確認しながら、スピードを落として走って行くと、

あった!

誠に絶妙な位置に駐車スペースができていた。

道々脇に水に関わる施設の建物だろうか?

無人の小さな建物があり、

その前がタイヤショベルできっちり除雪されていた。

これを利用してスタート。

 真っ白な田んぼに足を踏み入れると、

やはり雪が深い。

ただ、早くも少し湿っているので、

乾燥した新雪ほどスノーシューを呑まれない。

しかし一歩一歩がきつい!

何歩か歩くとすぐ呼吸が苦しくなるので立ち止まり、

呼吸を整えてまた歩き出す。

それにしても異常に苦しい。

どこか悪いんじゃないだろうか、

とさえ考えてしまう。

 途中で雪が降り出し、

いや~な気分になったが、

最後の登りを終えるころには上がってくれた。

そして樹林の中を抜け、

いかにも「ここが頂上だ」、

と言わんばかりの樹木のないピークに飛び出した。

四等三角点「毛陽」。

距離は短いし、

雪が上がった空気の中で、

駐車地を見下ろせた。

しかし、このコンディションでは、

これで十分!

いい選定をしたと自負。

またピークからは、

まるで水墨画と思われる風景ばかりが見渡せる。

私の赤いアウターだけが色付きだ。

下山は同ルートで、

自らのトレース上を下った。

登りで苦労したルートも、

トレースの上を歩くのは楽で、

容易に駐車地に着いた。

雪は深いが、

時間があるのでもう一座!

直近の三角点ピークへ。

 

 

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2025.2.11 『登沢』(ノボリサワ・364m)  こんな日もあるさ~

 先週私の4連休最終日は、

最近色々とやらなければならないことが続き、

なかなか同行出来ないHiromiと出かけることになっていた。

 この朝までに30cm降り積もる、

と天気予報で言われていたが、

起きてみるとそれが0!

全く降らなかった。

天気予報の精度の悪さには、

いつもあきれかえるばかりだが、

このように良い方に外れてくれるのは歓迎だ。

 朝Hiromiを迎えに行ったものの、

天気予報が広い範囲での降雪を告げていたので、

どうしたものかと思案した。

そしてとりあえず夕張へ!

そちらの空が明るかった。

ただ晴れ渡る長沼辺りでは、

気温が-21℃と冷え込んだ。

 長沼町から千歳市の北の端を通って、

夕張に向かうのだが、

途中千歳市と安平町の境界辺りに、

「社台ファーム」がある。

ここは競走馬を生産しており、

美しい馬体のサラブレッドが駆けまわったり、

雪の下の草を食んだりしている。

そんな光景を目にし、

ここが日本の馬産地の北限だろうと、

いつも思ってきた。

 夕張に入ると空模様が怪しくなり、

雪も降り出したので、

更に車を走らせ、

むかわ町の「穂別ダム」へと向かった。

しかし、結局は雪から逃げきれずあきらめて、

ダム施設入口を駐車地として、

「登川峠」(三等三角点・573m)に登ることにした。

 車外に出て準備を始めると、

「ピッ」、「ピッ」というエゾシカの鳴き声だ。

その方向に目をやると、

数頭のエゾシカが、

急斜面に出ている草を食べていた。

そして別の斜面にもエゾシカがうようよしていた。

 ダムの駐車地から国道を渡ったところで、

すぐ急斜面に取り付いた。

危うい斜度に耐えながら登って行くと、

エゾシカの足跡とフンがゴロゴロしている。

それを踏まないように歩くのが容易ではない。

 見晴らしの良い急斜面から細尾根を登りきると、

広い尾根の末端に上がった。

ここから広尾根のアップダウンを越えて進むのだが、

雪質が悪い!

例によって体重の軽いHiromiは、

雪面を滑るようにスルスル歩いて行く。

それに対して私は、

Hiromiのスノーシューの跡に合わせても、

ズブズブと沈んでしまう。

一歩一歩深く沈むこの動作は、

ひじょうに体力を消耗する。

すぐに嫌気がさしたものの、

ある程度は進まなければと、

目標を変更して、

「登川峠」の2kmほど手前の、

「登沢」を終点とすることにした。

 ゆるいアップダウンを繰り返し、

徐々に高度を上げ、

四等三角点「登沢」。

Hiromiには一人で「登川峠」まで行くよう指示したが、

「登沢」でやめて一緒に下ると言う。

それですぐ復路に入った。

登りはズブズブできつくても、

下りは楽で早くダムまで下降した。

そしてまだ時間が早いので、

もう一座と言うことにし、

夕張まで戻って、

雪が降りしきる中を、

とある三等三角点を目指してスタート。

しかし新たな降雪が深く、

100mほどでギブアップ!

もうやめて帰途に着いた。

まあ、こんな日もあるさ~

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2025.2.10 『天狗山』(栗山・330m)  困ったときに助かる天狗山!

 先週末からの4連休が始まって、

毎晩雪が降り、

毎朝除雪をしていた。

朝から除雪に追われると、

山に向かうモチベーションがガタ落ちになる。

 

しかし、この日も除雪の後、

重い腰を上げて家を出た。

若干北に向かう予定で出たのだが、

空模様を眺めるともうダメ!

馬追丘陵の上空が境界となり、

その北側は分厚い雪雲に覆われていた。

それで方向を南に変えた。

ただ、この日は午後来客があるため、

早めに帰宅しなければならなかった。

また、毎日降り続いた雪が、

アプローチを容易にできなくしていることは確実だ。

そこでまず外すことのない、

「於兎牛山」に行ってみた。

ところがいつも除雪されている駐車スペースが、

この日は何もされていなくて駐車できず!

もう時間が無くなってきたので、

栗山町南角田の「不動の沢林道」に向かった。

このように駐車スペースに困ったときは、

「不動の沢林道」だ。

「不動の沢林道」の入口手前が、

道々1008号線の終点となっているため、

常に除雪が行き届いている。

この朝も新たな降雪が15cmほどあったにも関わらず、

9時近くになってそこに着くと、

既にきれいに除雪された後だった。

こんな日は本当に助かる。

また、この前日岳友のコズが登っていた情報を得ていたので、

そのトレースも利用できる。

 スタートすると、

15cmほど積もった新雪の下に、

確かに固い層ができていた。

コズのものだろう。

それが結構締まって歩きやすい。

エゾシカの防護柵を越えたところで、

不動の沢に下ってショートカット。

渡渉後トドマツの林を抜けるが、

ここに新しいヒグマの爪痕が残っていた。

更に周りを見回すと、

古いヒグマの爪痕が、

そこら中につけられている。

ヒグマの影の濃いところだ。

 トドマツの林を抜けようとした時、

人工林の植生表示板に目がとまった。

そこに示された植え付け年が「昭和31年」。

昭和31年と言えば、

私が2歳の時で、

当時はこのすぐそばの栗山町南学田に住んでいた。

そしてもの心がついたころから、

この「天狗山」や隣りの「御園山」の方を眺め、

「いつかあの山の方へ行ってみたい」

と思い続けていたことを、

今でもはっきりと覚えている。

 コズの締まったトレースに助けられ、

大変楽に登って行き、

250で右手に現れた「天狗山林道」に乗り換えた。

ここで「不動の沢林道」を直進すると、

間もなく「伊藤の沢林道」に変わる。

その「伊藤の沢林道」方向から、

スノーモビルのキャタピラ痕が続き、

そのまま「天狗山林道」に続いて行った。

これは前日走行したもので。

に楽に歩けることとなった。

 目指すピークが近付くほど、

上空の青空の面積が広がって行った。

そして最後はサラサラと崩れる雪に、

少々難儀して登り、

四等三角点「天狗山」。

時刻は11時を過ぎたところ。

時間が無くなってきたが、

空腹だったので昼食とし、

下山を開始した。

 下山では二か所でショートカットをし、

時間の短縮を図った。

そして急ぎ帰途に着き、

来客の時間には十分間にあった。

この日午後の予定があったにも関わらず、

それに間に合わせることができたのは、

前日のコズの締まったトレースを利用できたからだ。

コズ、ありがとよ!

 

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2025.2.9 『深沢』(フカザワ・212m)  厳冬期にツボ足!

 先日の日曜日は、

近場の広い範囲で雪の予報だった。

それで朝除雪を済ませ、

何とか雪から逃れたく、

安平町へと向かった。

すると長沼町から千歳市に入る辺りで、

狙い通り空が明るくなりだした。

 「深沢」とは安平町早来守田地区の、

東に位置する四等三角点を有する山。

この早来守田地区は馬産地で、

いくつかの広い牧場の風景が見られる。

放牧地に数多くの頭数を放たれる牛と違い、

広い牧場をわずかな数の馬が、

自由に駆け回る。

そんな光景を見ていると、

馬ってなんて贅沢な!

と思うのは私だけだろうか?

また、この地区の一番東の山裾に、

参議院議員橋本聖子氏の実家である、

「橋本牧場」がある。

 早来守田を抜けて、

「知決辺川」に沿って伸びる林道に入った。

そして間もなく現れる巨大砂防ダムの横に駐車した。

林道を外して駐車したが、

フィットで入れるギリギリの積雪だった。

但し、入山はツボ足でよさそうだった。

予定ではこの駐車地からすぐ尾根に取り付くことにしていた。

ところが尾根に取り付こうとすると、

その手前に広がる畑の柵で、

キューンキューンキューンと、

電子音が鳴りだした。

進入者に対する警告音だ。

以前はなかったものだが、

何か問題でもあったのだろうか?

あの異様な音の中を進むわけにもいかず、

すぐ林道に戻った。

そして100mほど奥へと歩き、

そこに現れた崩壊地を登って、

尾根の頭に上がることにした。

 崩壊地の雪はツボ足で歩くのに、

何の問題もなかった。

まるで晩秋の雪の降り始めのような積雪状態だ。

開けた斜面を登って行くと、

背後に安平の風景が広がって行く。

そして登りきって振り返ると、

いい景色じゃないか!

天気も期待通り上々だ!

 尾根筋には作業道の跡が残っており、

それを利用できるところは利用する。

また、その上にエゾシカの踏み跡があれば、

更に楽ができる。

スノーシューを使用しているときは、

細く深いエゾシカの踏み跡にスノーシューを取られて難儀するが、

ツボ足だと十分利用できる。

 笹は深いところや浅いところがあり、

深い部分では中途半端な積雪に、

少々苦労する。

そんなことを繰り返して進むが、

無積雪期よりは楽に歩ける。

この尾根ルートを無積雪期に、

二度往復したことがあるが、

笹むき出しのそちらの方が時間を要した。

 尾根筋は小さなアップダウンを繰り返して伸びて行き、

そんな尾根から遠くの崩壊地を横切るエゾシカが見えた。

そして目指すピークに到着。

四等三角点「深沢」。

樹木に覆われたピークから展望は効かないが、

樹木に葉のない今樹間から遠くの景色が透けて見えた。

 ピークに長居することなく復路に入った。

小さなアップダウンを繰り返すものの、

概ね下る行程は速い。

再び地震崩壊地の上に立ち、

安平の風景を眺めながら昼食とした。

そして急斜面を下って林道へ。

駐車地に着いて片付けを済ませ、

ゆったりと帰途に着いた。

 

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2025.2.8 『停車場上』(テイシャバウエ・249m)  新たな伐採地発見!

 

 一昨日の土曜日、

三笠の「坊主山」に登った後、

道々30号線を上志文まで戻って道々38号線に乗り換えて、

栗沢町美流渡に移動した。

美流渡の市街地のすぐ南側に今回の面白い点名をもつ三角点ピークがある。

それが「停車場上」(三等三角点)だ。

意味はそのまま理解すればいいだろう。

この三角点ピークには数年前にHiromiと無積雪期、

藪漕ぎで登ったことがある。

ルート上もピークも全く展望が利かないので、

もう登ることはないと思っていた。

ところが先月このピークの北側に位置する「送電線」(四等三角点)に登った際、

「停車場上」の辺りに新たな伐採地が生まれたのを目にし、

これは登ってみなくては!

と、すぐに思った。

 美流渡の市街地に入って最初の交差点を市街地側に入ると、

ちょうど車一台分のスペースが、

タイヤショベルに押されてできていた。

これは実にラッキーだった!

地形図を見ても登路に使う尾根の末端に、

その駐車スペースがあった。

 駐車地からスノーシューでスタート。

直前の「坊主山」とは違い、

ちょっと深くスノーシューを取られる。

「ヤバいな」と思いながらも尾根に取り付いた。

そして広い尾根を登って行く。

すると間もなく見たかった伐採地に出た。

いいねえ!

 伐採地を登り中間辺りで振り返ると、

「幌向炭山」(二等三角点・361m)の美しい姿と、

先月利用した東尾根が手に取るように見えていた。

また、前方の純白の斜面には一筋のスノーシューのトレースが見える。

こんなところを登るとはマニアックな人だねえ!

そして伐採地のピークまで上がって振り向くと、

「幌向炭山」の向こうに樺戸山地が美しい姿を見せていた。

それと目を凝らすと「幌向炭山」のピークすぐそばで、

伐採作業が行われているのが見えたので、

コンパクトカメラでズームをしてみた。

伐採作業を終えるであろう今春には行ってみよう!

 伐採地のピークからカラマツの樹林に入った。

するとスノーシューのトレースが、

あちこちに付けられていた。

どうやら二~三人が歩き回ったようだが、

その動きに一貫性がなく、

むやみやたらと方向を変えて歩き回っていた。

しかもそのトレースにはストックを突いた跡がない。

ストック無しで歩き回ったのだ。

またそのスノーシューのトレースはピークへ向かうわけではなく、

ただやたらと歩き回ってそのうちに消えた。

するとトドマツの林に入り一本の大木の幹に、

真新しいヒグマの爪痕が残されていた。

 意味不明なトレースと離れて間もなく、

三等三角点「停車場上」。

展望は利かないが陽射しは十分降り注ぐ。

そこで昼食とした。

なんとも穏やかな天候で実に気持ちがいい。

 下山は同ルートを引き返した。

再び伐採地を下ったが、

本当に景色が良くて気持ちがいい。

また必ず訪れることになる。

そんなことを考えながら駐車地へ。

希望を抱いた風景を堪能し、

誠に豊かな気持ちで帰途に着いた。

 

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