草物盆栽

ケト土造りの鉢で、山野草と樹木を寄せて植え込み、自然の景色を表現。

草物盆栽(根洗い)

2013年02月24日 17時10分51秒 | Weblog

こんにちは、文山草です
朝と昼間の気温が変りません、冷蔵庫以下の温度です。

 草物盆栽(根洗い)は植木鉢を使っていないので、飾る場合は陶板や水盤あるいは地板などに飾ります。飾った草物盆栽がその目的に合うよう陶板などは、形状や色具合など特別に注文して焼いてもらいます。
上の画像は陶板 タテ43Cm×ヨコ33Cm 作者(市貝町在住)益子焼 星野就久
焼成は穴窯で焼いたものです、穴窯で焼く場合は成形→乾燥→本焼の行程で一般的な陶芸は成形→乾燥→素焼き→釉薬染→本焼と「素焼き→釉薬染め」の行程を省略した焼き方です。陶板はむら無く焼成するため平らな板状の上に貝殻などを置いて炎の流れを円滑に廻し、炎と薪の灰に 天然自然の『絵』を描いてもらいます。画像の陶板は左から右へと炎の流れがわかります。
一回の焼成に3昼夜から4昼夜、薪を燃やし続けるため星野氏宅の屋敷には材木屋さんのように赤松をはじめ木材が山と積まれています、それを大型機械でつり上げチエンソーなどで切り薪を作っています。