北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.7.28 『ピンネシリ山』(1,100m) 記念登山
今日は私の誕生日。
65歳になり、とうとう高齢者の仲間入りとなってしまった。
そんな人生の区切りとなる誕生日が、
今日の日曜日と重なった。
それで偶然の「記念登山」。
昨日の終業後、いつものようにHiromiを迎えに行き、
「道民の森」一番川地区を目指した。
まだまだ土曜出勤が続くので、
記念登山とは言っても近場の山で遊ぶ。
一番川地区は川沿いにオートキャンプ場があり、
もう子供たちが夏休みに入ったので、
キャンプ場は大盛況の様子だった。
キャンプ場の最奥にある登山届け所で、
Hiromiが氏名を記入していると、
キャンプ場の係員が近付いてきた。
その係員によると、ここ3日ほど結構な大雨が降り続き、
登山口に続く林道が一部決壊しかけているとのこと。
早速車で林道に入ってみるとなるほど、
以前にも大雨で決壊した箇所にまた段差ができていた。
ハイエースで越えられなくもないが、
なにしろまだ購入して6,000kmしか走っていないこの車、
下回りを土砂にこすりつけることは避けたい。
その場から少し戻ったところで車中泊とした。
ところがこの車中泊がまたひどかった。
暑いのよ!
車の窓は前も後部座席も網戸にしている。
しかし暑くてエアコンをかけずにはいられない。
結局寝るときもエンジンをかけたままで、
夜中の2時ころに目覚め、エンジンを切った。
そしたらムア~ッと湿ってぬるい空気が窓から入ってきて、
とにかく不快で暑く・・・
今朝5時にアラームをセットしておいたが暑くて寝ていられず、
我慢しきれなくなったHiromiが先に起きだした。
そして車の温度計を確認すると23℃!
朝方の最低気温が23℃だもの暑いはずだぜ!
予定よりずいぶん早く、
5時30分、駐車地をスタート。
登山口までの約3kmを歩いていると、
キャンプ場係員の情報以上に林道は問題を抱えており、
クロカン四駆でなければ登山口までまともに入れないので、
くれぐれもご注意のこと!
6時15分、登山口。
すぐに現れる渡渉点は走ってクリア。
辺りは湿った空気に覆われて暑く、汗が滴り落ちる。
その後は汗を流しながらモクモクと登って行くが、
林道の様子は年々変わっていく。
かつて車が自由に往来した林道は、
その路面を町の草であるオオバコが密生する。
3箇所の渡渉点を問題なくクリアするも、
高度を上げるほどに辺りを包むガスが濃さを増す。
あとは何も見えない中をただ淡々と登り、
8時05分、『ピンネシリ山』。
頂上の冷たい風に当たってようやく涼しくなった。
下山も高度を800m以下に落とすまで濃いガスで何も見えない。
ただ淡々と下る。
そして9時55分、登山口。
それから林道を歩いて、
10時35分、駐車地。
こんな山行でも、我々は歩行距離約18kmの結果を得て満足。
そしてやはり「サイゼリヤ」で反省会!
2019.7.21 『幌向岳』(836m) 残念ながらここも廃道だ
この週末も土曜は出勤日。
週一しか休めない日々がこの先まだ三週間続く。
なげぇよ~
昨日の終業後Hiromiを拾って栗沢町万字に向かった。
土曜の夕方まで仕事をし、
日曜しか休みがないとなると、
どうしたって遠出する気にはなれない。
近場で面白いところはないかと地形図を眺めていると、
ふと『幌向岳』に目がとまった。
積雪期には東の国道452号線から何度か登ったこの山だが、
改めて地形図を見ると頂上まで夏道がつけられている。
それでは登ってみようと思ったわけだ。
ただ廃道の予感も合わせて抱いていた。
万字にはよい車中泊地がないので、
一旦夕張まで走って車中泊。
今朝5時に目覚ましを合わせたものの、
全く起きる気になれず、1時間近くウトウトして過ごした。
Hiromiもまた同じで、結局我々は疲れているのねえ・・・
今朝7時10分、万字の林道入口をスタートした。
入口を見る限り草が生え放題で荒れた感じだ。
その後林道は草が被ったりなくなったりを繰り返す。
Hiromiは二ヶ月続けてダニに噛まれているので、
さすがに今回は長ズボンを着用している。
林道は蛇行しながら徐々に高度を上げて行く。
そして7時50分、最初の林道分岐を迎える。
地形図通り右に入って更に高度を上げてゆく。
この林道には伐採箇所がないので、
常に樹林に囲まれた中を歩くため、
視界が開けるところがない。
従って短調で退屈な歩行が続く。
すると8時15分、CO.600で地形図にはない分岐が現れた。
これは勘で進むしかない。
右手の林道を選んで進むとすぐに「幌向岳」への手書き標識が現れた。
どなたかが付けて下さったものだが、
この状況ではホッとする場面だ。
そして林道は更に荒れてくる。
草だらけでヒグマのフンが頻繁に現れる。
8時30分、CO.640で登山口。
ところが2~3歩立ち入ると笹薮だ。
先に目をやると白樺の木にピンクテープが付けられている。
明らかにそこに登山道が存在していたことを思わせる。
しかし今はただの笹薮だ。
廃道を確認して撤退を決めた。
しかし簡単には諦めきれない私があちこち歩き回り、
尾根筋で笹の薄そうなところを探していると、
30mほど後ろから着いてくるHiromiが突然、
「帰るわ!」
「いきなり帰るわって、今か? 一人でか??」
こいつは全くわけがわからん。
ただ、この二ヶ月の間にダニに二回噛まれ、
ウルシにもやられているから、
もう藪こぎはまっぴらといったところだろうと想像はできる。
林道に戻ってくてくと下山を開始。
相変わらず見通しのきかない林道を淡々と下って、
10時35分、駐車地。
途中セイコーマートのホッとシェフで昼食をとって帰宅。
そしてこのあとの締めはやはり「サイゼリヤ」で反省会!
2019.7.14 『宿弗山』(しゅったやま・867m) やったぜ、Hiromiが1000回登山を達成!!
この日Hiromiが通算1,000回目の山登りを達成した。
おめでとうHiromi!!
よく頑張った!
世の中三連休の週末は、やはり土曜も仕事の私。
そして今日の「海の日」も出勤日となっていたが、
そこまではお付き合いしきれないので、
あらかじめ休みを取っておいた。
土曜の終業後、Hiromi を拾って夕張に向かった。
天気予報で日曜日は雨。
夕張に足を留めて様子をみることにした。
そして目覚めた日曜日の朝、
上空に青空が広がっていたので驚いた。
それでその日の予定通り、
『宿弗山』を目指すことにした。
『ハッタオマナイ岳』の少し南に位置するこの山は地形図で拾った。
どこかに面白そうな山はないかな?
と地形図を眺めていて目にとまった。
頂上のすぐ脇を林道が走っているため、
藪こぎが大嫌いな私でも頂上に立てそうだった。
そんな『宿弗山』には地理院地図にも、
「しゅったやま」とフリガナがふられている。
でなければ絶対に読めない山名だ。
日高山脈の主峰『幌尻岳』(2,052m)の「額平川コース」出発点となる振内町から、
林道「仁世宇川沿線」に入った。
狭い林道だが路面はしっかりしている。
「仁世宇三号橋」を渡ってしばらく走ると、
標高215mで地形図通り分岐が現れた。
これを「シュネナイ林道」に入る。
そして少し進んだところに駐車地を見つけ、
そこから徒歩で登ることにした。
9時15分、駐車地をスタート。
10分も歩くと目の前にゲートが現れ、
ナンバーキーでしっかりと施錠されていた。
足元の路面には大型トラックのタイヤ痕や、
重機のキャタピラ痕が残っており、
上部で何かの工事が進められていることを連想させる。
湿気を含んだ空気が暑く、汗が吹き出してくる。
それでも初めて歩く上、明るく開けた林道を歩くのは楽しい。
30分ほど歩くと伐採された木材の集積場が現れた。
木材が山積みされた風景を眺めるのはいい。
大小様々な太さの丸太がきっちりと、
見事に積み上げられている。
そんな光景をこの後何度も目にすることとなった。
つまり前述のタイヤ痕、キャタピラ痕は森林伐採と、
木材搬出のために残されたものだと知った。
それもすごい面積で同時に行われており、
たまたまこの日が日曜日だったから全ての作業を休んでいたものの、
今日だったら作業が再開されて、
登ることを関係者から静止されたかもしれない。
二人して運が良かったことを喜んだ。
林道はCO.820で『宿弗山』に続く尾根の頭近くに達した。
そしてそのまま林道を進むのだが、
ちょっと様子がおかしい。
記憶していた地形図より林道が尾根筋の低い部分に続いている。
HiromiのGPSで確認してもらうと、
やはりもう一段上に林道が走っていることになっている。
首をかしげながら予定の『宿弗山』基部を通り越して、
辺りの様子を見ながら先に進んでみることにした。
しかし11時05分、林道終点に達してしまった。
駐車地より7.5kmの道のりだった。
再びCO.800の『宿弗山』基部まで戻り、
長袖シャツと長ズボンを着込んだ。
嫌な藪こぎだが、『宿弗山』の頂上部が木の間越しに見えている。
この状況で登らないわけには行かない。
先月ダニにやられたHiromiもしぶしぶ雨具の上下を着用した。
11時35分、いざ突進!
笹ばかりの薮は思ったほど密生しておらず、
あとから着いてくるHiromiもそう苦労しているようには見えない。
まあ、いずれにしも70mほどの藪漕ぎだから、
そう時間がかかるわけではなく、
11時55分、遮るもののない頂上に飛び出した!
すぐに腰まである笹の中から三角点を探し始めた。
そしてそこには三角点だけではなく、
小さいが立派な頂上標識が隠れていた。
これがHiromiにとって記念すべき1,000回目の山登りとなった。
私と知り合ってちようど6年で達成した1,000回登山。
私が1,000回を達成した年齢より2年早い1,000回となった。
それにしても初登の山で輝かしい1,000回を迎えられたのはよかった。
納得のゆく豊かな気持ちで下山を開始。
林道に戻ったところで昼食をとった。
すると雨がポツリポツリ・・・
とうとう来たかという感じだが、
ここまで降らずにいてくれたことに感謝!
その後雨は激しさを増したが、心は変わらず豊か。
13時50分、駐車地。
ちょうど雨が小降りとなったので、
急いで片付けを済ませて「びらとり温泉」に向かった。
雨はその後も降り続き、
この夜の車中泊地である樹海温泉「はくあ」近くに着く頃になって、
ようやく、なんとかかんとか上がった。
「Hiromiおめでとう!」で乾杯!
私はのどごし生をグイグイ飲み、
Hiromiもまた冷えた麦茶をゴクゴク喉に流し込んだ。
よく眠れた夜が過ぎ、今朝『坊主山』に登る準備をしていると、
Hiromiが「耳が痛いんだけど、どうにかなってない?」と聞いてきた。
それで見てみると、なんと耳たぶにマダニが食いついているではないか!
こういうときでもジタバタしないのがHiromiのえらいところだ。
肝が座っているのか鈍いのか・・・
最近はマダニの媒介による脳炎が心配される。
山は中止してすぐ病院に走った。
Hiromiはひとりで行くと言ったのだが、
今回は気の進まないHiromiを笹薮に連れ込んだ責任がある。
北広島市の救急外来(外科)まで送り迎えをしてダニを摘出した。
Hiromiは先月もダニに噛まれて病院に行っている。
今年は既にダニ2回にウルシかぶれだ。
新しいハリアーがやってきて運勢が上向くかな、
と思っていたのだが、まだまだのようだ。
まあ、とりあえず「サイゼリヤ」で乾杯!
2019.7.7 『樽前山』(西山・994m)~(東山・1,022m)~「932mP」 達成3500回!
土曜の終業後、
Hiromiを拾って支笏湖畔の支寒内(シシャモナイ)に行って車中泊。
日曜の朝6時05分、
シシャモナイの作業道入口ゲートをスタートして『樽前山』を目指した。
『樽前山』に登るときは常にこのルートで、
7合目登山口へはもう10年以上行っていない。
人と車がごちゃごちゃの7合目登山口には足が向かない。
シシャモナイからは歩く距離も往復20km程になるのでいい。
スタート時は湖にもガスが広がって、
天気予報が言うほど良くない状況だった。
林道を歩いていくと、倒木で車両が通行不能箇所が現れた。
そのときはまだ事の次第が飲み込めず、
「また倒木かあ・・・」程度に感じていた。
ところが「苔の洞門」(現在は立ち入り禁止)から伸びる枯れ沢が近付くと、
突然大量の倒木で行く手を阻まれた。
そしてそこでハッと気がついた。
昨秋の風台風(かぜたいふう)で馬追丘陵が倒木の嵐に見舞われたように、
この地も同様の被害を受けたのだ。
昨年の同時期以来ここを訪れたことがなかったので、
そんな大きなことが頭から抜けていた。
この森は今から15年前の風台風で、
凄まじい面積の木々がなぎ倒された。
そのときにこの作業道も倒木が広く塞いでしまったのだが、
1年後きれいに除去されて、作業車が走れるまで回復した。
しかし今回は15年前より更にひどい。
人一人がどうやっても越えられない倒木群!
樹林の中を大きく迂回して枯れ沢に出た。
この森には植生として笹がなく、
細いブッシュがまばらに生えているので、
その気になればどこでも歩けるのがいい。
今回は5月にこのルートをひとりで歩き、
最終的に行き詰ってしまったHiromiの足取りを検証するのが最大の目的。
しかしHiromiはその場その場で、
あっちに行った、こっちを歩いたというものだから、
検証もなにもあったもんじゃない。
ただ樹林が切れて自然庭園に出る頃になって、
ようやく東側のピークを目にして、
「ここまで来て引き返した」というのを聞いて納得した。
自然(樹林)の中で地形や山並みを見ながら、
自らの位置確認をすることができたことで、
その日のHiromiの行動は成長したとエールを送る。
樹林帯を抜けて外輪山を目指すのだが、
だんだん低いガスに近付き、
8時25分、外輪山北の端。
辺りはすっかり濃いガスの中。
ここで考えたが、ガスに包まれた中を歩くのはいったいいつ以来だろう?
とにかく今年は天候に恵まれてきた。
それを考えると腹も立たず、ただ淡々と『西山』を目指す。
そしてその急登で背後に気配を感じて振り返ると、
なんか派手なパンツをはいた若者が両手ストックで上がってくる。
それで追い越しやすいように端に寄って登るんだが、
後ろにぴたりと付いても前に出ない。
「変な奴だなあ」と思いつつ前を行くHiromiが、
「Amigoさんですよねえ?」という若者の問いかけ。
一瞬驚いたが、私のブログを見ていただいている青年(?)だった。
そしてその場で一緒に私の「3500回登山達成」記念撮影に収まってもらった。
一緒に写真に収まった青年は、
Yamada君と言って、『樽前山』から近い富川から来た。
『西山』からは同じく『東山』まで行くとのことなので、
しばし同行することとなった。
9時30分、『東山』。
風が強くてカメラの三脚が立てられない。
『東山』でYamada君と別れて『932mP』へ。
外輪山の登路からここまでガスに覆われなんにも見えない。
すぐに下山を開始し、
いつものように登山道を離れて外輪山をトラバースしながら西に進路を取る。
そして樹林帯を抜けてきた登路に合流。
あとは淡々と下るのだが、
枯れ沢と合流してからの下山が、
ショートカットしようと樹林帯を歩いていると、
突然倒木群が進路を塞ぎ、
ずいぶん無駄に歩かされることになった。
しかしそれも一種の喜び!
この辺りの地形をより一層把握できることになる。
最後は「コケの洞門」と、その入口付近を上から眺めて、
12時05分、駐車地。
夕方から当然「サイゼリヤ」で二人打ち上げ!
私は今日節目となる「3500回登山」を達成したが、
Hiromiもまた近日大きな節目を迎えることになる。
2019.6.30 『イルムケップ山』(864m) 思いがけない一座へ!
土曜の午後赤平に移動して「エルムの湯」で汗を流した。
そして赤平市百戸から林道に入るのだが、雨が降り出した。
強くはないが止むことはなかった。
北の深川市と南の赤平市の間には、
独自の山塊が形成されている。
その最高峰が『イルムケップ山』である。
標高こそ低山の域を出ないが、
特徴のあるその姿は遠く札幌方面からも確認することができる。
この山には積雪期にスキーやスノーシューで登ってきた。
しかし無積雪期には登ったことがなかった。
と言うのも、この頂上に立つためには、
深川市の音江連山、『無名山』の頂上より続く登山道を利用しなければならず、
いつ見てもすっぽりと笹が覆っているので、
とても足を踏み入れる気にはなれなかった。
ところが土曜の『神居尻山』登山道を歩いていてふと思い出した。
赤平側にも登山道があるじゃないか!
そのことが長い間頭から消えていた。
私は昭和52年、大学を卒業と同時に「札幌トヨタ自動車㈱」に入社し、
新車課のセールスとして滝川支店に配属された。
そこで2年間赤平市を担当したことがあった。
そのときに周辺の林道を車で走り回り、
『イルムケップ山』の登山口までも行ったことがあったのだ。
当時はまだ林道ゲートが普及しておらず、
どこでも好きに走り回ることができた。
もう40年も前の話しだ。
登山口の約5km手前に鎖のゲートがあり、
「進入禁止」と書かれていた。
しかしその鎖は地面に落ち、出入りが自由な状態だ。
だがそれ以上奥に入ってしまうと、
歩行距離があまりにも短くなってしまうので、
ゲート近くで車中泊し、
翌日はゲートから徒歩でスタートすることにした。
日曜の朝6時55分、地面に落ちた鎖のゲートをスタート。
空はどういうわけか青空だ。
前夜に二人で話していた、
翌朝になっても雨が降り続いていたなら、
馬追丘陵に戻ってトレーニングするべと。
天気予報も雨だと言っていたものだ。
相変わらず精度の低い予報だが、
晴れたのはラッキーだった。
明るい林道を快適に歩いていく。
車が来る気配は全くない。
30分ほど歩くと伐採されたところに出た。
広く伐採されたあとに苗木が植林されていた。
広いところ大好きの私はこの伐採された風景が好きだ。
そして濃い緑が美しい!
伐採箇所はその先にもあり、
思いがけず素晴らしい風景を目にできた。
もしこの風景がなければ、
ただただ見通しのきかない樹林帯を黙々と歩くだけだった。
8時05分、CO.802で登山口に着いた。
ここで林道を離れるのだが、
正直なところ廃道では、と心配していた。
ところが笹刈りされ、登山道としてきっちり維持されている。
平坦な林道を歩いて急に斜度が増すと、
なかなかきつい登行だ。
1kmちょっとをヒーヒー言いながら、
この日もHiromiの後に続く。
頂上目前で背後に空知平野の風景が広がり出す。
8時35分、『イルムケップ山』。
頂上からは北の風景だけが背の高い笹で遮られているが、
他方面は全て見渡せる。
やはり積雪期とは全く異なった風景を目にして満足!
いやあ、天気予報が外れてくれて良かったなあ!
下山は同じ林道を戻ったが、
帰宅して地形図を確認すると、
別の林道をたどることもできたようだ。
次回は別のところから登ってみよう。
下山の途中でまた伐採地を目にするが、
広く伐採された中に、ポツンポツンと立木が残されている。
それを目にして私が、
「あれは景観を考えて残したのだろうか?」
と言うとHiromi、
「(切るのが)かわいそうだったのかなあ?」
おいっ!
いいかげんにしてくれ!!
10時05分、駐車地。
思いがけなく蘇った記憶と外れた天気予報のおかげで、
大変満足のゆく山行となった。
一旦帰宅し、ゆっくり後片付けをして、
夕方いつもより早めの「サイゼリヤ」!