北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2025.7.15 「ご挨拶」 ブログ閉鎖のお知らせ
これまで10年4か月続けてまいりましたgooブログですが、
今秋のサービス終了を受け、
「I am Amigo!」をここで閉じることと致しました。
今後はAmebaブログで、
新たに「Amigoの里山めぐり」を開設することと致します。
10年余りの長きに渡り、お付き合いいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
そして、新たな「Amigoの里山めぐり」を、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
「Amigoの里山めぐり」
2025.6.22 『望来山』(モウライヤマ・326m) 雨から逃れて・・・
先月22日の話しになるが、
この日の朝は、
前夜から降り出した雨が残り、
朝になっても降り続いていた。
しかし予報では午前中のうちに上がりそう。
そこで傘をさして、
短い行程の山に登ることにした。
この朝Hiromiの車を我が家に置き、
当別町から厚田方面へと向かった。
そして厚田へと下りが始まる峠状地形で、
とある林道の入口に駐車。
ゲート前で邪魔にならぬように駐車したが、
日曜日故この林道に入る関係者はいないだろう。
傾斜のある林道を入って行くと、
いきなり木材の集積場だ。
去年もここで伐採が行われ、
木材が集積された場面に遭遇したが、
今年も行われたのだ。
そこに踏み入ったHiromiが、
「う~ん、いい匂い!」。
Hiromiはこの松に刃物を入れた匂いが大好きなのだ。
そして積み上げられた木材には、
品質分類標が付けられていた。
その一つには、
「低質材」と書かれていた。
「低質」などとはっきり書くんだねえ。
木材の集積場から奥の林道へと進んだ。
この頃になると雨も上がり、
蒸し暑くなってきた。
しかし、辺りの緑が美しい。
林道は草付きの荒れた路面が続き、
それが切れると重機によって刻まれた作業道が、
あちこちに走っている。
今後もこの辺りの伐採が進みそうな気配だ。
林道を登りきると分岐が現れるので、
これを右に入った。
荒れた林道が続いて行く。
昨秋Hiromiと、
この荒れた林道を奥へと進んでみたっけ。
最後は笹に飲み込まれて、
進行不能となった。
荒れた林道を進み、
「望来山」の基部に到着。
しかし、たった今まで雨が降り続いていた笹薮には、
到底入る気がしなくて、
「ここでやめるべ!」。
すぐに引き返した。
そして分岐から登路の林道を戻らず、
先へと進んだ。
これを進むと冒頭の木材集積場に下る。
そこで周遊が完結だ。
再び積み上げられた木材を眺め林道ゲートへ。
まだ時間は早かったが、
お互いに色々やることがあったので、
そのまま帰途に着いた。
2025.6.21 『冷水山』(レイスイザン・702m) 今年も咲き誇る花たち!
先月の21日は夕張の『冷水山』で、
咲き乱れる美しい花を楽しんだ。
毎年この時期は、
我々の間でそれが決まり事となっている。
『冷水山』は「MT.レースイスキー場」として知られる山だ。
この山のスキー場には、
毎年無数のフランス菊が咲き乱れ、
それをHiromiと見に出かけるのを楽しみにしてきた。
もともとこのスキー場には、
フランス菊なぞ咲いていなかった。
私がこのスキー場の斜面に咲く花に気付いたのは、
20年ほど前になるだろうか?
その頃ちょうど花が咲く時期に訪れ、
あまりにもたくさんの花が咲いている光景を目にして、
大変驚いたものだ。
但し、その頃そこに咲いていたのは、
ほとんどがルピナスだった。
それも青紫ばかりで、
斜面を青く染めていた。
そこにいつの頃か白いフランス菊が咲き始め、
それがあっと言う間に広がった。
フランス菊は繁殖力がひじょうに強い。
そんな白い花を、
はじめはマーガレットだと思っていた。
ところが、もう10年近く前になるだろうか、
新聞にある写真家の記事が載っており、
「夕張に咲くフランス菊」と紹介されていた。
それでこの白い花たちが「フランス菊」であると知った。
また、英語では、
「シャスタ・デージー」と呼ばれていることも、
自ら調べて分かったことだ。
この日Hiromiとスキー場に足を踏み入れると、
あれっ、なんか変!
花が少ない!
スキー場の下部で咲く花が、
一面の白ではなくまばらだ。
これはどうしたことだ?
もう終わってしまったのか!?
この前週様子を見に訪れた時は、
つぼみが多かったので、
一週間後のこの日は盛期を迎えると予想していた。
Hiromと二人で首をかしげながら登って行く。
その登路の行程でも、
やはり花の数が少なかった。
そしてHiromiは花の大きさも、
高さも今年は足りないと言う。
そう言われればそんな気がする。
私はこの日調子が悪く、
体が辛くてたまらない。
斜度のないところはいいのだが、
ちょっと傾斜が増すと、
急に辛くなってガクンとスピードが落ちる。
片手ストックに頼りながら、
這うようなスピードで登るものだから、
先を行くHiromiとの間隔がどんどん広がる。
そしてHiromiが遠くで立ち止まり、
ヘロヘロで登って行く私を待つ。
今年の2月くらいから始まった、
この突然調子が悪くなる現象については、
いまだにその理由がわからない。
ただ、胸部レントゲン検査や、
心電図をを解析しても問題ないと言うから、
気にせず登り続けているのだが・・・
スキー場の上部まで上がると、
例年通り素晴らしい光景が待っていた。
やはりスキー場の下部では盛期が過ぎ、
この上部で今まさに盛りを迎えたようだ。
純白のフランス菊に加え、
今年はルピナスが異常なほど多い!
ルピナスとフランス菊のコントラストが豪華だ。
その中をヘロヘロになりながら登る私。
しかし、要所で撮る写真は忘れない。
ヘロヘロになりながらも、
周囲の花を楽しみ、
『冷水山』(二等三角点・鹿ノ谷)の頂上へ。
久しぶりのピークだ。
「ようやく座れる~」。
ベンチにどっかと腰をおろして、
「ふぅ~っ!」。
心地よい風を受けながらゆっくりし、
のんびり昼食とした。
下山はまた周囲を埋め尽くす、
無数の花を楽しみながら下った。
登路とは逆から見て歩くのも楽しい。
そしとて駐車地に戻ると、
雨がパラパラと落ちてきた。
いやあ、グッドタイミング!
急ぎ片付けを済ませ、
Hirimiと二人して、
豊かな満足感に満たされて帰途に着いた。
毎年この時期にここは外せない!
2025.6.21 『二ノ沢』(栗沢・279m) 緑に染まる伐採地!
先月の21日は、
夕張の『冷水山』で花見の予定だった。
しかし早い時間に行っても、
花が開いていないので、
一座に寄ってから夕張に向かうことにした。
そこで選んだのが、
栗沢町美流渡の「二ノ沢」だった。
この山は99%林道歩きとなるので、
急に暑くなり出した先月、
軽装で登れる山として選定した。
この朝久しぶりに同行するHiromiを迎えに行き、
栗沢町美流渡に向かった。
そして美流渡の市街地に入る手前で、
「美流渡二の沢川」に沿って、
南に伸びる林道に入った。
この林道の入口が広く空いているので、
そこを駐車地とした。
この林道にゲートはないが、
あえて入口から歩く。
この日は前日の暑さを受けて、
初めから短パン姿で登行するつもりでこの山を選んだ。
ところが現地で車外に出ると、
寒くて長ズボンに替えた。
そしてスタート。
周囲の緑が美しい。
ゲートのない林道だが、
入って来る車はほとんどない。
Hiromiに会うのは二週間ぶりだったので、
その間にあった色々なことで話しがはずむ。
ただ我々の会話は、
なかなかかみ合わないので、
さっぱり先に進まない。
林道入口から1.5kmほど歩くと、
分岐が現れるので、
右の枝に入る。
そしてこの少し上部で伐採地が広がる。
Hiromiも5年ほど前に、
この林道を歩いて「二ノ沢」まで行ったことがあるのだが、
そのときは伐採されておらず、
周囲は全て樹木に覆われていた。
左に広い伐採地の風景を眺めながら歩く。
その途中では林道が弧を描いて進む先に、
「二ノ沢」のピークが見える。
直線的に伸びて行く林道は、
伐採地の最上部で樹林に入り、
左に弧を描きだす。
この頃になると暑くなり、
汗が流れて軽装でスタートしなかったことを悔やむ。
樹林の中の林道は、
弧を描きながら伸びて行き、
林道分岐から2kmほど歩いた地点で、
「二ノ沢」の基部に達した。
そして薄い藪に入り、
四等三角点「二ノ沢」。
周囲を樹木が覆っているため、
展望は全く効かない。
下山は同ルートを引き返す。
樹林の中から再び伐採地に出ると、
Hiromiが何やら花を摘みだした。
小さな野草を摘んで束ねている。
それを家に持ち帰って飾るそうだ。
へぇ~、そんな女性らしいところがあるんだぁ・・・
口から出る言葉は、全て男言葉なのによ!
Hiromiは摘んだ花を、
しっかり手に握りしめて歩いて行く。
そして駐車地に着くと、
丁寧にビニール袋に入れていた。
さぁ、夕張に向かいましょ!
2025.6.19 『御園北』(ミソノキタ・195m) 暑さに負けそ~
先月の19日は栗山町で、
5年ぶりに長い林道を歩き、
「御園山」を往復することにした。
しかし、天気予報は、
気温が上昇し、
7月並みの暑い日になると伝えていた。
なんだか急に気温が高くなりだした。
この朝現地の栗山町御園地区で、
「伊藤の沢林道」入口に着くと、
もう既に暑く、
準備をしながら汗が流れた。
そして林道を歩きだす。
暑い!
汗がふき出る!
林道ゲートの下を潜る。
体をかがめて消耗する!
もうダメ!
この時点で先の長い林道を歩いて行く気が失せた。
やめよう・・・
駐車地から1kmほど歩いて、
方向を左に変えた。
そして濡れた藪を漕ぎ、
伐採地の作業道にのった。
暑いのでこの上の「御園北」に登って帰ることにした。
早く帰って休もう!
もう70歳なんだから、
無理をすることなく、
暑さも徐々に慣らそう。
もう雑草が大きくなった作業道を登って行く。
ここも緑が大変美しい!
しかし暑いので、
汗をダラダラ流しながらの登行だ。
そんな時ふと目にした松ぼっくり!
低い枝についていたものだが、
あの固い松ぼっくりは、
小さいころ赤いのねえ!
70年も生きてきたのに、
新しい発見だった。
しかも、山に5,060回も登ってきたのに・・・
最後は急登を経て伐採地のピークへ。
四等三角点の標石は、
この奥にあるのだが、
もう暑くてパス!
雄大な風景を眺めて下山を開始した。
作業道上に生える雑草が、
年々その密度を増していく。
いずれは歩けなくなるんだろうな。
汗を拭き拭き駐車地に戻り、
まだ早い時間だったが帰途に着き、
10時過ぎには帰宅した。
そしてエアコンが効くリビングで、
ゆっくりくつろいで過ごした。
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