新防衛大綱の危険性を知らせるシリーズをニユースで連載したいと思います。
このシリーズは、私なりに新聞や雑誌などの資料を加えて連載する考えです。資料などがありましたら、ご連絡いただけると助かります。
取り敢えず、第一回分は以下の通りです。よろしくお願い致します。
≪はじめに≫
昨年、12月17日に民主党政権がはじめて作成した「防衛計画の大綱」
(以下、大綱という)が閣議決定されました。
この大綱は、自民党政権下の「基盤的防衛力構想(自衛を前提)から
「動的防衛力」(海外派兵前提)に変化しました。当然のことながら、平和
を脅かす仕組みが複数計画されています。
このシリーズでは自衛隊、アメリカ国防省や中国・北朝鮮の動向も踏ま
えて解き明かすことができればと考えています。
≪自衛隊の海兵隊化のすすめ≫
大綱は、自衛隊の「即応性、機動性、柔軟性、持続性及び多目的性」の
強化を図るという「動的防衛力強化」(海兵隊化)を打ち出しました。
陸上幕僚監部の部員は「海兵隊を研究している」と述べ、米軍海兵隊と
共同訓練を重ねており、海兵隊化への自信を明らかにしています。
北澤防衛相も「これからは機動的な展開が求められる。海兵隊のような
ものをどうつくるかだ」と述べていますが、敵国への侵攻部隊が自衛隊に
必要なのでしょうか。