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2021.11.6 『累標』(るべしべ・275m)  小沢から尾根をつないでピークへ

 今回の週末は、

土日とも天候が安定している方へ。

札幌以北は土曜の夜から、

雨とのことだった。

 土曜日の朝Hiromiを迎えに行き、

むかわ町穂別に向かった。

穂別で未踏の三角点ピークを目指すつもりだったが、

現地に行ってみると、

もう終わっているだろう、

と予測した山への町道で、

いまだ工事が続いており、

立ち入ることがかなわなかった。

それで直近の未踏三角点に変更した。

それがむかわ町泉地区から入る、

「累標」だった。

「累標」に登るために考えたルートが、

「カツケン沢川」に沿って奥行きの距離を稼ぎ、

「累標」に続く主尾根から派生する、

数本の尾根の何れかに取り付く、

と言うもの。

8時55分、道々脇の、

「カツケン沢川」に沿って伸びる林道の、

入口をスタート。

「カツケン沢川」に着いてみると、

地形図にはない林道がそこにあった。

しかしこの林道は、

目の前の渡渉点で消えていた。

 「カツケン沢川」は水量が少ない、

まあ小川と言って良い程度の沢だった。

その沢筋に沿って進む。

大きな石があるわけではないので、

快適に歩を進めていく。

沢筋には大型クロカン四駆が走行した跡が、

わずかに残っていた。

また林道の名残が残っている部分もあった。

 歩き出して1kmほどで、

9時30分、右岸の尾根に取り付いた。

藪のない快適な尾根を登っていく。

細尾根は両側が、

スッパリと切れ落ちた部分もあり、

決して気は抜けない。

また、主尾根に近付くにつれて、

松の若木が枝を巡らせて、

鬱陶しくなった。

そして尾根の合流点に達し、

方向を直角に変えた。

こちらの尾根は、

まあ良い尾根ではあるのだが、

ブッシュがうるさいところ、

倒木に阻まれる部分があり、

スッキリとは進めなかった。

 いくつかのアップダウンを繰り返し、

10時40分、三等三角点「累標」

もう木々の葉がほとんど落ちており、

木間越しに周囲の風景が見渡せる。

この日も正に小春日和!

じつに穏やかな空気の中、

早目の昼食とした。

下山は取り付いた尾根の、

二本手前の尾根を下ることにした。

地形図では緩やかと判断した尾根だったが、

実際に下ってみると、

ひじょうに斜度があり、

木々につかまりながら下る。

後ろのHiromiが滑落しやしないかと、

神経をとがらせながらの下降が続く。

何とか無事に下って、

沢床に下り立った時は、

「ホッ・・・」。

あとは広い河原の、

「カツケン沢川」を歩いて、

12時35分、駐車地。

危ない山行ではあったが、

まあ、終わってみれば面白かった。

さて、もう一座へ!

 

 

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