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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

競技のために。

2006-09-04 21:58:48 | Weblog
昨日から何枚か写真をアップしている
青いバイクの話を少し。
実はこのバイクは、日本では一般公道を走行するために
作られたバイクではなく、競技専用車両として
国内で製造、販売されているものです。
もちろん競技専用車両(レース専用)ですので
もともとは保安部品(ウインカーやホーン等々)は
一切付いておりません。
ですから、国内では車両登録をして
ナンバープレートを持つことはできません。

では、なぜナンバーがついた車両がここにあるの?かというと…
それは一旦、国外に出す、または外国で売っている
この車両を買い、日本国内に持ち込む(輸入する)と
通関証明(たしか…ですが)という書類がつき
この書類があると、他の外車と同じ扱いになるらしく
日本国内の法律に違反しないよう保安部品を付ければ
ナンバープレートが取得できるという訳です。
まったく同じバイクが国内でも売られていますが、
こちらは、レース専用車両としてメーカーから
出荷されているため、あとから保安部品をつけても
ナンバーを取得することはできません。
何だか変ですけどね…

まぁ、おかげでレース用車両という、一般公道用のバイクとは
かけ離れたパフォーマンスを発揮するバイクに
堂々と乗れる訳ですが…もちろんそれなりの出費もアリですけど。

日本はレース用の車両が走れる、レースが開催できる場所
というのが非常に少ない国です。
もともと国土が狭いのでしかたありません。
もちろん街中では無理ですし(笑)
そう考えると、いわゆるレース場まで
自走(自分で公道を走っていける)して行ける
この手の車両は非常に便利なんですよね…
本当ならトラックか何かに積んで
移動しなければならないので
金銭的にも助かりますしね(汗)

レース用車両というのは、本当に素晴らしい
パフォーマンスを発揮する乗り物です。
極限まで無駄を削ぎ落とした車体と強心臓、
それを支える足回り。
早く走ることだけを突き詰めたそれは、
一般に売られている同じ排気量のバイクとは
何もかもが違い、初めて乗る人を必ず驚かせます。
早く走るために必要なところにだけコストを集中すれば
まったく違うモノになる…ということです。

バイクに興味のある人は、機会があれば
是非一度体験してください。
バイクがもっと好きになるかも?…です。

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