NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

障子

2009-12-27 | 休み
朝起きて早めに障子紙をようやく買いに行く。昨日とは違い人気のホームセンターに。そのホームセンターが人気だったからか、凄い込み方で障子コーナーに向かうと驚いたことに一部の障子紙が売り切れていた。欲しかった白無地の障子紙が売り切れ。正直驚く。そうか年内最後の日曜日だし皆障子を張り替えるのだもの。そりゃ売り切れにもなるもの。

どうやらこうやら白無地の障子紙を購入して帰宅。気を取り直して作業に取り掛かる。障子の3分の1を張ってしまっていたので、継ぎ足そうかとも考えたけれど見栄え的にもアレだし、一からやったほうが簡単なので一度剥がしてから新しく張ることに。もちろんこれまでのりだと思い込んでいた障子紙剥がし剤を使って、障子紙を剥がすことに。

さすが障子紙剥がし剤だけあって、すぐにしかも綺麗に古い障子紙が剥がれる剥がれる。気持ち良いくらいに綺麗に剥がれる。綺麗に剥がしたところで昨日取った杵柄でぱっぱとやる。難しいと思っていた障子張りがこんなに簡単だとは思わなんだ。あんまり上手くいったので調子に乗って、張り替える予定でなかった障子も張り替えようと。

今考えると、一瞬立ち止まって考えればよかったんだけど、張り付かないなぁ、おかしいなぁとどばどば使っていたのりだと思っていた剥がし剤はもはやあんまり無くて張り替える予定でなかった2枚の内途中で力尽きる。そしてその際にのりが入った容器に足を引っ掛けてひっくり返す。折れる心。心って案外簡便に折れるのだなぁと、弱いな心め!

今から剥がし剤を買いに行くのもなんだしなぁ、何かで代用できないかなぁ、バイト時代シールを剥がすときはベンゼン使っていたなぁ、とその容器に書いてあった成分表記に目をやると「界面活性剤」とだけ書いてあった。界面活性剤なら食器用洗剤でも代用出来るじゃん!と空になった容器に少しの「ジョイ」と蛇口から出るお湯を入れる。

それを古い障子にかけると、なんともドバドバ出てきて下に敷いた新聞紙までも微妙に濡れる。そりゃそうだ、ほとんどぬるま湯だもの。でも界面活性剤のおかげか、びしょびしょになりつつも思いのほか古い障子紙は綺麗に剥がれた。でもよくよく考えれば、のりは単なるでんぷんでしかないからお湯だけでも剥がれたんじゃないだろうか。でもお湯だとびしょびしょですぐ乾かない。

そして残り少なくなっていたのりをまた水で溶いて、今度はそれまでよりも水多めで、塗って張る。そして剥がすときと同様にびしょびしょに。なかなか障子紙が乾かないし、乾かないと余分を切り取る際にカッターの刃がスムーズに進まずに引っかかってビリと破れる。まぁ100歩譲ってそれでも良いとしても、乾いた後に障子の骨組みから木のエキスか汚れかが染み出て染みに。

おそらくはもともと剥がす際に使った洗剤要りお湯が乾ききらず、その上水分が多くなったのりの乾くスピードが遅いために、木からエキスだか汚れだかが染み出てきてしまった模様。がっかりだ。がっかりだけれど、これで次回から障子張りは上手くできる、はず。障子を剥がすなら、剥がし剤。お湯を使うならよく乾かす。そしてのりは濃い濃度の方が綺麗に出来る。


新しい障子はピンと張っていて、まるでドラムのように閉めるたびに音が鳴る。ソンでもって蛍光灯を新しくした時のように部屋が明るくなる。そりゃ数年振りだものね。綺麗な障子って良い。

JAM

2009-12-27 | 休み
ゼミの時の友達が無事出産というメールが着たので、能うかぎりの文章でお祝いメールをだしました。ですが、その後お子さんの名前を命名しましたとのお知らせメールが。ここで困った。無事に出産と聞けば、無事ご出産おめでとうとか母子ともに健康でよかったねとか言えるのですが(そして実際にそういう趣旨のメールを返信しました。)、名前が決まったと教えてもらった時に何と返せば良いのか全く考えも及びませんでした。

何と返して良いのか、良く分からなかったので返信をスルーしてしまうほどには人情が無いぼくですが、果たして何と返せば正解だったのか。今後の人間関係を円滑に運べたのか。わぁ素敵な名前だねとかでしょうか。と何の気なく打っていて、これが正解だったような気がしてきましたが、もう数日経ってしまったので今更におべっかめいたメールを返すのも気恥ずかしいので多分このままでしょう。

名前に対して何と言えばいいのか。ちょうど従兄弟も出来ちゃった結婚をし、奥さんが無事出産されていましたが、その子の名前が従兄弟の家の亡くなった犬の名前だった時も何と言えばいいのかわかりませんでした。そしてその犬の名前は元をたどるとアメリカのシットコムの『フレンズ』の登場人物の一人から取られた名前。犬を飼ったことが無いからこういう感覚がわからないのかもしれません。


本当にぼくみたいなボンクラ人間には言葉に迷うことが多いです。