NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年05月06日(土)

2006-05-06 | 休み

 HDDの消費に励む。まずは今週の『TVチャンピオン』。「デカ盛王」という食事中に見ると食欲がうせてしまうけれど、それ以外の時にはエンターテイメントとして見れる面白い番組。罰金を取るカツ丼を出す大阪の店、ただ一店を除いて、愛というか、何かに取り付かれたように飯を盛り立てて、具を乗せてゆく店。行きたくは無いけれど、見る分には楽しい。食べたいとは思えなかった。

 次に『コナン・ドイルの冒険』。その最終話。評判通り面白い。何といっても最高なのは事件の処理の仕方。じっちゃんの名前を質に取られそうな孫やヤングアダルトなやつ(こいつらが特別じゃなくて日本のサスペンスの類型)みたいに安っぽい正義感を振りかざさない大人の対応には頭が下がる。どうしたら一番ベターか、不幸を最小限に留められるか。そのためには嘘も方便なDr.ベルは大人だ。

 『MOTHER3』がようやく終わった。やっと終わったという感じか。確かにちょっとくるものはあった。以下若干のネタバレを。

 やっぱり弟が死んでいたのももちろんだけれど、エンディングの「こっちの世界は救われた、今度は君の居る世界を救って」というようなセリフには自分の状況に不満ばっかり言って、何も行動に移さない自分には堪えた。あざといなぁ、との思い半分、すごいなぁ、との思い半分。揺さぶられてしまった。向こうからこちらへの語りかけなんて今までほとんど経験したこと無い演出。しかも自分の名前を伴っていわれる励ましのセリフ?には来る。

 でもここがピークかな。あんまり他の部分は没入できなかった。敵の豚マスク軍団がぐらついている。中途半端な感じが否めず、どうも合わない。だから泣けない。

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